校内戦争
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#43 [ふむ]
椅子に座って腕組みをしている軍隊の男を指差していった。

「あんた…自衛隊だろ?」
男は黙って司を睨む。

「あんたにも家族がいたはずだ…何で反乱軍に味方した?」

臆した様子はなく男に話し掛ける。
司の態度を見た男は「ほう…」と関心した声をこぼした。

⏰:08/01/01 21:41 📱:N900iS 🆔:☆☆☆


#44 [ふむ]
「どうやら…この教室には大したリーダー格がいるようだ…」

不敵な笑みを浮かべて男は言う。
司は黙って男を睨む。

「特別に教えてやる…この軍隊はほとんど訓練されたならず者集団さ」

「何!?」

「刑務所ん中にいた奴や、リストラされて社会を恨んでいる奴、ホームレスって奴もいた…」

「…なるほどな」

⏰:08/01/01 21:45 📱:N900iS 🆔:☆☆☆


#45 [ふむ]
「最初から自衛隊だった奴もいるがごく少数だ…質問は終わりか?」

「あと一つ」

「ほう…こいつは驚いたな。銃を持っている相手にこうも怖じけずに話せるとは…」

笑う相手にぎろりと睨みを強くする。

「…どうだ?今殺してやろうか?俺らにはおまえらを撃つ事が許可されている」

「つ、司…もうやめとけよ」

銃をちらつせる男を見て、信一が止めに入る。

⏰:08/01/01 21:51 📱:N900iS 🆔:☆☆☆


#46 [ふむ]
「何でもいい、質問を続けるぞ」

そう言った司に、男は本当に驚いた表情を向ける。

「こいつぁ凄い!大した肝っ玉だ。いいぜ小僧話してみな」

「さっきのあれは銃声だな?何があった?」

「こりゃあ頭がキれる奴だなぁ」

鼻で笑うと男は続ける。

「あれはな、おまえらの教師を撃った音だ。何の連絡も無しにいきなりやってきて、挙げ句の果てに生徒同士で殺し合いをさせるときたら…反対する奴もいてな」

⏰:08/01/01 21:57 📱:N900iS 🆔:☆☆☆


#47 [ふむ]
「…わかった」

司は短くそう返すと席に座った。

「質問は終わりかい?」

「あぁ」

男は足を組んで再び黙った。

「だ、大丈夫か?」

信一が心配そうに覗き込む。

「大丈夫…な訳あるか」

へっ、と小さく笑って司が言った。

⏰:08/01/01 22:01 📱:N900iS 🆔:☆☆☆


#48 [ふむ]
「殺されっかと思ったっつの…」

「え…?でも…」

「虎穴に入らずんば虎児を得ず…って言うだろ?」

大きく深呼吸をして司は再び立ち上がった。

⏰:08/01/01 22:03 📱:N900iS 🆔:☆☆☆


#49 [ふむ]
「皆!聞いてくれ!」

司は声を張り上げて叫んだ。
教室内の誰もが司を見る。
男も興味あるのか視線を送る。

「どうやら俺たちは戦いを避けられないらしい!…そうなれば『どうやって戦いを避けるか』ではなく『いかに生き延びるか』を考えるべきだと思う!」

「こうなれば先に生き延びる方法を考え始めた方が勝ちだ!しかし、俺も殺しはしたくない!よって、敵が攻めてきた時のみ正当防衛として戦うことにする!」
「異議がある奴は出てこい!」

辺りが静まり返った。

⏰:08/01/01 22:10 📱:N900iS 🆔:☆☆☆


#50 [ふむ]
「確かに…戦いを避ける方法は見つからない…」
「今はそれが良策かも知れないな…俺も殺したくない」
「防衛か…」
「生き残る方法を考える…か」
「仕方ない…」

口々に言う皆を見て司は一瞥した。

「異議無し…でいいな」

誰も返事をしなかった。
複雑な心境なのだ。
仕方ないとはいえ、守るためとはいえ、人を殺すのだ。
先程から泣きだしている者もいた。

⏰:08/01/01 22:15 📱:N900iS 🆔:☆☆☆


#51 [ふむ]
「じゃあやらなければならない事がある!」

司は作戦を話しだした。
司たちは2年3組である。
1年や3年は5組まであるが、2年は4組までしかない。
数では不利な状況にある、と話した。

⏰:08/01/01 22:19 📱:N900iS 🆔:☆☆☆


#52 [ふむ]
校舎は…
2階建ての北館
4階建ての本館
3階建ての南館に別れている。

北館は1年が、
本館には2・3年がいる。
南館は移動教室の時に使う美術室や家庭科室などしかないのだ。

ここで問題が浮上した。
本館だ。
1階は職員室など、
2階は3年の教室、
3階は3年の教室に2-4、
4階は2年の教室である。

⏰:08/01/01 22:25 📱:N900iS 🆔:☆☆☆


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