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#812 [Mr.RabbIts!]
 

耳元で泣き叫ばれてキーンと耳鳴りに襲われていると、光は少し晴樹と距離をとって真剣な顔になった。
 
「なにしてたんだ?連絡も入れただろう?」
 
たしかに晴樹の携帯には尋常じゃないくらいに、父と兄と龍さんからの着信があった。
 

⏰:08/12/31 01:01 📱:P906i 🆔:DB7uTdnI


#813 [Mr.RabbIts!]
 

「…ごめんなさい」
 
謝ることはできたが、次に続く言葉が出てこない。
 
寝てました。なんて言えないだろう…この状況で。
 
そんな事を悶々と考えていると、意外とあっさり光は引き上げた。
 
「まぁ、これからはあんまり心配かけるんじゃないぞ?」
 

⏰:08/12/31 01:07 📱:P906i 🆔:DB7uTdnI


#814 [Mr.RabbIts!]
 

理由も深く問わずに引き上げた光に拍子抜けしながらも、晴樹はもう一度「ごめんなさい」と謝った。
光はそんな晴樹にやさしく微笑んで「分かればいいよ」と髪をくしゃっと撫でた。
そして直樹に視線を移した。
 
「直樹、悪かったな。忙しいのに…ホントは俺が探しに行きたかったんだが……」
 

⏰:08/12/31 01:13 📱:P906i 🆔:DB7uTdnI


#815 [Mr.RabbIts!]
 

「父さんの方が忙しいだろう。だいたい父さんが抜けてきちゃったら、会社が大変なことになるし」
 
直樹の言葉に光は「すまんすまん」と苦笑いを浮かべた。
 
ホントにこの男なら、仕事を放り投げてでも自分を探しにきそうだ。と考えて晴樹はため息を吐いた。
すると、直樹も同じことを考えていたのか、同じタイミングでため息をついたため、思わず直樹を見てしまいバッチリ視線が合ってしまった。
 

⏰:08/12/31 01:21 📱:P906i 🆔:DB7uTdnI


#816 [Mr.RabbIts!]
 

ぷいっ
 
しかし晴樹はすぐに目を反らした。直樹は何か言いたげに口をパクパクさせている。
そんな2人のぎこちない空気を察してか、光は笑顔で晴樹に話しかけた。
 

⏰:09/01/07 16:47 📱:P906i 🆔:cwsgEEHE


#817 [Mr.RabbIts!]
 

「そーだ!晴樹、友達は出来たか〜?」
 
その光の言葉にピクリと2人は肩を震わせた。
光はそんな2人の反応に、首をかしげる。
 
しかし晴樹は瞬時にニパッと笑い、光に嬉しそうに話した。
 
「出来たよ!スゲーいい奴なんだ!!孝志っていうんだけど…今度、家に連れてきてもいいかな?」
 

⏰:09/01/10 14:30 📱:P906i 🆔:Dovidj8k


#818 [Mr.RabbIts!]
 

晴樹の言葉にギョッとする直樹。
 
「おいっ晴樹…!」
 
「いいじゃないか!連れてきなさい。父さんも会って話がしたいし」
 
ハッハッハと愉快そうに笑う光とは反対に、直樹はとても嫌そうな表情を浮かべていた。
 

⏰:09/01/10 14:32 📱:P906i 🆔:Dovidj8k


#819 [Mr.RabbIts!]
 

翌朝
 
光が仕事へ行き、母親が洗濯のため席を外している兄弟2人だけの食卓には、朝から沈黙が重たく流れていた。
 
その沈黙に耐えられず、先に口を開いたのは直樹だった。
 

⏰:09/01/31 20:40 📱:P906i 🆔:Q0ZdYesg


#820 [Mr.RabbIts!]

 
「………おい」
 
「…………。」
 
「おい」
 
「……………。」
 
「おい、晴「ごちそうさまでした!」…」
 

⏰:09/01/31 20:40 📱:P906i 🆔:Q0ZdYesg


#821 [Mr.RabbIts!]
 

晴樹はそれだけ言うと、席を立って自分の分の食器を洗い出した。
 
直樹はため息を吐いて眉間の皺を濃くした。
 
「…ごちそうさま」
 
そう言って直樹も席を立ち食器を持って晴樹の方へ近寄っていくと、晴樹は素早く洗い終えた食器を片付けるとさっさと自分の部屋に戻って行ってしまった。
 

⏰:09/01/31 20:49 📱:P906i 🆔:Q0ZdYesg


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