ダイスキ。
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#17 [乱]
その事が気掛かりで悩んでいるうちに、朝会は終わった
皆が騒ぎながら体育館を出ていく中
茜はとぼとぼと出口に向かっていった
――ガシッッ――
誰かに腕を捕まれ、別の出口に連れていかれた
茜「えっ!?何何‥ちょっ‥どこいくの」
出てみると来たことのない体育館裏だった
:07/12/21 01:02 :SH904i :☆☆☆
#18 [乱]
腕をつかむ手をそっと離される
前に佇むのは
真剣な顔をした和紀
‥‥‥‥‥‥‥‥‥。
沈黙が流れる。
:07/12/21 01:05 :SH904i :☆☆☆
#19 [乱]
明日も学校なので、今日はこの辺で失礼します
更新日もまちまちですが読んでくださると嬉しいですp(^^)q
ではv
:07/12/21 01:07 :SH904i :☆☆☆
#20 [乱]
‥‥‥。
(ど‥どうしよ‥
和紀‥‥怒ってる‥?)
冷や汗が流れ出す―‥
和紀の顔を見ることが出来ず茜はうつむく。
「‥ッあのさぁ‥さっきの‥俺の気のせい?」
やっぱり、ちょっと怖い声になっている。
茜は首を横にふった。
そしてゆっくり和紀を見る
「俺‥なんかしたっけ?」
淋しそうな目‥
:07/12/21 19:12 :SH904i :☆☆☆
#21 [乱]
私はおもいっきり首を横に振った。
「なら‥なんで?
お前が理由もなくシカトするわけないじゃん‥」
和紀はまだ真剣な顔をしている。
“違うよっ
勝手に私が嫉妬しただけ”
なんて言えるわけもなく、茜はまたうつむいてだまりこんでしまった。
‥‥‥‥。
二度めの重い沈黙
:07/12/21 19:18 :SH904i :☆☆☆
#22 [乱]
和紀‥今どんな顔してるのかな‥
困らせてごめん‥
―好きっていう気持ちが溢れ出しそう―‥
伝えたいよ‥
でも、、フラれて仲良しの立場を失いたくない
和紀にとって私は気軽に話せる女友達だから。
好きなんて言ったらもう
「おはよ!」
さえ言ってくれないかも‥
そう考えたら怖くなって
私はいつの間にか涙を流していた。
:07/12/21 19:26 :SH904i :☆☆☆
#23 [乱]
グイッッ!!
腕を引っ張られ、はっと気付くと和紀に抱きしめられていた。
‥えっっ!?!?
茜は驚いて声を失う。
何が起きたのか分からなかった。
「なんかあったのなら言えよな、、
幼なじみなんだし
シカトとかそーゆーの‥
傷つく‥」
見上げると和紀の悲しそうな顔
:07/12/21 19:33 :SH904i :☆☆☆
#24 [乱]
また‥一段と和紀の事が好きになった。
「‥うん、ありがと
えっと‥
シカトしちゃってごめんね!!」
茜は抱きしめられているまま小声で言った。
キーン コーン ‥
結構時間がたっていたらしい。
1限のチャイムがなってしまった。
ゆっくり茜を離し
和紀は少し微笑んで茜の頭をくしゃくしゃっとなでる。
:07/12/21 19:42 :SH904i :☆☆☆
#25 [乱]
「良いよ‥。じゃーまたな!笑」
大好きなあの笑顔で和紀は去っていった。
************
廊下を歩く中、自分の顔がほてってるのに気付いた。
あー‥でも和紀本当かっこよかったなぁ‥
もうこれ以上好きになれないってくらい好き、大好き。
もうシカトなんてしないよ‥!
:07/12/21 19:53 :SH904i :☆☆☆
#26 [乱]
教室に戻ると美佳と、仲良しの早百合(サユリ)が茜の元へ走って来た。
美佳「あっかねー
どこ行ってたの!?」
早百合「いきなりいなくなったからびっくりしたよ笑」
茜「あ‥はは!ちょっとね///」
茜の顔はほんのりと紅くなる。
美佳・早百合「うわっ!!あやしー!!」
茜「えーと‥今度話す!」
茜はたじたじだった。
:07/12/22 16:37 :SH904i :☆☆☆
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