ダイスキ。
最新 最初 🆕
#172 [乱]
刹「‥カズ、ばっかだなぁ;」

話しを聞き終えると呆れて刹は言った。

和紀「ぐっ‥

だよね。」

反論は出来ない。俺だって自分でもありえないと思うから。

⏰:08/02/07 23:39 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#173 [乱]
「‥普通に謝れば許してくれるかな‥??」

刹「んー謝るだけじゃなくて、ちゃんと告れ!!」

「‥は!?;」

告るなんて正直考えてなかった;

「おー!!それ俺も思う!!」

⏰:08/02/07 23:45 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#174 [乱]
「や、告るとか無理だしッ‥///」

冷汗が流れた。

「‥いーいカズちゃん??茜チャンの言葉から考えて、

“好きな子の代わりにキスされた事”

に一番傷ついてるんだって!!」

⏰:08/02/07 23:57 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#175 [乱]
刹は彼女持ちだし女心を読む天才だと思う。

けど疑問は残る。

「無理やりキスしたことじゃなくて‥??」

「‥ぁあ、それにももちろん謝っとけ!!
幼なじみに押し倒されるとは思ってなかったでしょ;」

⏰:08/02/08 00:02 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#176 [乱]
「そか‥どうしても告らなきゃダメですか先生」

もう完璧に下手に出てる俺。

「そーいう所がチキン「じゃねえよ。‥や、そうかもしれない‥」

(確かにフラれるの恐くて仕方ない;)

―よく笑いそして泣いでばっかの茜の目が、真っ直ぐ俺を見る―

―昨日キスした茜の口から出るのは拒絶の言葉―

⏰:08/02/08 00:13 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#177 [乱]
そんな光景が瞳を閉じると浮かぶ

「告る事が物の終わりじゃないだろ??」

真面目な顔の刹が言った。
前田と俺は不覚にも感動しまくってた。

―告ることから何かが始まるかもしれない―

⏰:08/02/08 00:18 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#178 [乱]
純粋にそう思えた。

ダンッ

机を叩いて立ち上がり

「行ってくる。」

和紀は走り出した
二年二組の教室に向かって。

前田「刹‥すごいね」

刹「そーぉ??」

刹はにこにこしている。

「だってあの二人、どっからどう見ても両想いじゃん」

サラッと言った。

⏰:08/02/08 00:24 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#179 [乱]
ガラッ

教室のドアを開けて中を見た

(あれ?!茜いねー)

「茜どこ行ったか知ってる??」

美佳に聞いたつもりが‥

「あれっ一之瀬クン??どしたのぉー」

ワラワラと女が群がってきた。

⏰:08/02/08 00:31 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#180 [乱]
女の集団は“ニガテ”

一人一人は可愛いものだが
中学の時卒業式でボタンを全部むしり取られて以来、苦手意識が植え付けられていた。

「あ、えと‥茜知らない??」

一歩下がって聞いてみた。

⏰:08/02/08 00:35 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#181 [乱]
「茜見たぁー??」
「えー知らなーい。」
「あ、あたし見た!!」

和紀「マジで!?どこいた??」

「さっきまで教室いたけど桐生クンとどっか行っちゃったー」

「桐生‥??ありがと。」

「てか一之瀬クンも茜狙いって‥一之瀬クン?!」

和紀は走り出した。

⏰:08/02/08 00:40 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194