危ナイ兄弟愛ノカタチ:)BL
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#581 [東脂ヤ転
「静兄?もしかして気に入らなかった・・・?」
心配そうに俺の顔を覗き込む鳴。
俺はその無防備な唇に優しくキスすると、笑顔で言った。
「鳴、ありがとう。大切にするよ」
鳴はまた顔を赤らめたが、すぐに俺から目を逸らす。
「あ・・・当たり前だろ!
大切にしなかったら、許さないから・・・ッ」
相変わらず子供っぽい強がりな態度が可笑しくて、俺は思わず笑ってしまった。
:08/05/19 10:31
:W52P
:6lGa5XRo
#582 [東脂ヤ転
『静のそういう弱い部分も含めて、鳴ちゃんは静が好きやねんから、たまには鳴ちゃんに甘えてみたらええやん?』
ふと圭吾の言葉を思い出す。
"鳴に甘える"って、どういうことなのかまだ掴みきれてないけれど、信じてみようと思った。
「鳴、大好きだよ」
確かめるように俺は呟く。そして、
「俺だって・・・大好きだよ」
少し照れながらもハッキリそう言ってくれた鳴。今の俺には、それだけで十分だった。
鳴を守っていく為の"理由"にも。
そして、鳴を愛していく為の"理由"にも・・・。
:08/05/20 06:42
:W52P
:7Sudro42
#583 [東脂ヤ転
第C話終了致しました!!静兄目線のお話だったのですが、毎度更新が遅くてスミマセンでしたぁ↓(>_<、)
引き続き感想版では、
こんなキャラを出して欲しい!!&こんな話を書いて欲しい!!
と言ったリクエストがあれば、募集してますッ☆(^-^)/
それから本編には基本的にコメント等は書き込まないので、コメントは感想版の方で♪
これからも本作をよろしくお願いしますッ!!
:08/05/20 06:50
:W52P
:7Sudro42
#584 [東脂ヤ転
:08/05/20 08:44
:W52P
:7Sudro42
#585 [東脂ヤ転
素直になれなくて
いつも本当の気持ちを隠してた
でも
本当はいつも
伝えたくてしょうがなかったんだ
君のことが誰よりも
誰よりも、好きだって
:)危ナイ兄弟愛ノカタチーD
:08/05/20 15:29
:W52P
:7Sudro42
#586 [東脂ヤ転
「・・・・・・圭吾?」
部屋に入ってすぐ、異変に気付いた。
口元から血を流している圭吾は、大の字型にリビングに寝転んで居る。
「フラれたぁ・・・・・・」
その時、圭吾が小さく呟いた。
「・・・静に?それとも・・・あの義弟に?」
俺は床に転がっていた、リモコンを拾い上げながら圭吾に訊く。
「・・・・・・どっちも」
そう言うと、勢い良く圭吾は起き上がる。
その目は心なしか、赤かった。
:08/05/21 08:37
:W52P
:OiX1zHa2
#587 [東脂ヤ転
[なぁにが、"フラれた"だよ]
30分程前、静から血相を変えて合い鍵を渡すよう言われた時は、何かと思って早めに帰宅したのに・・・・・・痴話喧嘩かよ!!
ただでさえ仕事で疲れているのに、こんな圭吾を見てたら余計にムシャクシャしてくる。
[しかも、俺が居ない間に義弟まで連れ込みやがって・・・]
言い表せないイライラをぶつけられる標的も無く、俺は乱暴にソファーに腰掛けた。
:08/05/21 11:01
:W52P
:OiX1zHa2
#588 [東脂ヤ転
「あーきーらぁ・・・」
「ウザイ黙れ」
「もぉ〜!こんな時位優しくしてぇなぁ〜・・・」
圭吾の甘えた声にも動じず、俺はテレビを点けた。全く興味も湧かない深夜番組を、ぼんやり見つめる。
暫くして、圭吾はフラフラと俺の側まで来ると、膝元に頭を乗せた。
「・・・蹴り上げるぞ」
「あ、俺この芸人好きなんよぉ」
俺の言葉には気にも止めず、圭吾はそのままソファーに寝転がる。
当然ソファーの長さは足りずに、圭吾の脚は外へと投げ出される。
:08/05/21 11:15
:W52P
:OiX1zHa2
#589 [東脂ヤ転
静の店で働き出してから、俺はこのマンションに圭吾と2人で暮らしている。
勝手も良いし交通の便も悪くないから気に入っていたんだけど、気に食わないことが一つ。
圭吾がやたらと男を連れ込むこと。
前々からこのだらしない性欲の塊(圭吾)には我慢ならないところが多々あったが、最近では自宅をラブホか何かと勘違いしているのか、とっかえひっかえ男を家に上げている。
[こんな家さっさと出て行ってやる・・・!!]
常日頃から俺がそう願っているのは言うまでもない。
:08/05/21 21:43
:W52P
:OiX1zHa2
#590 [東脂ヤ転
それなのに俺がこの家を出られないでいる理由。
「明ぁ・・俺クビなんやて・・・」
膝元から圭吾の情けない声が聞こえる。
「お前、義弟にも手出したのか・・・」
「何もしてへんよー!
ただ、ちょっと唇を重ねただ・・・イテッ!!」
圭吾が言葉を続ける前に、持っていたリモコンでその頭を叩いた。
「静に殺されなかっただけ有り難く思え!この尻軽!!」
さっきから高まっていた苛立ちがピークに達する。
「お・・・男が男に"尻軽"って言ったの、初めて聞いたわぁ」
この語に及んでまだ呑気なことを言う圭吾に、俺はもう一撃加えた。
:08/05/24 13:16
:W52P
:PY1cHayA
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