ダイスキ。

―‥拓海の上履きに二滴のしずくが落ちた‥―

拓海の目は隠れて見えなくて

でも私にはどんな顔してるか分かるんだ―‥

何年も何年も片思いしてたから。

ガチャッ

私は拓海を置いて屋上から出た。

昨日は書き途中で寝てしまい、ご覧になっていた方すみませんでした

いったん休憩です

階段を降りてクラスへ向かう途中何とも言えない気持ちになった

ぎゅぅうーって胸が締め付けられる感じ

恋ではないけど

すごく、切なくて。

ここ二週間近く拓海と一緒に仕事をしてて拓海の良いとこたくさん見つけた。

仕事に真面目で

誰に対しても壁がなく皆に慕われてて

気付くと陰でサポートしてくれる。

拓海の事だから、今日の午後にはきっとけろっとした様子で接してくれる

でも拓海の事だから本心を隠してるってすぐ分かっちゃうんだ―‥

拓海‥こんな私を無条件で好きでいてくれる。

どうして‥??

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
仕事をこれ以上サボるわけに行かないので、心は複雑なまま‥クラスに戻った。

「ごめんっかな!!」

「あっ茜!!大丈夫だった!?一応桐生が行ったみたいだけど‥」

「うん!!大丈夫だったよ!!かなこそ一人で大丈夫だった??」

「うんっ大丈夫、もうすぐ交代だし♪
てかさっき一之瀬ｸﾝ来たよ??」

「えっ和紀きたの!?
なんか言ってた??」

「茜いる??って。で、『今ちょっと‥』って言っといた!!
てか茜一之瀬ｸﾝと付き合ってるって本当!!??」

かなは興奮して一気に言った。

「‥うん///(ひゃぁ;やっぱ照れる;)」

「やっぱそうなんだ!!!うっわ～おめでとぉ!!!」

「えへへ(＃^.^＃)ありがと//」

茜は照れながら答えた。

「一之瀬ｸﾝが彼氏とかいーなぁ♪♪まさか‥それで先輩達に呼び出されたの!?」

かなは矢継ぎ早に質問をした。

「ぅん‥ま、ね;」

「うわ‥恐いね先輩達;
でも茜!!気にする事ないよ!!
茜の方が性格も良いし一億倍くらい可愛いから!!」

「かな大好き♪かなの可愛さには負ける!!」

そう言うとかなはとにかく興奮しまくりながらその後も応援してくれた。