「純也」
最新 最初 🆕
#126 [あぃみ]
純也から次に連絡が来たのは夜だった。


珍しく夜のほうは休みだったのでりんちゃんと飲んでいた。


「あい、電話だよ?」


りんちゃんはトイレから戻った私に慌てて電話を渡して来た。
それにつられて私は慌てて電話に出た。


「もしー?」


「…久しぶりぃ!」


電話の向こうからは純也の甘い声。でも元気な声

⏰:07/11/08 21:50 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#127 [あぃみ]
「純也?」


一言だけ言うとりんちゃんは心配そうに私を覗き込んだ。
たった今まで純也の話しをしていたから。


純也は気まずさを感じさせないテンポで話してきた


「仕事?何時まで?俺今日そっちの方に用があるから迎え行くよ!!」

⏰:07/11/09 10:25 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#128 [*]
あげ(・∀・)

⏰:07/11/09 22:37 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#129 [るリ]
あげ

⏰:07/11/10 06:41 📱:N900iS 🆔:☆☆☆


#130 [あぃみ]
128さん毎度っありがとう

⏰:07/11/10 09:49 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#131 [あぃみ]
るりさんあげありがとうこれからもよろしくです

⏰:07/11/10 09:50 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#132 [あぃみ]
続き〜


純也は自分が私に言った事など忘れているようだった。
聞きたい事は沢山あるはずで、少しムカついてて、気まずいはずなのに、純也のペースにまた流される私。


「今日は休みでー、今りんちゃんと飲んでるよー!」


「まぢー、じゃ俺も今から行くよ?」


「えっ無理だよ。」


りんちゃんといるんだから… なんて自分勝手なんだろぅ。


「なんで無理なの?男?」


「…男はいないけどりんちゃんといるんだってば!」

⏰:07/11/10 09:58 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#133 [あぃみ]
「無理」と「なんで」のキャッチボールを繰り返していると、りんちゃんが「なんだって?」の顔で私を見た。


私はマイクに指を当てて小声で言った


「純也が来るとか言い出した」


少し驚いた表情のりんちゃん。

⏰:07/11/10 10:01 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#134 [あぃみ]
「まぢ変な奴だね、来るのは全然いいよ?あぃが大丈夫なら!」


優しいりんちゃん。


私は受話器に耳を戻した。


「おーーーい!聞いてんのかよー!電波わりぃのかぁー?」


純也は一人で大きい声を出していた。元気がありあまってる様子。


私は答えた。


「純也?りんちゃん来ていいって言ってくれたよ?」


「おう!当たり前じゃん!」

⏰:07/11/10 10:12 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#135 [あぃみ]
始めの頃はすぐに
「当たり前じやん」と言う純也に腹をたてたり、期待したりしていたけど
純也のこれは単なる口癖だった。時と場合を選ばない。


電話を切るとりんちゃんが身を乗り出して聞いてきた。


「あい?大丈夫なの?私だったら調子のんなとか言われたらまじ潰すけどね!まぁそこがあぃの優しいいいところなんだけどさ。優しすぎるのもよくないよ、使われて終わる。あぃが聞けないならあたしが純也に聞いてあげるよ!」

⏰:07/11/10 20:32 📱:911SH 🆔:☆☆☆


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194