○ビー玉ラバーズ○
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#360 [向日葵]
「そっか。仲良くしてね千広ちゃん。」
なんと可愛らしい人なんだろうかね……。
そうかー桜井君とクラスメイトだったのかー。
この子モテただろうなぁ……うらやましい……。
「桜井君。同窓会の手紙来た?」
「あぁ。でも俺行かないから。」
なんか……私邪魔みたいだな……。
少し胸が痛むのを感じながら、私は両耳にイヤホンをはめた。
そしてなるべく2人の会話を聞けないように音量を上げる。
:07/11/11 01:10
:SO903i
:☆☆☆
#361 [向日葵]
音楽を聞き始めて少しした時、チロッと2人を見た。
旧友と会った2人は、思い出話に花を咲かせているのか、楽しそうに笑って話続けていた。
ホラね……。やっぱりそうだよ。
桜井君は、私と一緒にいて楽しい訳がない。
きっと「覚悟しろ」なんて言ってしまったせいで引っ込み出来ないようになったんだ。
本当は私の事なんて、とうに冷めてるだろうに……。
そう思うと、胸が痛くなった。
:07/11/11 01:14
:SO903i
:☆☆☆
#362 [向日葵]
やっと駅に着いた。
もう1度2人を見る。まだ楽しそうに話している。
じゃあさようならーっと……。
心の中で挨拶して、私は電車を出た。
「千広っ!」
イヤホンの隙間から、私を呼ぶ声が聞こえた。
でもその声に笑顔で対応出来る程大人ではない私は、聞こえないフリをしてその場を去った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日はもちろん長風呂の日だ。
じゃなきゃ家族に八つ当たりしてしまいそうだ。
:07/11/11 01:17
:SO903i
:☆☆☆
#363 [向日葵]
あぁ……自分が嫌いだ……。
どうして私は、痩せてないんだろう……可愛くないんだろう……。
人生はせち辛い……。
「ダメだ……暑い……。」
おのれ夏……。私からリラックスタイムさえも奪う気かこの野郎。
お風呂を上がって部屋に行くと天国だ。
クーラー最高!
などと思ってると、携帯のバイブが鳴り出した。
「あ、暁子ちゃんだ。」
:07/11/11 01:22
:SO903i
:☆☆☆
#364 [向日葵]
暁子ちゃんは大学の友達で、一番仲の良い子だ。
<チロルこんばんわー(。・ω・。)ニュースだよー☆明日の絵画の時間王子様の学校また見に来るってー!>
いらんっ!
そんなニュースいらないから!
ってかあの大学いくら交流あるからって来すぎだから!
<へー……それはまた迷惑な話だ……。来なくていいのに(-”-)>
送信。
私帰り無視しちゃったしなぁ。絶対明日文句言われるんだ……。あぁ……嫌だ。言い訳考えとこう……。
:07/11/11 01:26
:SO903i
:☆☆☆
#365 [向日葵]
――――――……
「もーすぐ来るねっ。」
耳栓、もといイヤホンをつけようとすり私に暁子ちゃんがウフフと笑いながら言った。
「ねー。」
それだけ返すと暁子ちゃんは「もう!」と言った。
「なんでチロルはそうドライなのよー!好きなんでしょ?!」
好きでもなぁ。
昨日のあの子を見てしまったら、余計に返事なんて出来なくなっちゃったよ。
どの口が好きと囁くかっつーの……。
:07/11/11 01:31
:SO903i
:☆☆☆
#366 [向日葵]
――――――

――――――
今日はここまでにします
>>283に感想板がありますんで、良ければ感想お願いします


:07/11/11 01:33
:SO903i
:☆☆☆
#367 [向日葵]
今日はラッキーな事に油絵で何を描くかのデザインを考える為色々な場所に出歩くのがありだった。
良かったと言わんばかりに私は教室から離れた所に行った。
私は景色を描きたかったので携帯で写メを何枚か撮った後、それをイメージした奴を何枚かスケッチブックに描いていた。
しかし……暑い……。
さっきまでクーラーの効いてるとこにいたせいか余計暑い……。
汗が額に浮かぶ。
夏の間だけでも太陽なんか滅びてしまえー。
:07/11/12 01:10
:SO903i
:☆☆☆
#368 [向日葵]
ブーブーとバイブが鳴った。
「ん?」
<暁子ちゃん:チロルどこ?!王子様がチロル探してるよ!>
絶対に行くまい!
行きたくもないし。
メール気付かなかったことにしちゃえ……。
桜井君の学校が去ってくれるまで、ここで待機するしかないっかぁー……。
私がいるのは外にあるベンチ。
教室からは離れてるから見つかる事はないだろう。
桜井君の学校は多分裏門から帰るだろうし……。
:07/11/12 01:13
:SO903i
:☆☆☆
#369 [向日葵]
それにしても……昨日の人可愛かったなぁ……。神崎さんだっけ。
景色を眺めながらイヤホンから音楽に酔いしれる。
ずーっとこんな心穏やかだったらいいのに。
「しんどい……。」
スポッ
「?!」
「何がしんどいの?」
振り向けば抜いた片方のイヤホンを持って、桜井君がそこにはいた。
「返してっ。」
:07/11/12 01:17
:SO903i
:☆☆☆
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