○ビー玉ラバーズ○
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#505 [向日葵]
少しだけ口からクチュッといやらしい音がしたかと思うと、セツナの唇は離れた。
息が上がってる私に対して、セツナは余裕しゃくしゃくだ。
「この……スケベ蝶々……っ!」
「そのスケベ蝶々とやらを好きなのはお前だろ。」
勝ったと言わんばかりに笑い、私を見下ろす。
それが何だか気に入らない……。
……よし。
私はまだフラつく足を叱咤しながら立ち上がり、階段へと行った。
:07/11/27 00:01
:SO903i
:☆☆☆
#506 [向日葵]
後ろから私の足取りを面白おかしく思いながら、セツナはついてくる。
階段を上がり、自分の部屋に入る。
と、その前に……
「セツナ。ここから先、立ち入り禁止ですから。」
「は?何を言ってるんだ。」
「ラフィーユ達が帰ってくるまで私は課題の残りやってしまいますから。」
「また課題か?!お前俺を暇で仕方なくして殺す気か?!」
そんな事で死んだ人は見た事ありません。
:07/11/27 00:05
:SO903i
:☆☆☆
#507 [向日葵]
私はそんな不満タラタラのセツナをギロリと睨み、もう一言。
「早く課題が終わればそれだけセツナと遊べるんですよ?なら我慢です!忍耐って言うのがセツナには足りないです。」
そう言ってからバタンと扉を閉めた。
私勝利ぃぃっ!!
と高く拳を上げた。
「納得出来んっ!」
セツナ再び登場。
まだ扉前にいた私はセツナのせいで思いきり後頭部を打った。
:07/11/27 00:09
:SO903i
:☆☆☆
#508 [向日葵]
「今遊んでも別にかまわんだろ!なのに何で俺ばかり我慢しなきゃならないんだ!」
「とりあえず頭ぶつけた事謝って下さい。」
そんな私の非難の声も聞かず、セツナは私のベッドにボスッと寝転がった。
長い足を組み、無言でも分かるこの圧迫感……。
「私が納得するまでここに居座ろうたってそうはいきませんよ。」
セツナをじとっと睨みながら言った。
セツナは涼しげな顔で目を瞑っている。
どうやら動く気がないらしい……。
:07/11/27 00:14
:SO903i
:☆☆☆
#509 [向日葵]
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今日はここまでにします
>>283に感想板がありますんで、良ければ感想お願いします


:07/11/27 00:15
:SO903i
:☆☆☆
#510 [向日葵]
そういえば……説明するの忘れてましたね。
初めて私達を見る方は、さっきから「あちらの世界」やら、「飛んでいった」だ、「エロ蝶々」だと言っても何がなんだか分からないでしょう。
簡単にご説明しますっ。
あまりにファンタジックなので「何が何だか」と思うかもですが、頑張ってついて来てください!
ここに寝ているセツナという人物。
実は黒蝶族という自然界ではほぼ頂点に近い存在の方なんです。
……はい!そこで最早「はい?」とか思わないで下さい!私だって最初は信じられなかったんですから!!
:07/11/27 22:11
:SO903i
:☆☆☆
#511 [向日葵]
と言うわけで話を続けます。
彼等には伝説の存在、「蜜乙女」と言う人がいます。
なんでもその人は黒蝶族の運命の人らしいのですが、現れるのはとても稀な存在らしいです。
そこで私とセツナの関係に結びつくのです。
早い話が私がその「蜜乙女」だったんです。
最初、私はそんな義務的関係は断固として受け付けませんでしたが……。
セツナは「蜜乙女」としてではなくちゃんと「私」として見てくれてるんです。
:07/11/27 22:16
:SO903i
:☆☆☆
#512 [向日葵]
そんなセツナの真っ直ぐな想いに惹かれた私は……今じゃこんな関係で……。
家に住んでいるのを説明するのはまた長引いてしまうので……本編を読んで下さると嬉しいです。(宣伝?)
と言う事で、特別編の話に戻りますっ。
一向に動く気配がないセツナを見かねて、セツナの両手を引っ張ってみる。
「出て…って…くだ…さい…よっっ!」
「いーやーだーねっ!」
:07/11/27 22:20
:SO903i
:☆☆☆
#513 [向日葵]
「課題が済まないでしょ!私を留年さす気ですか!」
すると少しずつ引きずられているセツナは、不満そうに顔を歪めると、さっと私の手を払い、起き上がった。
一際長い指でパチンと鳴らすと、急に風が吹いてきた。
「あ!風さん達!」
風さんとは、セツナの下僕の妖精さんで、ほんの2センチ程しかないんです。
セツナはなにやら風さんにこしょこしょ話。
この時、無理矢理にでも聞いておけば良かった……。
:07/11/27 22:25
:SO903i
:☆☆☆
#514 [向日葵]
私が黙って見ていると、風さん達は私の机に移動。
すると……
ビュオォォォォ!!!!
急な突風に、部屋の中があれる。
目も開けれない状態の中、私は見てしまった。
空気抜けの為に開けておいた窓から、課題専用の紙が飛ばされてしまうのを。
「!!……っちょ、待ってぇ!!」
叫ぶ頃には、風さん達と一緒に、紙はどこかへ飛んでいってしまった。
唖然と窓の外を見る。
:07/11/27 22:29
:SO903i
:☆☆☆
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