[ストリート×チルドレン]
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#39 [トイロ]
そのとき幸はみた。
暗闇の中、一点の光‥
純白に輝くキバを。
キバは幸の生暖かい首すじに勢いよく食いこんだ。
(−ッ!!?)
ゴクゴク‥
(な、なんだこの感じ!?
意識が‥‥や‥ば‥‥)
:07/12/11 18:36
:SH903i
:☆☆☆
#40 [トイロ]
‥ゴクゴク‥
‥ジュルッ‥ハァ‥
‥ゴクゴク‥‥
プチッ
我慢の限界がついに切れた。
「いつまで飲んでんだ!!
てめぇはよッ!!!」
幸は美麗な銀髪を思いっきり引っ張った。
「いてっ!!?」
青年の腕が幸のサングラスにあたる。
:07/12/11 18:43
:SH903i
:☆☆☆
#41 [トイロ]
−‥カシャン
「あ‥‥」
幸の目に彩りがもどる。
−その
鋭い瞳をもつ者は
ただひとり‥−
「−‥‥‥幸‥‥‥‥」
「−‥え‥‥」
:07/12/11 18:45
:SH903i
:☆☆☆
#42 [トイロ]
「−‥え‥‥」
グラッ
幸の視界がぐらついた。
「なんだこ‥れ‥
意識がとお‥の‥く」
:07/12/11 18:47
:SH903i
:☆☆☆
#43 [トイロ]
薄れる意識の中
俺は、なつかしい‥‥
あいつの名を呼んだ。
哀しい顔でやさしく笑う
あいつの名を‥。
「‥‥クレナイ‥‥」
:07/12/11 18:49
:SH903i
:☆☆☆
#44 [トイロ]
++++++++++
#01話#
幸×紅:{再会
-END-
++++++++++
:07/12/12 00:58
:SH903i
:☆☆☆
#45 [トイロ]
#02話#
銀河市は、真ん中に大きな川が流れている。
川の右側は都会、左側は田舎という単純な構成になっている。
田舎といわれる、河川の左側には深い雑木林がある。
その深い林の中を幼い少年、五十嵐 幸は歩いていた。
「う-‥さむッ」
それもそのはず。
今の季節はちょうど真冬で、幸の足元の地面は雪が積もっていて真っ白なじゅうたんみたいだ。
:07/12/12 22:34
:SH903i
:☆☆☆
#46 [トイロ]
おれは、いがらし さち。
小学2年生。
なんでおれがこんな所にいるのかというと、話は少し前にもどる。
おれが通う小学校の近くに公園がある。
そこの公園にホラ吹きじいさんってやつがいる。
(香介さんは、「ほーむれす」って呼んでたけど)
そのじいさんがおれにこんな話をしてきた。
「みかん色をした坊や
こんな話は知っているかい
実はね
あそこに深い林があるだろう?
あの林の奥には、この寒い季節にだけ咲く純白の薔薇があるんだ」
:07/12/12 22:38
:SH903i
:☆☆☆
#47 [トイロ]
「また始まった」
おれはため息まじりで呟いた。
「嘘じゃないよ
今まで君たちには、たくさんホラを吹いてきたが、この話は真実だ」
じいさんは初めてみせる真剣な目で、おれに語り続けた。
だから、おれはその真相を確かめるためにこんな寒い場所にいるのだ。
:07/12/12 22:46
:SH903i
:☆☆☆
#48 [トイロ]
「まだ着かねぇ‥」
幸は白い息を吐きながら、雪景色の中をただひたすら歩く。
歩きはじめて、すでに数時間は経ったころ、幸は足をとめた。
そこはガケで
つまり行き止まりだった。
「なんだよ‥やっぱウソだったってことかよ」
幸はへなへなと座りこんだ。
もう体力が限界だった。
(おれ、帰れる元気まだ残ってるかな‥)
:07/12/14 17:48
:SH903i
:☆☆☆
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