○ビー玉ラバーズ○
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#405 [向日葵]
可愛い子ならまだしも、私みたいなのがいくら引き止めても無駄な事は経験上分かってた事だった。
だから私は何もしなかった。

「私も……桜井君が好きです……。」

涙を拭いていると、桜井君の香りが近づいた。
すると、私は抱き締められていた。

「あーもー良かったー!俺疲れたっつーの!」

涙が大分おさまった頃、桜井君は私を離してくれた。
そして優しく笑って私を見つめる。

⏰:07/11/12 10:12 📱:SO903i 🆔:☆☆☆


#406 [向日葵]
「千広はさ、自分が嫌いみたいに言うけど、俺は千広が可愛いと思うよ。外見とかそんなんじゃなく、全部大好き。」

「それに。」と言って、桜井君はクククと笑った。
なんだろうと私は首を傾げて桜井君の言葉を待った。

「千広随分前から俺の事好きでしょ?」

「……っ?!」

顔が赤くなるのが分かる。

「ど……っどうして……!」

「言葉遣いだよ。冷静さなくなったら、いつも千広は普通に喋るの。だから神崎が現れたりした時、もしかしたらヤキモチかなぁーって。」

⏰:07/11/12 10:16 📱:SO903i 🆔:☆☆☆


#407 [向日葵]
知らなかった。
自分がそんな事になってるだなんて……。

「ひ、……引かないで下さいね……。」

「何が?」

「私、こう見えて……ものすごいヤキモチ妬く人なんです。」

すると桜井君はアハハハハ!と笑った。

「引かないよ。可愛いじゃんか。」

私は顔が赤くなっていった。




今日も相変わらず何も変わらない1日。

⏰:07/11/14 02:01 📱:SO903i 🆔:☆☆☆


#408 [向日葵]
でも隣には、いつの間にか大好きな人が……。

私達は今日も手を繋いで笑い合い、一緒に歩いている。





19年で、一番の宝物です。

⏰:07/11/14 02:03 📱:SO903i 🆔:☆☆☆


#409 [向日葵]
ビー玉ラバーズ*スペシャルストーリー1*きらきら











あぁ……。

「いいかー。今回のテストで赤点があった奴は冬休みな最初、追試だからなー。」

クラス中から非難の声が続々上がる中、私は下を向いて目を見開いていた。

⏰:07/11/14 02:10 📱:SO903i 🆔:☆☆☆


#410 [向日葵]
皆さん、お久しぶりです……。
只今氷河期が一気にやって来た東雲 友姫です。

久しぶりなのにテンションが低くてすいません。
でも私に大変な事が起こってしまいました……。

「友姫!テストどうだった?」

「ちょ、アンタなんでそんな顔色悪いのよ!」

「秋帆……律ぅ……。」

ご存知友達の秋帆と律です。

「友姫……もしかして……。」

「ウン……律正解……。」

⏰:07/11/14 02:14 📱:SO903i 🆔:☆☆☆


#411 [向日葵]
そうなのです……。

私、東雲 友姫は……、人生初の赤点を取ってしまったのです……っ!!
しかも悲しいかな苦手な数学……。

私のテンションは谷底へと消えていきました。

「友姫ちゃん赤点取っちゃたの?」

「あ、佳苗ちゃん……。」

佳苗ちゃんはフワフワした髪の毛を揺らして心配そうに私の顔を覗き込んだ。

私はうなだれながら小さく頷く。

⏰:07/11/14 02:18 📱:SO903i 🆔:☆☆☆


#412 [向日葵]
「友姫ちゃんお揃い!俺もだよ!」

「暁頭悪そうだもんな。」

「アンタも人の事言えないでしょ直。」

皆ありがとう……勇気づけてくれて。
でも赤……赤……赤点だなんて―――っ!

「え?友姫、お前赤点取ったのか?」

「あ……珊瑚君……。」

私の大事な人、珊瑚君。
綺麗な容姿を私に近づけ、心配そうに私を見ている。

⏰:07/11/14 02:22 📱:SO903i 🆔:☆☆☆


#413 [向日葵]
「ごめんなさい。せっかく珊瑚君が教えてくれたのに……。」

数学が苦手な私は、珊瑚君に教えてもらいなんとか勉強出来ていた。
今回は結構出来たと思ったんだけど……。
痛恨の計算ミスが響いてあえなく

「「「赤点……。」」」

皆が口を揃えて言うので私はさらにうなだれた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

頭に石が乗っているかのように私は下を向いて落ち込んでいた。

「友姫。元気出せって。」

廊下の窓で珊瑚君と2人で喋っていた。

⏰:07/11/14 02:27 📱:SO903i 🆔:☆☆☆


#414 [向日葵]
「だって計算ミスですよ珊瑚君……。ミスしすぎて赤点って……。」

自分がいかに抜けてて馬鹿かが分かる。
思わず現実逃避したくなるほどに。

すると頭をポンポンて軽く叩かれた。
見れば珊瑚君が頭にその大きな手を乗せている。

「追試なら問題がまだ簡単だから。大丈夫だ。教えてやるから。な……?」

その優しい微笑みにキューンとさせられながら私はコクリと頷いた。

「頑張る……。」

⏰:07/11/14 02:31 📱:SO903i 🆔:☆☆☆


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