-約束-
最新 最初 全 🆕
#102 [SORA]

―キ−ンコ−ン..

[では今日はここまでっ!]
つまらない生物の先生の話なんて、
まるで誰にも聞こえてないかのように
みんな騒ぎ出した。

あたしは机の横に掛けてあったお弁当を
手に持った。

―ガラガラッ―
「すーずっ♪」
遥くんがすずを迎えに来たみたいだった。

二人は少し喋って、
あたしと一緒に教室を出た。

⏰:08/03/17 19:48 📱:SH703i 🆔:YhNx7h9k


#103 [SORA]

廊下に出て、あたしは二人の邪魔にならないよう、
てくてく後ろを歩いた。

そういえば藍はどこだろう??

「遥くんっ.
藍はどこー?」

「屋上に、
先に行ってるってー!」

「そっかあ.」

あたしの前を歩く二人を見て、
なんとなく淋しい気持ちになった。

⏰:08/03/17 19:52 📱:SH703i 🆔:YhNx7h9k


#104 [SORA]

あたし達は、屋上へと続く階段を登る。

藍は寝てるのかなっ?

ドアの前に立って、すずがドアを開ける。

いつもと同じく、涼しい風が吹いた。

あたしはいつも藍が寝ている場所へと走った。

「藍ーっ♪」

藍は昼寝していた。

寝顔はやっぱり綺麗だった。

⏰:08/03/17 20:00 📱:SH703i 🆔:YhNx7h9k


#105 [SORA]

あたしが寝顔に見入っていると、すずたちが来た。

「なんだ寝てんのかいっ.」
すずが面白くなさそうに言った。

遥くんは藍に近づいて、、
耳元で
「大好きー」
と言った。

すると藍の目はぱっと開いた。
遥くんは
「綾葉ちゃんだと思ったろっ♪」
と言って、舌を出した。

「遥かよ!
綾葉だったら.キス.してたかもなっ」
藍は笑顔であたしを見た。

恥ずかしっっ.

⏰:08/03/17 20:07 📱:SH703i 🆔:YhNx7h9k


#106 [SORA]

「もー!いちゃついてないで
お昼食べよっ?」
すずが頬を膨らませて言った。

・・・

みんな食べ終わって一息ついている時、

「なあ、藍。」
遥くんが口を開いた。

藍は間抜けな顔をして
遥くんを見た。

「お前、なんで女友達いねーの?」



⏰:08/03/17 23:52 📱:SH703i 🆔:YhNx7h9k


#107 [SORA]

あたしはまだ聞いていなかった。

初めて会ったあの日。


すずから聞いた
いろんな話。


それでもわからなかったこと。

あたしは何となく藍が言いたく無いんだと思って、
聞けなかった。

空を見ているあの目。
冷たい目だった。

⏰:08/03/17 23:55 📱:SH703i 🆔:YhNx7h9k


#108 [SORA]

あたしは黙って藍を見た。

藍は遥くんを見たまま、
「昔はいたよ。山ほど、」

遥くんは当然だ。
というように頷いた。

「昔はな.」
藍は改めて言った。

「女友達くらいいなくても、
綾葉ちゃんがいるだろうけど。
俺から見たら、近寄るなっつー目だよな.」
遥くんは腕を組んだ。

⏰:08/03/18 00:02 📱:SH703i 🆔:fXT1w.e.


#109 [SORA]

>>1-50
>>50-100

>>44
感想板★

⏰:08/03/18 00:07 📱:SH703i 🆔:fXT1w.e.


#110 [SORA]

遥くんは・・それで?
と、聞いているような顔をしていたけど、

藍は言いたくなさそうな顔をしていた。

「藍が言いたく無いことなら
無理に言わないでっ?」

あたしは藍に言った。

「ごめん.今はまだ、、」
藍はそう言って俯いた。

⏰:08/03/18 20:44 📱:SH703i 🆔:fXT1w.e.


#111 [SORA]

すずは、顔をしかめて、
「わたしも女友達では無いの?」
と言った。

藍はただ黙ったまま。

あたし達は、話が沈んだまま
お昼は終わった。

⏰:08/03/19 20:49 📱:SH703i 🆔:aPUBp3J2


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
↑ msgβ
💬
🔍 ↔ V 📝
C-BoX E194.194