その妖かし淫らにつき
最新 最初 全 
#201 [(ノ><)ノ]
続きが気になります★
:08/01/31 17:47
:W41K
:xzoMwNvE
#202 [みか]
あげますッ


:08/01/31 20:42
:P902iS
:Im5YWV82
#203 [ひえぃ]
遅くなりすいません

書きますね(^∀^)

:08/02/01 05:01
:SH903i
:pf9pqZnw
#204 [ひえぃ]
その日の夜は不思議と
寒くなかった。
オロチが来る気配もなく
ただただ静寂と暗闇だけが桜の心に不安を募らせていく。
「……………」
最初はオロチやヒョウ君たちにいつ食べられるのかと思ってビクビクしていたけど…この家不気味なんだよね……
布団を顔まで被り
桜は怖さを凌ごうとする。
:08/02/01 05:05
:SH903i
:pf9pqZnw
#205 [ひえぃ]
「…もぅ〜
なんで毎日毎日疲れてるのに寝れないのよ〜…波瀾万丈だらけじゃない…」
と一人文句をブツブツ言うと廊下からゆっくりと足音が聞こえてくる。
「!誰…オロチ?…」
まだオロチだったら
良い……でもなんか……
ギッ…
ギッ…
ギッ…
こんな足音…知らない…
ドクンッ
ドクンッ
:08/02/01 05:09
:SH903i
:pf9pqZnw
#206 [ひえぃ]
足音は私のすぐ部屋の前で止んだ。
「………っ………」
汗が滲む。
怖い。
怖い。
怖い。
スーッと扉が開く音が
聞こえ桜はそちの方向を
見た瞬間。
「…え?」
誰もいない…
扉は開いているのに…
:08/02/01 05:11
:SH903i
:pf9pqZnw
#207 [ひえぃ]
『…娘』
桜の背中に何とも
言えない衝撃が走り
後ろをバッと振り向いた
「…ひっ!」
一目で分かる。
この世の者ではない。
鬼の面こそかぶっているが長い髪は金色に肌は浅黒くとがった耳。
『…普段は入れぬよう結界が貼られていたが…人間の気に触れて弱まったとは…キツネもまだまだよのぅ』
:08/02/01 05:19
:SH903i
:pf9pqZnw
#208 [ひえぃ]
小さく笑いながら
下を軽くうつむく。
「…あっ…あなたは…」
声が震える。
オロチやヒョウ君キツネさんとは明らかに違う。
一つ間違えればすぐにでも殺される。
『…夜叉
そちの名は?』
「桜…桜です」
『はかなく散るが由縁にも美しき根の元には死者が眠る…不吉で綺麗な名だ』
:08/02/01 05:24
:SH903i
:pf9pqZnw
#209 [ひえぃ]
「…此処に何しに?」
『…それはこちの台詞
お前のような人間が此処で何を長たいる、森が騒いでいる』
「森が…?」
『…まだ殺さぬ
だが……』
夜叉となのる音が
いきなり近付くと私を
押し倒し無理矢理服を
破り腹に爪をたてた。
「!!っ!?」
『…呪印をほどこした
七ツの夜が落ちる前に
森からでていけ…』
:08/02/01 05:30
:SH903i
:pf9pqZnw
#210 [ひえぃ]
俺が死ぬかお前が森を
出ていかないかぎり
その呪印はお前を内から喰い潰すであろう。
耳に残る夜叉の声を最後に桜の意識はだんだんと薄れそのまま気を失ってしまった。
「…さ……さく…さん」
「……んっ……」
「…桜……桜さん!」
ペシッペシッと頬を叩かれ目をうすらうすら開けると目の前には心配そうな顔つきのキツネさんがいた。
:08/02/01 05:35
:SH903i
:pf9pqZnw
#211 [ひえぃ]
「…え?…キツネ…さ」
「桜さん!大丈夫ですか?気を失ってたみたいですが…?」
「…私……何…?」
と昨夜あった事を
思いだそうとした瞬間
脳裏には疾風の如く記憶が流れだし頭が割れそうになる。
「やっ!…やだぁ!!」
「桜さん!」
桜は耳をふさぎ込むが
音は止まない。
:08/02/01 05:42
:SH903i
:pf9pqZnw
#212 [ひえぃ]
「怖いぃ!怖いよぉ…」
止めて。
見せないで。
私知らない…この血ばかりの部屋なんか知らない…
何を見せてるの?
「桜さん…落ち着いて」
キツネは桜の押さえてる
腕をゆっくりほどき優しく話しかける。
「…ひっ……くっ…うっ……」
「何もないですよ?
ほら僕と君だけ。他には誰も何もいない」
:08/02/01 05:46
:SH903i
:pf9pqZnw
#213 [ひえぃ]
ほらっとキツネは桜を
優しく自分の腕で包みこみ胸の中に閉じ込めた。
「ね?何もないでしょ」
「…うっ……くっ…」
桜もキツネの存在を確かめるように腕を回し心音と呼吸を合わせた。
「落ち着きましたか?」
「…はっはい…ごめんなさい…」
目の下を真っ赤に腫らし
桜は徐々に自我を取り戻す。
:08/02/01 05:50
:SH903i
:pf9pqZnw
#214 [ひえぃ]
「えーと…僕としては
このままでいいんですが…ちょっとこの体勢はヒョウがヤキモチ焼いてしまうので…」
と桜は自分がキツネの背中に手を回してる事に気付き素早く離れた。
「すっすいません!!」
「いえいえ
悪い夢でも見たのかな?
夢は軽視するものではありませんしね」
夢?
いや……
ズクッと桜の腹に痛みが
小さく走る。
:08/02/01 05:54
:SH903i
:pf9pqZnw
#215 [ひえぃ]
キツネさんに昨夜のあの
夜叉と名乗った妖怪の話しをしたほうがいいの…?
それとも
オロチに……
でも
呪いは自分が死ぬか私が
森をでてけば解けると
あいつは言っていた。
所詮
オロチやキツネさんは
私を小間使いにしか思ってない。
助けてくれるのかまでは
分からない…
だったら私……
:08/02/01 05:59
:SH903i
:pf9pqZnw
#216 [P!]
:08/02/01 07:18
:SH902i
:20qXKneE
#217 [ひえぃ]
書きます(^ω^)
応援ありがとうございます

:08/02/02 05:54
:SH903i
:vp1vGvMM
#218 [ひえぃ]
荷物なんてない。
私は何も言わず小屋から
飛び出し山を下に下に進んだ。
「…はっ…はっ…はっ」
息が切れだす。
でも歩いてなんていられない。またあの街の人間や夜叉みたいな妖怪に出くわすかもしれないし…
「…夕刻までには…」
いったいいくつの刻を
歩き続けたろう。
周りは既に闇夜と溶け初めていた。
:08/02/02 05:58
:SH903i
:vp1vGvMM
#219 [ひえぃ]
「…はぁ…はぁ……まだ…全然…森があけない…」
暗闇に動くのは危険。
かといってその場でうずくまる事もできない。
「……洞窟?」
辺りを見渡すと大きな洞穴があり桜はゆっくりと入り手で間隔を掴み奥までたどりついた。
「そんなに深くないみたいね…休むのにちょうどいいかな…」
近くにあった石と落ち葉で火をおこし暖をとった。
:08/02/02 06:03
:SH903i
:vp1vGvMM
#220 [ひえぃ]
パチッパチッと火の粉が
上に昇り消える。
桜は結わいていた髪を
おろしそれを見つめる。
「…ヒョウ君…今頃心配してるよね……」
ヒョウ君になら言えばよかったかな?
…けど所詮私なんて人間だしそこまで面倒見切れないよね…
フッと溜め息を漏らすと
桜の腹がまたズッと重くなる。
:08/02/02 06:08
:SH903i
:vp1vGvMM
#221 [ひえぃ]
「…いっ!」
……夜叉。
キツネさんに起こされた時私の中に起こった走馬灯のような記憶。
血がたくさん散らばった部屋…
誰かの悲鳴…
あなたが見せたの?
ザーーーッ
「…雨?」
外は真っ暗で見えないが
雨音が響き桜はウトウトしはじめた。
:08/02/02 06:13
:SH903i
:vp1vGvMM
#222 [な]
続きが気になります

頑張ってください

:08/02/02 14:35
:F903i
:SWV/M8sk
#223 [我輩は匿名である]
気になるぅ

:08/02/02 14:52
:N703iD
:7WzuvMV.
#224 [我輩は匿名である]
最高! 主さん! 更新待ってます!
:08/02/02 15:26
:F703i
:bq5kmAOs
#225 [(ノ><)ノ]
楽しみにしてます!
:08/02/02 21:11
:W41K
:1G47CgnQ
#226 [あー汰
]
頑張れー

:08/02/03 11:41
:D902iS
:ZXoMySvY
#227 [我輩は匿名である]
:08/02/03 21:11
:SH903i
:Kv5Zi1eA
#228 [我輩は匿名である]
面白い

期待してます

:08/02/03 22:00
:D703i
:kV692nV6
#229 [ひえぃ]
:08/02/04 05:26
:SH903i
:/PSBmfsY
#230 [ひえぃ]
岩や葉をうつ音が洞窟の奥まで聞こえてくる。
「……………」
この森にこんなに不思議な生き物達がいるとは思わなかった。
いつもいつも怯え
村から見上げるだけの森だったのに…
「…不思議というか…恐ろしいのが正解かな…」
焚火の炎は
入口から吹く風に揺られ
踊る。
:08/02/04 05:32
:SH903i
:/PSBmfsY
#231 [ひえぃ]
「…喉渇いた……」
桜はスッと立ち上がり
入口の方まで静かに歩き
何か飲めるものがないかと辺りを見渡す。
「…葉についた水滴くらいしかないわね」
と葉っぱに手をかけた時
前方の暗闇の中何かが動くのが見えた。
「!やっ……」
まさか……
そんな……
:08/02/04 05:44
:SH903i
:/PSBmfsY
#232 [ひえぃ]
「………だっ誰!?」
私の声は雨音にかき消され影が動いた一点を集中して見つめた。
「…でっでてきなさい!…夜叉なんでしょ!?」
本当は出て来られたら
非常に嫌だけど…
と下を俯いた瞬間
何か濡れた真っ白な手に
腕を素早く掴まれ
桜は声がでないくらい驚いた。
「っ!!!!!??……………あっ……」
「…阿保が」
:08/02/04 05:50
:SH903i
:/PSBmfsY
#233 [ひえぃ]
「おっ………オロチ…」
「お前俺をなめてるのか…?勝手に抜けだすなぞ」
オロチ…オロチだよね?
雨に濡れてビショビショだし…なんで……
「あっあの…なんで?」
おずおず聞き出すと
オロチは切れ長の瞳で桜を軽く見ると洞窟の方へと
一人で向かう。
「あっ待って!」
「…出ていくならとっくに出てけたはずだからな…何かあったか?」
:08/02/04 05:56
:SH903i
:/PSBmfsY
#234 [ひえぃ]
消えかけた焚火に落ち葉を落としオロチは地面に腰かけた。
「…何か?」
「………………」
そんなの話たって…
何も……
私はあんたにとって夜の慰みものや小間使いでしか
ないんでしょ……
「別に…何も…」
「……聞き出して欲しい……そんな顔をしてる…」
オロチが嫌な笑いをこぼし的をつく。
:08/02/04 06:00
:SH903i
:/PSBmfsY
#235 [ひえぃ]
「なっ!そんな事!」
「だが自分がそれほどの存在かと不安だから言えない…違うか?」
…腹がたつ
いちいち…
「…夜叉って…奴にあったの……」
重い口から桜は言葉を
静かに発した。
「…ほぉ」
「森から出ないと殺すって…だから私…」
「逃げた…」
:08/02/04 06:06
:SH903i
:/PSBmfsY
#236 [ひえぃ]
怖かった…
もし事実を話して目の前で見捨てられた時ほど恐ろしい事はないから…
「痛むのは腹か?」
「…うん
今は大丈夫だけど…何故わかるの?」
「…嫌な臭いがする…それもとてつもなく強く錆びたような…」
ドクンッとオロチの体が
揺れたと思うと急に洞窟の上をオロチは見上げた。
:08/02/04 06:14
:SH903i
:/PSBmfsY
#237 [ひえぃ]
「…来る」
「え?」
オロチは立ち上がり
桜の前にスッと静かに
動く。
『…ククッ
縁とは恐ろしいものよのぉなぁ蛇よ』
「…面をとれ
いくら恐ろしいつらを隠そうとぞ何等事実は変わらん…」
急に夜叉が現れたが
オロチはまるで知ってるかのように話をしだす。
『人間の女子に惚れたか…お前らしくもない…憎悪の気持ちも忘れたか…』
:08/02/04 06:22
:SH903i
:/PSBmfsY
#238 [ひえぃ]
「俺のものを
どう使おうが勝手だ…」
『…ふむ
少々遊び過ぎてキツネの阿保に結界を貼られ見なくなったうちに人間臭くなったとはな…母上もさぞ嘆かわしいであろう』
「…黙れ」
オロチの口調がさきほどより強く静かになった。
『…おや?
そういえばそちの娘
何か何かと思いきや…生き写しではないか…』
「黙れ!
…俺はキツネほど生ぬるくないぞ…」
:08/02/04 06:31
:SH903i
:/PSBmfsY
#239 [ひえぃ]
『まぁいい…まだ殺されるのは早過ぎる…ここはいったん退こう…』
スウッと夜叉は消え
洞窟内には私とオロチだけとなった。
「……オロチ…今の…………いっ!!」
問いただそうとした時
急にあの腹の呪印が熱く
脈打ち出す。
「見せろ」
「…はぁっ……痛…い」
オロチは呪印の部分を
触り確かめる。
:08/02/04 06:38
:SH903i
:/PSBmfsY
#240 [我輩は匿名である]
:08/02/04 15:27
:W53H
:YDy5pl0U
#241 [華
]
めっちゃ応援してます(∩^ω^∩)


頑張って!!!!!!!

:08/02/04 16:13
:N903i
:BxMmYNdU
#242 [ひえぃ]
ありがとうございます

実は又新しい小説を書きはじめました

なんか中途半端ですいません

けどこちらももちろん書きますよ〜偏らないように頑張って書きます

どうか最後までお願いします


:08/02/04 19:21
:SH903i
:/PSBmfsY
#243 [たか]
:08/02/04 19:56
:F903i
:mHIJc1Aw
#244 [ひえぃ]
お気に召すまま!!とかいう奴ですがかなりこの話とは異なるのでうけつけない人も多分たくさんいます
(-∀-;)しかも私的にはこっちをちとシリアスにあっちはちとギャグ風に書こうと思っていますので
どーか理解お願いします


:08/02/04 21:06
:SH903i
:/PSBmfsY
#245 [ひえぃ]
桜の顔は赤くなり
呼吸も徐々に荒くなり
汗もでてくる。
「…これは
…さっき会った時に
又何か細工をしたな…」
オロチが一人ブツブツ言っているが桜の耳には
うっすらとしか聞こえない。
昔風邪を引いたとき
母様の手が冷たくて
それがとても気持ち良かったのを覚えている。
「…オロチ」
「……?」
:08/02/04 21:11
:SH903i
:/PSBmfsY
#246 [ひえぃ]
オロチの腕の裾をつかみ
桜は渇いた口から
「…手……お願い…」
「…手だと?」
オロチが差し出した手を
桜はパッととり頬に持っていく。
「つめた……」
母様よりも細く大きいけど普段は冷たすぎるオロチの手が今では心地よい。
「………………」
オロチはただそれを
見つめた。
:08/02/04 21:15
:SH903i
:/PSBmfsY
#247 [ひえぃ]
「…………んっ…ぅっ」
目をつむっていても
分かる。
もぅ洞窟内はうっすら
明るく朝が訪れた。
「あれっ…私……!?」
目を開けて
座ってる自分に気付き
その後ろではオロチが
眠りに落ちていた。
「ぇ!…なんで?私
横になって……えぇ?」
オロチの足の間に
きちりと座りおもいっきしオロチの胸に背中を
あずけて寝ていたくさい
:08/02/04 21:20
:SH903i
:/PSBmfsY
#248 [ひえぃ]
もぅすっかり
気分はよくなった気がするけど…
桜はそっと腹の呪印を
見る。
「…消えてないよねぇ」
ため息はでるが
仕方がない。
このままオロチが寝てるすきに出てもいいけど…
とオロチの方をちらっと
見るがまだ寝ている。
:08/02/04 21:23
:SH903i
:/PSBmfsY
#249 [ひえぃ]
朝日が少し漏れ
白い肌の彼にキラキラ降り注ぐ。
「…綺麗…女の人みたい……」
まるで高等な絵師が書いたような…
スッとオロチの頬に
手を触れ桜はジッと
覗きこんだ。
その時
私はどんな衝動にかられたのは分からないけど
何かこの生き物に対して不思議な感情を流してしまった。
:08/02/04 21:28
:SH903i
:/PSBmfsY
#250 [とらこ]
:08/02/04 22:54
:N703iD
:NBcpIJF.
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