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#41 []
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が、しかし

彼の考えはこの後一瞬で覆(くつがえ)される─…

ベッドのすぐ近くにある三段だけの小さな箪笥(たんす)。

これさえも似ている。

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⏰:07/12/12 03:25 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#42 []
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「ちょっと待てよ……」

ゲームの画面を目を凝らしてみると、箪笥の上にある物を見つけた。

木で作られた写真立てだ。

「おいおい……嘘だろ…」

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⏰:07/12/12 03:28 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#43 []
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ありえない。

木で作られた写真立てが、画面の中にあるなんてありえないんだ。

何故ならこれは、高校の時美術の時間に自分で作った、世界にたった一つの写真立てなのだから。

現実にある写真立てを手に取りまじまじと見つめる。

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⏰:07/12/12 03:32 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#44 []
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何故こんなものまでゲームに存在するんだ。

手に汗を握る。

現実がゲームで、ゲームが現実?


何が何だかわからない…

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⏰:07/12/12 03:33 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#45 []
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写真立てを見つめていると呻き声が聞こえた。

はっとなり視線を写真立てから画面へ移す。


しかしその時にはもう既に遅かった。

現実に気を取られている隙に襲われていたのだ。

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⏰:07/12/12 03:37 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#46 []
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慌ててコントローラーを手に取り上半身や足にしがみついているそいつ等を振り払う。

「くそっ!離れろっ」

焦って武器がうまく使えない。

どんどんライフが減っていく。

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⏰:07/12/12 03:39 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#47 []
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「クソッ!死んじまう!」

カチャカチャとコントローラーを操作するも、ライフは緑から黄色へ、黄色から赤へと変わり、ついにゼロになった。


一瞬画面が真っ黒になった。

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⏰:07/12/12 03:42 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#48 []
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そこにポツリポツリと赤い文字が浮かび上がってきた。


-GAME OVER-


そしてその下にはこんな言葉が書いてあった。

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⏰:07/12/12 03:48 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#49 []
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「生け贄を差し出し給え

その聖なる血で
不死の命を我が魂に

永久の美貌を我が亡骸に…

契約を果たし給え─

……ってその台詞はもいいいっつーの!!」

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⏰:07/12/12 03:58 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#50 []

×もいいい
○もういい

失礼しました!

アンカ-

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⏰:07/12/12 04:02 📱:F902i 🆔:☆☆☆


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