‐呪*画像‐
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#56 [由利]
由利は、
その画像のせいで
希望を害し、
ご機嫌ななめになった。
サイトをつつくのを止め
携帯を閉じ机に置いた。
そしてベッドに
寝転がった。
…暇だな〜。は〜。
:07/10/28 22:02
:W53T
:☆☆☆
#57 [由利]
何もせず、ただボオーッとしていると睡魔がきた。
そして由利は眠りについた。
―――――――――
「由利!! 由利!!」
誰かが由利に呼び掛ける。
…誰?もうちょっと
寝させて。
「由利!」
…もう誰よ。
「何?」
:07/10/28 22:16
:W53T
:☆☆☆
#58 [由利]
パチッと目を開けると、ぼんやりした視界には母親らしき人がいた。
…お母さん?
「由利! 大変なの!」
由利の視界は
はっきりしてきた。
そして上半身の体を
起こし、目をこすった。
そこにいたのは
お母さんだった。
:07/10/28 22:21
:W53T
:☆☆☆
#59 [由利]
「どしたの?」
よく見ると母親の目は真っ赤になり腫れていた。
…お母さん、泣いたの?
「あのね、お父さんが…」
母親はそこまで言って泣き始めた。
高校生になった由利はそこまで言われて何が起きたのか
予想がついた。
:07/10/28 22:27
:W53T
:☆☆☆
#60 [由利]
「お父さんが!?
どうしたの!?」
「ヒック……ック、お父さんが…
ヒック…仕事から帰る途中、トラックに跳ねられて…」
母親はそこまで言うと泣き崩れた。
由利の予想は当たった。
「おとう…さん…が……
事故………」
:07/10/28 22:34
:W53T
:☆☆☆
#61 [由利]
由利は頭が真っ白になった。
…なんで、お父さんが。
「ねえ、お母さん!!
お父さんの病院はどこ?
病院行こう!!」
「中央病院よ。」
「早く行こう!」
「そおね。泣いててもお父さんの傷が治るわけないのにね」
:07/10/28 22:41
:W53T
:☆☆☆
#62 [由利]
そうして由利とお母さんは
タクシーで急いで中央病院に向かった。
…お父さん。死なないでよ。
由利はただただ祈り続けていた。
20分後―。
タクシーは中央病院に着いた。
:07/10/28 22:48
:W53T
:☆☆☆
#63 [由利]
由利と母親は受付で父親の場所を聞いた。
父親の場所を聞いて2人は言葉が出なかった。
父親がいるところは、
ICU(集中治療室)。
:07/10/28 22:51
:W53T
:☆☆☆
#64 [由利]
由利と母親は急いで父親のもとへと急いだ。
そして父親のもとに着き、
ガラス越しに2人は父親を見た。
父親の姿は無惨なものだった。
両腕にはたくさんのチューブがつけられており、頭は包帯で巻かれ片方の目も包帯で巻かれていた。
そんな父親の姿を見て、由利の瞳から涙がこぼれた。
…この人が
あたしのお父さん?
:07/10/28 22:57
:W53T
:☆☆☆
#65 [由利]
由利はその場にしゃがみこんだ。そして、大声を出して泣いた。もう、一生分の涙を使い果たしたってくらいに…
どれぐらい時間がたったのだろうか。
由利と母親の側を通る看護師達はあえて話しかけてはこなかった。
:07/10/28 23:08
:W53T
:☆☆☆
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