校内戦争
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#51 [ふむ]
「じゃあやらなければならない事がある!」

司は作戦を話しだした。
司たちは2年3組である。
1年や3年は5組まであるが、2年は4組までしかない。
数では不利な状況にある、と話した。

⏰:08/01/01 22:19 📱:N900iS 🆔:☆☆☆


#52 [ふむ]
校舎は…
2階建ての北館
4階建ての本館
3階建ての南館に別れている。

北館は1年が、
本館には2・3年がいる。
南館は移動教室の時に使う美術室や家庭科室などしかないのだ。

ここで問題が浮上した。
本館だ。
1階は職員室など、
2階は3年の教室、
3階は3年の教室に2-4、
4階は2年の教室である。

⏰:08/01/01 22:25 📱:N900iS 🆔:☆☆☆


#53 [ふむ]
問題は3階。
3年生の中に2年4組が孤立しているのである。
これを救助しに行かなければならない。

「という訳で…開始してすぐに他学年が攻めてくるとは思えないが、2年4組の救助が第一、最優先だ」

皆が関心した目を司に向ける。
それもそのはず、こんな状況でこれほど冷静なのだ。

「メンバーはこの3組の男子総勢で行く。女子はその間に4階の2年を全て廊下へ出しておいてくれ」

時計を見れば、11時45分をきっていた。

⏰:08/01/01 22:31 📱:N900iS 🆔:☆☆☆


#54 [ふむ]
午後12時になった。
放送が入った。
《これより開始する!》
終わった直後、外で戦車の空砲が鳴らされた。
男子女子共に、すぐ行動に移った。
廊下に出たが誰もいない。
恐らく行動を起こしたのは自分達が一番であろう。
他のところは話し合いも進まなかったに違いない。
男子を引きつれた司は廊下を走った。

⏰:08/01/01 22:36 📱:N900iS 🆔:☆☆☆


#55 [ふむ]
各階を繋ぐ階段は2ヶ所ある。
司たちは2年4組に近い方の階段まで走って一気に掛け降りた。

「中に入れ!」

司は指示した。
ここは4階ではなく3階。
3年生の縄張りだ。
廊下に待機してると廊下に出てきた3年生が攻めてきたと勘違いして面倒なことになりかねない。

⏰:08/01/01 22:39 📱:N900iS 🆔:☆☆☆


#56 [ふむ]
説明すると3分で納得してくれた。
早々に4組全員を連れて廊下に出ると、外の様子が気になったのか3年生が出てきていた。

「気付かれたか…!」

4組総勢プラス3組男子総勢という50人近くの人を見れば、状況が状況なだけに勘違いするだろう。
案の定、それを見た3年は真っ青になって叫びながら教室に駆け込んでいった。

⏰:08/01/01 22:45 📱:N900iS 🆔:☆☆☆


#57 [ふむ]
「二年が攻めてきたぞーー!!!」

そう叫びながら教室に駆け込んだ。
三年の教室内に騒めきが広がるのがわかった。
司はちっ…と舌打ちして大声で叫んだ。

「走れ!!」

4組を先に行かせて男子を待機させる。

「司!来たぞ!」

信一の声に振り返れば三年の男子がキョロキョロと辺りを見渡しながらぞろぞろと出てきた。

⏰:08/01/01 22:50 📱:N900iS 🆔:☆☆☆


#58 [ふむ]
ほとんど素手だが、手に椅子や野球部がいるのかバットが握られている者もいた。

「急げ!!…ちぃ!計算ミスだ!丸腰で来たのは間違いだったな」

ふと何かを思いついた司は信一に耳打ちする。

「わ、わかった」

「頼んだぞ!」

信一は4組より早く階段を上っていった。

⏰:08/01/01 22:54 📱:N900iS 🆔:☆☆☆


#59 [ふむ]
「いたぞ!」

三年の方から声が上がった。
完全に狙いを定めたらしい。
皆が皆、こちらを向いている。

「慌ててるぜ!」

「逃がすかよ!」

どうやら三年には自分達は慌てて右往左往しているように見えているらしい。

「はっ…行くぞ!」

小さく鼻で笑って、4組が完全に行ったのを確認すると声を出した。

⏰:08/01/01 22:59 📱:N900iS 🆔:☆☆☆


#60 [ふむ]
「逃げてる間に後ろからやられちまうぜ!?」

すでに走りだしている三年を見て男子が言う。
中には勝ち目のない戦いに参加しようとする者さえ見えた。

「いいんだよ!手は打った!」

「でもよ…」

「いいから来い!俺を……信じろ!!」

「っ…わかった!!」

言葉を制すと、立ち止まっていた男子たちが階段を上がりだした。

⏰:08/01/01 23:03 📱:N900iS 🆔:☆☆☆


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