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#341 [Mr.RabbIts!]
 

いきなりだったのでバランスをくずし、少しよろけてしまった。
 
てか、
 
「なんなんだよ?!いきなり突き飛ばしやがって!!」
 
無意識の内に雄琉に掴みかかろうと、手を伸ばしたら雄琉が叫んだ。
 
「ば!バカ!!近寄んなっ!」
 

⏰:08/06/16 23:54 📱:P704i 🆔:zDWShJ96


#342 [Mr.RabbIts!]
 

思わず、手を差し出したままの姿勢で固まる俺。
 
え…触んなって……
今まであんなにベトベトしてきたくせに。
 
なんとなくモヤモヤしていると、雄琉が気付いたのか説明し出した。
 

⏰:08/06/16 23:57 📱:P704i 🆔:zDWShJ96


#343 [Mr.RabbIts!]
 

「…だって、ヒロ。おまえのさ、ソレとそれ。危ないんだって〜」
 
雄琉は『ソレとそれ』と言った時に、中指にしていたゴッツイ感じの指輪と、シルバーのシンプルなピアスを指さした。
 

⏰:08/06/17 00:01 📱:P704i 🆔:Vb..fUz2


#344 [Mr.RabbIts!]
 

俺がなにも言わずに雄琉を見ていると、雄琉は「う〜」とか唸ってモジモジし出した。
 
たぶん恥ずかしさを隠すためだろうと思われるその行動に、自然と口元が緩み堪えきれず吹いてしまった。
 
そんな俺を、拗ねた子供のように唇を尖らせて恐怖で軽く潤んだ瞳で睨む雄琉。
 

⏰:08/06/19 22:39 📱:P704i 🆔:3Tj7q8jg


#345 [Mr.RabbIts!]
 

「…バカにしてんだろ」
 
そう悔しそうに呟く雄琉。
 
「してないよー?」
 
最高にバカにした笑顔を向けてやると、雄琉がなにか言おうと口を開いた。
 
…ピカッ!
 
「ぎゃぁぁあっ!」
 
また稲妻が光り、その場にしゃがみこむ雄琉。
 

⏰:08/06/20 00:15 📱:P704i 🆔:wrN8t1Pg


#346 [Mr.RabbIts!]
 

暫くすると、さっきより激しく雷が落ちる音が響いた。
 
雄琉は顔を青ざめて、言葉さえ発さなくなってしまった。
 
自分より広い肩が小刻みに震えているのを見て、なんとも言えない気持ちになった。
 

⏰:08/06/20 00:18 📱:P704i 🆔:wrN8t1Pg


#347 [Mr.RabbIts!]
 

一つ息を吐くと、先ほど雄琉に指摘された金物の指輪とピアスをそっと外し、机に置いた。
 
雄琉はしゃがみ込んだまま固く目を閉じ、耳を塞いで必死に耐えている。
 
その前に立ち、雄琉の前に静かに膝立ちになった。
 

⏰:08/06/20 00:22 📱:P704i 🆔:wrN8t1Pg


#348 [Mr.RabbIts!]
 

「雄琉」
 
名前を呼ぶとピクリと反応を示した。
どうやら耳を塞いでいる意味は無さそうだ。
 
「…なに」
 
怨めしげに俺を見上げる雄琉の目の前に、先ほどまで指輪をしていた中指を立ててやる。
 

⏰:08/06/20 00:24 📱:P704i 🆔:wrN8t1Pg


#349 [Mr.RabbIts!]
 

「外した…から」
 
「…は?」
 
今度は俺がう〜と唸る。
軽く睨んでみるが、雄琉は意味がわからないらしく、きょとんとしている。
 
「…もう金物付けてないし、だいじょーぶ……だからっ///」
 
なぜこんなに照れているのか、自分自身が一番不思議だ。
 

⏰:08/06/21 13:58 📱:P704i 🆔:lW.mYIec


#350 [Mr.RabbIts!]
 

なんだか不思議な気分になってきた。
 
胸の奥がむずかゆいというか、変に体が芯から火照る感じ。
 
目の前の雄琉と目線がかち合った時、さらにフワフワした感覚に囚われる。
 

⏰:08/06/21 14:01 📱:P704i 🆔:lW.mYIec


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