校内戦争
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#90 [ふむ]
ぞろぞろと剣道場を後にしていく。
不意に神田が口を開いた。
「ありがとな」
「馬ー鹿。生き残るためだ。それより、期待してるぜ?」
神田は黙って鼻で笑った。
「おぉ、期待に答えられるよう頑張らさせていただきます」
調子良く言う神田に、はっ、と笑う。
「…馬ー鹿」
:08/01/02 13:17
:N900iS
:☆☆☆
#91 [ふむ]
皆が次々と日陰に入っていく。
歩きながら信一が口を開いた。
「どこの学年かな…剣道場を荒らしたのは」
目だけを信一に送り司が言う。
「さぁな…今は俺たちの影響で三年の方が行動が早そうだが、一年は館も違うから全く状況が掴めない状態だしな」
「…この木刀はな、先生のなんだ。だから違う部屋にあったんだよ」
それを聞くと二人はなるほど、と頷く。
日陰に入れば、すでに皆が待機していた。
:08/01/02 13:30
:N900iS
:☆☆☆
#92 [ふむ]
しゃがんでいる皆を一瞥して口を開く。
「次は野球部の部室に向かう。皆、さっきより気を引き締めろよ。見たと思うが、剣道場はすでに先を越されていた…つまり、奴らはまだこの辺にいる可能性があるんだ」
ぴくり、と皆の動きが止まった。
どうやら状況を理解してくれたようだ。
真剣な眼差しを司に向けている。
「よし…行くぞ」
司を始めとする3組は目立たないように最短ルートで向かった。
:08/01/02 14:23
:N900iS
:☆☆☆
#93 [淫乱戦隊シルバーシウダー◆DQN////7IA]
熱く続き希望
:08/01/02 16:21
:V803T
:./0Qp9gA
#94 [ハムたろ◆Ribon8P572]
すごいおもしろいですね
続き気になります
頑張ってくださいね
:08/01/02 17:11
:N902i
:☆☆☆
#95 [神様モドキ]
頑張って下さい。
:08/01/02 17:22
:912SH
:8INlFaHk
#96 [ふむ]
校舎の影から辺りを見渡す者がいた。
信一であった。
ここからは野球部の部室が伺える。
校舎から野球部の部室に行くには、どうしても広く開けた見渡しの良い場所を通るため、注意が必要だった。
男子23人女子17人を完全に隠す物など全く置いていないため、そこはとても目立ち敵に見つかりやすいのだ。
「敵影無し…っと」
一人ぼそりと呟くと信一は小走りで来た道を戻っていった。
「司、大丈夫だ」
「わかった」
信一の確認を待っていた司は頷くと立ち上がり、しゃがんだままの皆に良く聞こえるように話した。
:08/01/02 20:34
:N900iS
:☆☆☆
#97 [ふむ]
:08/01/02 20:36
:N900iS
:☆☆☆
#98 [ふむ]
「皆、わかってると思うが野球部の部室に行くには目立つ場所を通らなければならない。これはある意味とても危険だ。だから皆の迅速な行動が求められる…いいな?」
異論を唱える者はいなかったが、中には不満げな表情をした者も見え始めた。
司の事を良く思ってない人や、我儘な人、皆が認めたから流れで認めちゃっただけ…みたいな人、様々であった。
司は複雑な表情で溜め息を吐くと信一に向き直った。
「…行こう」
「あぁ、行こう」
目前に迫った部室にゆっくりとした足取りで向かっていった。
:08/01/02 20:46
:N900iS
:☆☆☆
#99 [ふむ]
部室の前まで来ると鍵がないため思い切り金属バットを振り下ろして窓を割った。
豪快な破壊音がすると司は中に侵入して内側から鍵を開けた。
「今回は間に合ったみたいだな」
司の傍らで神田が言った。
腰にはベルトの間に黒い木刀が一本、刺さっていた。
「あぁ…」
「どうした?」
木製バットや金属バットを運びだしているのを見守りながら神田が尋ねた。
「いや、皆の中に状況を飲み込めてない奴らがいてな」
「状況を飲み込めてない奴ら?」
理解出来なかったのか復唱していると、外から信一が司を呼んだ。
:08/01/02 20:54
:N900iS
:☆☆☆
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