‐呪*画像‐
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#58 [由利]
 
パチッと目を開けると、ぼんやりした視界には母親らしき人がいた。

…お母さん?

「由利! 大変なの!」

由利の視界は
はっきりしてきた。
そして上半身の体を
起こし、目をこすった。

そこにいたのは
お母さんだった。
 

⏰:07/10/28 22:21 📱:W53T 🆔:☆☆☆


#59 [由利]
 
「どしたの?」

よく見ると母親の目は真っ赤になり腫れていた。

…お母さん、泣いたの?

「あのね、お父さんが…」

母親はそこまで言って泣き始めた。

高校生になった由利はそこまで言われて何が起きたのか
予想がついた。
 

⏰:07/10/28 22:27 📱:W53T 🆔:☆☆☆


#60 [由利]
 
「お父さんが!?
どうしたの!?」

「ヒック……ック、お父さんが…
ヒック…仕事から帰る途中、トラックに跳ねられて…」

母親はそこまで言うと泣き崩れた。

由利の予想は当たった。

「おとう…さん…が……
事故………」
 

⏰:07/10/28 22:34 📱:W53T 🆔:☆☆☆


#61 [由利]
 
由利は頭が真っ白になった。

…なんで、お父さんが。

「ねえ、お母さん!!
お父さんの病院はどこ?
病院行こう!!」

「中央病院よ。」

「早く行こう!」

「そおね。泣いててもお父さんの傷が治るわけないのにね」
 

⏰:07/10/28 22:41 📱:W53T 🆔:☆☆☆


#62 [由利]
 
そうして由利とお母さんは
タクシーで急いで中央病院に向かった。


…お父さん。死なないでよ。

由利はただただ祈り続けていた。

20分後―。

タクシーは中央病院に着いた。
 

⏰:07/10/28 22:48 📱:W53T 🆔:☆☆☆


#63 [由利]
 
由利と母親は受付で父親の場所を聞いた。

父親の場所を聞いて2人は言葉が出なかった。

父親がいるところは、




ICU(集中治療室)。
 

⏰:07/10/28 22:51 📱:W53T 🆔:☆☆☆


#64 [由利]
 
由利と母親は急いで父親のもとへと急いだ。

そして父親のもとに着き、
ガラス越しに2人は父親を見た。

父親の姿は無惨なものだった。
両腕にはたくさんのチューブがつけられており、頭は包帯で巻かれ片方の目も包帯で巻かれていた。

そんな父親の姿を見て、由利の瞳から涙がこぼれた。

…この人が
あたしのお父さん?
 

⏰:07/10/28 22:57 📱:W53T 🆔:☆☆☆


#65 [由利]
 
由利はその場にしゃがみこんだ。そして、大声を出して泣いた。もう、一生分の涙を使い果たしたってくらいに…


どれぐらい時間がたったのだろうか。

由利と母親の側を通る看護師達はあえて話しかけてはこなかった。
 

⏰:07/10/28 23:08 📱:W53T 🆔:☆☆☆


#66 [由利]

↓本編↓
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2984/

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ありましたら
書き込みお願いします烈

⏰:07/10/28 23:10 📱:W53T 🆔:☆☆☆


#67 [☆]
>>1-100

⏰:07/10/29 10:04 📱:D903i 🆔:NutPzbFQ


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