校内戦争
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#18 [ふむ]
「ま、どう転んだって今より良くはならねぇんじゃねぇの?」

淡々とした口調で司が言った。

「今からが最悪だってのか?」

「少なくとも、俺はそう思うね」

「ふぅん」

「ま、いいや」と信一が言った所で、始業のチャイムが鳴った。

⏰:08/01/01 11:49 📱:N900iS 🆔:☆☆☆


#19 [ふむ]
「やべっ…一限目数学だったよな?福沢うるせぇからな…じゃあな」

数学担当教師をけなしつつ信一は自分の席へ戻っていった。

時間が過ぎた。
時計を見れば、授業開始から15分が経過していた。
しかし、先生はまだ来ない。
別に不思議なことじゃない。
担当教師が授業を忘れることはたまにある。
大抵は生徒が呼びに行くのだが、中には邪魔する者もいる。
今も、女子生徒が先生を呼びに行こうとしているが「余計なことするな」と他の男子生徒に邪魔されている。

⏰:08/01/01 11:58 📱:N900iS 🆔:☆☆☆


#20 [ふむ]
―――その時であった。

パァンッ!とタイヤが勢い良くパンクしたような乾いた破裂音が校舎内に響き渡った。
校舎の構造からか多少エコーがかかって、まだ耳に残っている。

「何だ…?今の音…」

司が言った時には、すでに教室中が騒ついていて、仮に教師が居ても静められないくらいあらゆる声が飛び交っていた。

⏰:08/01/01 12:03 📱:N900iS 🆔:☆☆☆


#21 [ふむ]
「おいっ!外を見ろ!」

クラスの誰かが叫んだ。
皆が窓に駆け寄り外を見る。
何人もの生徒が外を見たであろう、途端に再び騒がしくなる。

「悪い。俺にも見せてくれ」

周りの生徒を退かして司は最前列に出た。

「何だよ…!?これっ…」
目の前に広がった光景を見て、思わず絶句した。

⏰:08/01/01 18:13 📱:N900iS 🆔:☆☆☆


#22 [淫乱戦隊シルバーシウダー◆DQN////7IA]
おもしろいっす。
頑張ってください。

⏰:08/01/01 18:17 📱:V803T 🆔:1u4HBByU


#23 [ふむ]
目の前の光景に思わず目を疑った。

迷彩服に身を包み銃を持って武装した大勢の男たち、耳障りな重い機械音を立てつつ動く車の数々が…
学校を完全に包囲していた。

おそらく軍隊であろう男たちは忙しそうな様子もなく、銃も構えずに立って話していた。
初めは凶悪犯でも逃げ込んだか?とか考えたが軍隊を派遣して治安を維持しようとするほど今の日本はお人好しじゃない。
テロもまた然り、埼玉にいる理由がわからない。

⏰:08/01/01 18:42 📱:N900iS 🆔:☆☆☆


#24 [ふむ]
>>22さん
頑張らせていただきます

⏰:08/01/01 18:45 📱:N900iS 🆔:☆☆☆


#25 [ふむ]
皆が皆、一人の例外もなく同じ行動を取っていた時、ガラリと勢い良く扉が開いた。
周りが一斉に視線を向けるがただ司だけは食い入るように外を見ていた。

「おまえら、席につけ!」
男の声が響くと急に静かになった。
ぞろぞろと生徒が席についていくのを音で感じながらも、司は一人立ち尽くし外を眺めていた。

⏰:08/01/01 19:06 📱:N900iS 🆔:☆☆☆


#26 [ふむ]
「おい!おまえ、席につけ!」

従わない司に再び声がかかる。
皆の視線が一斉に司に集中するのを感じた。

「せ、先生…これは一体…」

司の問い掛けに対する返答はいつまで経っても返って来なかった。
不穏な空気を感じて振り返ると、そこにいたのは先生などではなかった。

「席に…つくんだ」

⏰:08/01/01 19:14 📱:N900iS 🆔:☆☆☆


#27 [ふむ]
そう低い声で言ったのは、迷彩服に身を包んだ男だった。
見たところ、明らかに外にいる人たちと同じ軍隊であった。
片手に持った銃を見ると、皆が静かになった理由も頷ける。
司は黙って男の指示に従った。

「事情の説明は後だ。放送が流れるまで待て。私語は厳禁、従わねば殺す」

淡々と言ってのけ、男は椅子に座った。

⏰:08/01/01 19:20 📱:N900iS 🆔:☆☆☆


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