[ストリート×チルドレン]
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#232 [トイロ]
「‥結局、和歌山さんは‥何をしたかったんだ?;」
なんのために、あんな言葉をわざわざ言いに来たのだろう。
毎度ながらおなじ結論にたどりつく。
「‥やっぱり、嫌われてるんだろうな‥‥」
:08/02/22 13:10
:SH903i
:☆☆☆
#233 [トイロ]
やりきれない気持ちが沸き上がってくる。
「‥?
なんだこの気持ち‥」
和歌山さんもよくわからない人だが、
最近、1番理解できないのは、
‥‥‥俺自身だった。
「自分のことなんて‥俺が1番知ってるはずなのにな」
あほらしくて、少し笑えた。
:08/02/22 13:14
:SH903i
:☆☆☆
#234 [トイロ]
++++++++++
−キーコンカーコン《♪HR終礼ベル
「起立、礼」
ほとんどの席が空いたなか、学級委員である俺は号令をかけた。
HRまで残っているのは、幸をはじめ、10人ほどしかいない。
他のクラスでも似たような状態だ。
:08/02/26 00:17
:SH903i
:☆☆☆
#235 [トイロ]
「五十嵐、それと林!!
今から職員室に来い」
担任、中センが帰ろうとしていた二人を呼び止める。
「えー今帰ろうとしてたのに〜」
「うへ、やっぱ捕まったか↓」
林さんと幸が渋りながら中センの後についていく。
去る間際、幸がなにかを思い出したらしく振り向いた。
:08/02/26 00:19
:SH903i
:☆☆☆
#236 [トイロ]
「杉!!
悪いけど、俺が戻るまでミケ頼むわ!」
「えっ、ちょっ」
幸はそれだけ言うと、俺の返事もきかず、中センの後を追いかけて行った。
「杉、もしかしてイヤ?」
幸から離れてきた躬稀(みけ)くんが、俺の顔を覗きこむ。
「いや、躬稀くんを預かるのは別にいいんだけど‥」
:08/02/26 00:23
:SH903i
:☆☆☆
#237 [トイロ]
今、教室に残ってるのは、俺と躬稀くん、そして、‥和歌山さんだけだった。
(なんか‥気まずい;)
躬稀くんが俺の返答をきいて安心したのか、
ひざによじのぼってきた。
しばらく見守っていたが、苦戦しているようだったので、
俺は躬稀くんをひょいと持ち上げて、ひざに座らせた。
:08/02/26 00:26
:SH903i
:☆☆☆
#238 [トイロ]
躬稀くんはもぞもぞと動いて、俺と向き合う形に座りなおす。
(近っ(笑;))
「ねー杉ぃ
なんで幸は、中センに呼び出されちゃったの?」
躬稀くんは、すこしご機嫌ななめのようだ。
「うーん、‥昨日学校サボってたから、たぶんそれじゃない?」
「あー!!
それは中センにいっぱい怒ってもらわなきゃ!!
:08/02/26 00:29
:SH903i
:☆☆☆
#239 [トイロ]
昨日ぼく、ずっと待ってたのに
幸、来なくて、すっごく寂しかったんだから!!!」
そう叫ぶと、ぷーっとほおを膨らませる。
そのしぐさが可愛いらしくて、思わず笑ってしまった。
「なんで杉、笑うのっ!?」
(おっと、やばいやばい)
俺は躬稀くんの機嫌を損ねないように、優しく頭をなでた。
:08/02/26 00:32
:SH903i
:☆☆☆
#240 [トイロ]
「ごめんごめん
躬稀くん子犬みたいかわいいから
‥て男なのに、こんなこと言われても嬉しくないよね;」
「ううん、すごく嬉しいよ♪
だって、ぼく幸の犬だもん☆」
躬稀くんは撫でられる感触が気持ちいいのか、ご機嫌だ。
(ほんと、感情豊か(笑))
.
:08/02/26 00:34
:SH903i
:☆☆☆
#241 [トイロ]
「でも
昨日は確かに躬稀くん
よく我慢したね
えらいえらい」
「えへへ‥///
だって幸と約束したんだもん
泣き言はいわないって☆
それに帰りは、杉が一緒に帰ってくれたし♪
杉、ありがとお」
「一緒に帰るぐらい、全然いいよ
:08/02/26 00:37
:SH903i
:☆☆☆
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