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#62 []
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「武…充から何か相談とかなかったのか?」

高校時代、四人の中でも武は一番やんちゃなタイプでいつもおちゃらけていた。少々冗談が過ぎるところもあるが、根は優しい。

充はそんな武を慕っていた。

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⏰:07/12/12 21:13 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#63 []
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「いや、何も…」

武は首を横に振った。

悩みがあったなら、誰かに相談したはずだ。


いったい充に何があった?

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⏰:07/12/12 21:16 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#64 []
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「良平…あんまり思い詰めないで…ね」

美菜が心配そうに顔をのぞき込んできた。

「あ…あぁ。とりあえず今度充の実家に行ってくるよ。」

そうしてその日は解散した。

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⏰:07/12/12 21:18 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#65 []
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────……

しとしとと雨が降る中、良平は充の実家を訪ねた。

インターホンを鳴らすと、充の母が出迎えてくれた。

「お久しぶりです」

「良平君…!来てくれたのね、上がって。」

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⏰:07/12/12 21:28 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#66 []
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充の母は憔悴(しょうすき)しきっていた。

無理もないか…。

良平は線香をあげた。

遺影の充は笑っていた。

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⏰:07/12/12 21:31 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#67 []

×しょうすき
○しょうすい

誤字ばっかすいません(._.;)

⏰:07/12/12 21:32 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#68 []
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充の笑顔を見てるとまた涙が出た。

充、俺等まだ二十歳だぞ。
これからもっともっと楽しいことあるんだ。
あの頃みたいにまた四人でバカやって笑うんだろ?

なぁ、返事しろよ。

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⏰:07/12/12 21:42 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#69 []
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俺は怒ってんだよ…

何で何も言わなかったんだ。
何で何一つ相談しなかったんだ。

何で…

何で俺等をもっと頼らなかったんだよ…!

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⏰:07/12/12 21:44 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#70 []
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良平は心の中で叫んだ。

「良平君…これ…」

充の母の声で我に返った良平は涙をぬぐった。

「これは…?」

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⏰:07/12/12 21:46 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#71 []
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「充の遺留品よ…良平君に持っていて欲しいの。」

充の母から渡されたのは鞄だった。

少し重い。中にも何か入っているのだろう。


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⏰:07/12/12 21:48 📱:F902i 🆔:☆☆☆


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