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#68 []
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充の笑顔を見てるとまた涙が出た。

充、俺等まだ二十歳だぞ。
これからもっともっと楽しいことあるんだ。
あの頃みたいにまた四人でバカやって笑うんだろ?

なぁ、返事しろよ。

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⏰:07/12/12 21:42 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#69 []
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俺は怒ってんだよ…

何で何も言わなかったんだ。
何で何一つ相談しなかったんだ。

何で…

何で俺等をもっと頼らなかったんだよ…!

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⏰:07/12/12 21:44 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#70 []
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良平は心の中で叫んだ。

「良平君…これ…」

充の母の声で我に返った良平は涙をぬぐった。

「これは…?」

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⏰:07/12/12 21:46 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#71 []
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「充の遺留品よ…良平君に持っていて欲しいの。」

充の母から渡されたのは鞄だった。

少し重い。中にも何か入っているのだろう。


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⏰:07/12/12 21:48 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#72 []
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「でも…」

良平はためらった。

俺が持っていてもいいのだろうか。
何もしてやれなかったのに。

と、思ったのだ。


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⏰:07/12/12 21:50 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#73 []
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「いいのよ。充と仲良くしてくれてありがとう…」

充の母は優しい笑顔で言った。


良平は無言で頷き、鞄を大事そうに胸に抱えた。

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⏰:07/12/12 21:52 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#74 []
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家に帰り、充の鞄を見つめる。

中には何が入ってるんだろう…

何か、充の思いがわかるものがあるかもしれない─。

良平は鞄をあけた。

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⏰:07/12/12 21:55 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#75 []
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鞄の中は綺麗とは言えず、ノートやプリントが適当に入れられていた。


ほとんど大学で使うものか。

パラパラとノートをめくってみる。

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⏰:07/12/12 21:58 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#76 []
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「ちゃんと勉強してんじゃん…」

充はゲームばかりしていると思っていたから少し感心してしまった。


次に鞄から出てきたものはペンケース。

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⏰:07/12/12 22:03 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#77 []
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やっぱり何もわからないか。


最後に鞄から出てきたのはゲームだった。

「廃墟ゲーム…」

良平は充の言葉を思い出した。

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⏰:07/12/12 22:24 📱:F902i 🆔:☆☆☆


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