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#281 [
Mr.RabbIts!
]
「なんなんだ、一体…」
俺と遙は目を丸くして、ヒロに擦り寄るスティンを見つめる。
「雄琉そうとう嫌われてんね」
遙がそう言うと、言葉が解るハズもないのにスティンはちらりとこちらを見た。
そして鼻を鳴らして俺を小馬鹿にしたように笑った。ように見えた。
:08/05/18 11:35
:P704i
:d6StmDrg
#282 [
Mr.RabbIts!
]
「なっ!今、俺のこと見て鼻で笑ったぞ、コイツ!!」
そう叫んでスティンを指さすが、当のスティンは甘えるような鳴き声を出してヒロを見つめている。
そんな俺とスティンを見比べて、ヒロは頬を膨らませた。
「雄琉っ、なんかスティンに悪いことしたんだろ!?」
「ち、ちげーし!コイツが…」
「コイツじゃない!スティン!!」
ヒロにたしなめられて、俺は少したじろいた。
:08/05/18 11:40
:P704i
:d6StmDrg
#283 [
Mr.RabbIts!
]
「う、スティンが勝手に…」
そこまで言うと、鋭い視線を感じそちらに目を向けると、スティンが俺を睨んでいる。
「気安く呼ぶな」とでも言いたげに。
俺も負けじと睨み返す。
「くっそ。なんだこの猫、感じ悪ぃな」
そう呟くとスティンにぷいっと顔を背けられた。
カッチーン
:08/05/18 11:45
:P704i
:d6StmDrg
#284 [
Mr.RabbIts!
]
「なんだコイツ!喧嘩売ってんのか!!」
そう叫んでスティンを引っ捕まえようとしたが、その前にヒロがスティンを抱き締めてそれを阻止した。
「なにやってんだよ!動物虐待とか信じらんねぇ!!」
そう言ってヒロに睨まれると、なにもできなくなる。
「…だってよ、コイツが…」
「スティン!!」
「……………この猫がよ、俺のこと馬鹿にしやがるし、なにより―…」
そこまで俺が言うと、ヒロが「あっ」と声をあげた。俺が隙を狙ってスティンを引っ掴んでヒロから引き剥がしたためだ。
:08/05/18 11:54
:P704i
:d6StmDrg
#285 [
Mr.RabbIts!
]
「お前はヒロにべたべたしすぎなんだよ!」
猫掴みしたスティンを自分の顔の前まで上げ、そう言ってやるとスティンは不満気に俺を睨む。
睨み方がヤクザのようだ。
下から睨み上げる感じ。
「ヒロにべたべたしていーのは、俺だ・け・な・の!!わかったか、ヤクザ猫」
「なに言って…!///」
ヒロが照れてるのを横目で見て、かわいーとか思って油断していると…
―ガリッ!!
「いって!」
:08/05/18 12:03
:P704i
:d6StmDrg
#286 [我輩は匿名である]
:08/05/18 14:28
:SH904i
:Yc3bd0RU
#287 [我輩は匿名である]
:08/05/18 15:07
:SH904i
:Yc3bd0RU
#288 [
Mr.RabbIts!
]
〒匿名さん▽
アンカー
あリがとうございます
(^Д^)
:08/05/18 22:44
:P704i
:d6StmDrg
#289 [
Mr.RabbIts!
]
なにが起こったのかは、左頬に感じた痛みで、だいたい把握できた。
その痛みで、反射的に掴んでいたヤクザ猫を放してしまった。
「大丈夫か!?雄琉!」
再び擦り寄ってきたスティンを完全にスルーして、俺のもとへ来てくれるヒロ。
フン。勝ったぜ
:08/05/20 21:37
:P704i
:UuLdB8kE
#290 [
Mr.RabbIts!
]
そう眼で挑発してやると、ヤクザ猫は意外とあっさり負けを認めたのか、尻尾を垂れ下げて寝室から退散していった。
それを見て優越感に浸っていると、下から「おい!」と言う不満そうな声が聞こえてきた。
顔をその方向に向けると、眉間に皺を寄せていたヒロの膨れっ面が、一気に青ざめる。
「…おっお前、血……!!」
:08/05/20 21:42
:P704i
:UuLdB8kE
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