校内戦争
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#164 [ふむ◆s8/1o/v/Vc]
申し訳ありません。
調子に乗って学校で携帯を弄っていたら(理由があるのですが)無実の罪で理不尽な理由を突き付けられた揚げ句没収されました。
Nでしか書けないヘタレですのでしばしお待ち下さい。
:08/01/23 21:09
:SH905i
:☆☆☆
#165 [ふむ◆s8/1o/v/Vc]
不意に、司の動きが止まった。
司の視線があるものを捉えたのだ。
――――人だ。
いや、正確には人の足であった。
机の影から、二人分の足が出ていた。
聞こえてくる呻き声に合わせて、時折動いている。
まだ、生きているのだ。
:08/01/24 19:47
:N900iS
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#166 [ふむ◆s8/1o/v/Vc]
ふと、司はある物に気付いた。
二人の履いている上履きのラインだ。
青色であった。
色褪せた上履きには青色のラインが入っていた。
二年か?…いや待て。
決め付けるのはまだ早い。
ここで飛び出して一年だったらどうする?三年だったら?
俺たちを欺くために履いているとしたら?
司は思いとどまった。
罠かも知れない。
それが頭を過った。
警戒するに越したことはないだろう。
司は金属バットを握り直した。
バットを持つ手にじわりと汗が滲む。
確認しようと、一歩を踏み出した。
その時であった。
:08/01/24 19:52
:N900iS
:☆☆☆
#167 [ふむ◆s8/1o/v/Vc]
「わ…わあぁぁぁ!!」
突然、机の影から何かが飛び出した。
人間であった。
司に背を向けて座っていた二人ではない。
―――三人目だ。
司からは死角となる机の影に隠れていたのだろう。
司と同じ制服に身を包んだ男子は、叫びながら司に突っ込んできた。
「何っ…!?」
司は完全に油断していた。
いや、警戒はしていたのだ。
しかし、人数は二人、しかも怪我人。と無意識に決め付けていたのだ。
その僅かな油断が、反応を鈍らせた。
:08/01/24 20:01
:N900iS
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#168 [下痢ら]
:08/01/24 20:12
:P902iS
:☆☆☆
#169 [ふむ◆s8/1o/v/Vc]
至近距離に居たため、一気に間合いを詰められてしまった。
猛然と迫る男子の手には、小型のナイフが握られていた。
キラリと鋭い輝きを放って、司を襲う。
「くっ…!」
間一髪といった所で、反射的に体が動いて何とか避ける。
刃先が脇腹を掠め、制服をわずかに切り裂いた。
司は、体ごと突っ込んできた相手の手首を器用に押さえれば、あまりの勢いに歯止めが効かなくなったのか、男子は簡単にバランスを崩した。
それでも体を立て直そうと前のめりの上半身を捻るが、足元の死体に躓くと豪快に転んでしまった。
:08/01/24 20:13
:N900iS
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#170 [ふむ◆s8/1o/v/Vc]
「ぐっ…!!」
かなり強く体を打ったのか、倒れた反動で男子の手からナイフがこぼれ落ちた。
司は相手より早くそれを拾い上げるとバットを振り上げた。
「ひっ…ひぃい!」
男子は両手で頭を庇い目を瞑ると、椅子を薙ぎ倒し死体を乗り越えながら大きく後ずさった。
司は這うようにして逃げる相手に間合いを詰める。
ふと、男子の様子がおかしい事に気が付いた。
体を縮こませらて、見てわかるくらい怯えていた。
浮言のように何かを呟いている。
見ていれば、ガタガタという音が聞こえてきそうなくらい小刻みに震えているのだ。
「殺さないでくれ…お願いだ…殺さないで…」
カタカタと震えながら、男子はぶつぶつと同じ事を繰り返していた。
「………」
司はバットを静かに下ろした。
:08/01/24 20:27
:N900iS
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#171 [ふむ◆s8/1o/v/Vc]
「裕也…?」
その光景を見ていた信一が、男子の顔を伺うように視線を送りながら口を開いた。
男子は依然として震えている。
目には涙さえ伺えた。
信一の声が聞こえないのか、かなり錯乱しているようだ。
「裕也?…裕也っ!」
信一は男子に駆け寄ると思い切り抱き締めた。
「嫌だ!やめてくれ!殺さないでくれ!頼む!!離せっ…離してくれ!」
男子は大声を上げると信一から逃れるように手足をばたつかせた。
信一はさらに抱き締める手に力をこめた。
「裕也!俺だ!三組の信一だ!もう大丈夫だぞ!助けにきたんだ!」
言うと、男子の動きが弱まった。
「…信一?」
男子は息を荒げながらも、ようやく目を開いた。
「もう安心しろ。おまえは助かったんだ…」
信一は安心させようと優しく抱き締める。
裕也と呼ばれた男子は糸が切れたように泣きじゃくり始めた。
「信一ぃ!…俺っ…殺されっかと思った…!」
:08/01/24 20:40
:N900iS
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#172 [ふむ◆s8/1o/v/Vc]
その始終を見ていた者は、皆表情が曇った。
裕也の怯え方は尋常じゃなかった。
よほどひどい目に逢ったに違いない、と。
しばらく、沈黙が続いた。
裕也の啜り泣く声のみが、辺りに響いた。
「生き残りの…確認を」
重々しく口を開いた。
司の言葉に神田を含めた数人が教室内を捜索しだした。
司は裕也と信一を横目に見る。
だいぶ落ち着いてきたようだ。
その証拠に、信一と何度か言葉を交わしている。
「…大丈夫か?」
司が声を掛けると裕也の言葉に頷いていた信一が顔を上げた。
「何とかな…落ち着いてきたみたいだ」
「すまねぇ…な」
裕也がバツが悪そうに頭を下げた。
:08/01/24 20:49
:N900iS
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#173 [ふむ◆s8/1o/v/Vc]
..続き
ってのが連続で見にくい!
ミスですね…
ともあれ休憩したらまた書きます。
:08/01/24 20:50
:N900iS
:☆☆☆
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