ダイスキ。

美希さん

はじめまして

あわわわ//好きだなんて光栄です

コメありがとうございましたっ

和紀が部屋の真ん中に小さなテーブルごと持ってきた。

茜と和紀の距離は向かい合って座っても１メートルもない

ﾌｫｰｸを準備する作業にくぎづけになる‥

和紀の顔なんて見れないから。

和紀のごつごつした骨張った手

サッカーで日焼けした腕

どれもこれも格好良くて
ドキドキ心臓が煩い///

「「えと‥いただきます」」

“カチャカチャ”

フォークが皿にぶつかる音が響く

和紀は茜が来る前にもう十分食べたのかホットミルクばかり飲んでいた。

「‥おいし??」

「う、ん‥‥‥///」

(味なんて分からないよぉ;)

「茜‥どしてうつむくの??」

私が照れまくってるのに気付いた和紀はだんだん普段の意地悪さを取り戻していった。

(微妙に顔がゆるんでるよ‥!!さっきまで一緒に照れてたくせに///)

それでも意識しまくりの私は顔をあげられなかった。
とろ～～

ﾌｫﾝﾀﾞﾝｼｮｺﾗから溶けたチョコが出て来た。

!!!!

「やばいおいしい‥」

ﾌｫﾝﾀﾞﾝｼｮｺﾗのあまりのおいしさに‥和紀そっちのけで食べた。笑

「茜チョコついてる」

フッと笑いながら和紀が言った。

(‥恥ずかし過ぎる‥)

「え、どこどこ??」

「顔近づけて。」

(!!そーゆーこと‥か笑)

和紀の意図が分かった。

「あっあたし鏡持ってた！」

(ただでさえ恥ずかしいのにキスなんて無理!!)

私はちょっとだけ持ってきたミニバッグの中を探し始めた。

「‥あ!!あったぁ‥!!」

バッグの中から小さな黒の鏡を見つけ出した。

「あったよ和紀!!ってあれ‥和紀‥??」

目の前にいた和紀がいない。
「なに??」
和紀は右隣りにいた。

(‥近ッ!!)

「や;あの鏡があったん‥」

ちゅっ

！！！

和紀はいきなり茜の顎を引き寄せて、横から触れるだけのｷｽをした。