ダイスキ。
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#231 [乱]
ジーーー

聞こえるのはエアコンの機械音

それ以外はただただ‥静寂。


和紀の視線と私の視線が交錯しあって


思考が‥止まる。

⏰:08/02/08 22:33 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#232 [乱]
体は素直に反応するのみ


カァー…

(また顔赤いんだろうな)


他人の事のようにそう考えた。

⏰:08/02/08 22:35 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#233 [乱]
「…俺。






茜が好きなんだ。」

君はあの甘い声でそう言った。
それさえも、あまりに遠い世界の事のように感じて

“アカネガスキナンダ”

何の事だろう…って思った。

⏰:08/02/08 22:38 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#234 [乱]
「‥茜!?」


君は驚いていた。
―…私が泣いていたから。


私は言葉を発することが出来ない

ただ“好き”が涙となってついに器から零れ出した

⏰:08/02/08 22:43 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#235 [乱]
目の前にいるキミが

私と同じように顔を真っ赤にして

でも目を反らさずに自分の事を好きだという。



時が永遠のように感じた。

⏰:08/02/08 22:45 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#236 [乱]
************
親同士が仲良かったから、生まれた時から一緒だった。

「大きくなったら結婚しようね」

幼稚園の時。これはまだ“恋”じゃなかった

「はぁ!?俺別に茜なんか好きじゃねーし」

小学校の時。あたしはもう好きで好きで仕方なかった。でもひやかされたキミはこう言ったから、大泣きした。

⏰:08/02/08 22:52 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#237 [乱]
「俺の事カズちゃんて呼ぶな。俺も高梨って呼ぶから。」

中学校の時。二年の時だけは同じクラスだったのにあまり喋らなかったね。


「茜同じ学校じゃん!!よろしく〜」

高一の時。雰囲気も丸くなってまた茜って呼んでくれて泣きたい程嬉しかったんだよ。

⏰:08/02/08 22:56 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#238 [乱]
それでも今この時


それまでの想いがちっぽけに見える程キミに恋してる。




「いつも和紀の隣に‥いたい///」

気付いたら―…こう言ってた。

⏰:08/02/08 23:01 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#239 [乱]
「…ぇ!?(聞き違い!?)本当ぬ俺で‥良いの??」

和紀は目をぱちくりさせている。

「‥和紀が良いの///ずっとずっとずーーーっと前から‥。」

「‥俺もだよ//」
そう言うと和紀はせっかくたてた髪をくしゃくしゃにした。

⏰:08/02/08 23:13 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#240 [美希]
この小説好きです
頑張って下さい

⏰:08/02/08 23:17 📱:SA700iS 🆔:☆☆☆


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