ダイスキ。

和紀の顔は見れない。

ただ引っ張られ

そこは資料室。

和紀は先に茜を中に入れ自分も中に入ると

ガチャッ

鍵を閉めた。

「和紀っどしたの??」

？？

「浮気者ー」

和紀はすねたように言った。

「‥‥え??(何かしたっけ!?)」

「今刹にみとれてたでしょ」

・
・
・
本当のばか？？笑

「んなわけないじゃん!!」
「‥ちょっと言ってみただけ～笑

だって本当に見てたし‥」

和紀は冗談混じりに言った。

「あのねぇ!!!笑

美佳の様子に気付かないの??」

「は??なんで美佳‥??」

(本当ににぶすぎるよ和紀‥

でもあたしに嫉妬してくれたの??///)

和紀の事だからちょっと意地悪で言ったのかも知れない‥けど少しすねた和紀が可愛くて。

「美佳は多分～‥‥やっぱり内緒ー♪」

「言えし!!笑

ま、いーやちょっとこっちきて??」

「‥ん///」

和紀がちょっとエロいって事を知った。

思えばすぐ近づきたがる

―‥でもそんな和紀にものめり込んでいる

！！！
「あっっ」
和紀に近づこうとする時資料室の時計が目に入った。

「何??」

(やばい!!もうこんな時間!?)
「ごめん‥；もうクラスの方に行かなきゃ；」

時計はそろそろ9時になるところ

茜は９時には教室に行って最後の指示を出さなければならない。

ドアの前にいる不服そうな和紀をおしのけて外に出ようとする

和紀は急ぐ茜の肩を掴み

“ちゅっ”

触れ合うだけのキスをした
「和紀‥///」

和紀はいたずらっぽく笑って

「いってらっしゃい」

と言った。

私は恥ずかしくて‥答えもせずに廊下を走る

(和紀の‥ばか///)

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ガラッ

教室のドアを開けると皆の視線が一斉に茜に降り注いだ。

(やば‥皆もうそろってる;)

「遅かったね」
「ごっごめん;それじゃ始めよっか!!」