ダイスキ。
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#332 [乱]
美佳も早百合も裏方で、

それに巻き込みたくないから私は一人で渋々着いていった。

もう一人の受付の子が心配そうにしていたけど;



連れて来られたのは誰もいない屋上。

⏰:08/02/09 21:32 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#333 [乱]
先輩達は何やらご立腹の様子だった

(そりゃ‥そうだよね;)

なんとなく予想していたことだったからあまり驚きはしなかった。


「‥てかあんた一之瀬クンとも付き合ってるって聞いたけど二股??」

⏰:08/02/09 21:36 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#334 [乱]
それで今に至る。

(はぁー本当面倒くさっ


大体なんで和紀と付き合うことをあーだこーだ言われなきゃなんないわけ!?)


先輩達の偉そうな態度にムカついて返答する気にもならない。

⏰:08/02/09 21:39 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#335 [乱]
私は無言を貫き通す

だって

やり方が気に入らないから。

気に入らなきゃ屈服なんて死んでもしない

「なんか言えよ!!」

リーダー格の子が茜につっかかった。

⏰:08/02/09 21:41 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#336 [乱]
そう言われた瞬間、私の中で何かが

キレた―‥

「‥何でそんな事言われなきゃいけないんですか?!」
「はぁ!?」

「‥私は和紀だけが好きで、拓海と二股なんかしてません!!」

怒りがどんどん膨れ上がる。

⏰:08/02/10 05:59 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#337 [乱]
「‥それにッ!!和紀が好きなら、拓海が好きなら、本人に言わないと伝わらないと思いますけど」

私はブチ切れていた。
言葉がどんどんと出て来て―‥止まらない。


「そーゆーこと。」

!?
先輩が逆切れして茜を殴ろうとしたその時、入口にいた拓海が冷ややかに言った。

⏰:08/02/10 06:04 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#338 [乱]
「桐生クン!!??」「拓海!!??」

茜も先輩達も一気に拓海を見た。

(拓海‥何で!?)

「茜には俺が言い寄ってるだけなんで。」

拓海はキレながらも続ける。

先輩達は唖然としてびっくりしたまま固まっていた。

⏰:08/02/10 06:08 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#339 [乱]
「‥つか何してるんすか‥??」

拓海とは全く思えないほど冷たく‥厳しい目。

「ぇ;えと‥あの」

先輩達があたふたしだす。

「言っときますけど茜に手出したら俺も、和紀もぶっ殺しますから」
拓海は凍ったような目で言った。

⏰:08/02/10 06:14 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#340 [乱]
「‥‥い、行くよ!!」

先輩達は拓海に脅えながら逃げようと拓海の隣のドアを開けた

「‥本気だから。

あと他のセンパイ達にも言っといて下さい。」

逃げようとする先輩達の耳元で囁く拓海は、本当に怖い感じだった

⏰:08/02/10 06:19 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#341 [乱]
バタバタバタッ

先輩達が階段を降りる音がする。


屋上には茜と拓海だけ。

「‥はぁー‥」

私はとりあえず安心してしゃむ。

すると拓海も隣に来て座った。

⏰:08/02/10 06:21 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


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