危ナイ兄弟愛ノカタチ:)BL
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#725 [東脂ヤ転
「クスッ・・・やっぱりお前疲れてるんだよ。明日のこともあるし、今日は先に帰って良いよ。」
そう言うと、静兄は俺の背中を軽くさする。
静兄に触れられると何故か凄く安心する。
でも・・・。
「・・・・・・明日なんか、来なかったら良いのに」
俺は溜め息混じりに呟く。端(ハタ)から見たら俺の言葉の意味が分からないだろうが、静兄は困ったように笑うと俺の頭を優しく撫でた。
「鳴なら大丈夫だよ」
顔を上げると静兄はいつもの優しい笑顔を俺に向けてくれた。
俺はぎこちなく笑うと、静兄の手を小さく握ってその場を後にした。
:08/08/10 21:57
:W52P
:☆☆☆
#726 [我輩は匿名である]
:08/08/10 23:18
:D903iTV
:☆☆☆
#727 [東脂ヤ転
一週間前。
俺はある事を決意した。
「彩華ちゃんと・・・別れる?」
さすがの静兄も驚いたようにそう聞き返した。
俺は黙って頷く。
「このままズルズル付き合ってても、俺はもう彩華を友達としてしか見れないし・・・」
口に出してみて改めて実感する。俺はもう彩華を前のように見れていないんだ。
この現実はいつかきっと、
「一緒に居ても、彩華を傷付けるだけだから」
俺はそういうと少し俯いた。ずっと考えていたことだったとは言え、何度考え直しても答えは同じだった。
その度自分が酷く鬱陶しくて、何て俺は勝手なんだろうって自分を責めた。
:08/08/11 12:50
:W52P
:☆☆☆
#728 [東脂ヤ転
そんな俺を黙って見つめながら静兄は俺の隣に腰を下ろす。
静兄のベッドは俺のよりもずっと大きくて、2人が腰かけてもまだ広く感じた。
「何でそのことを・・・わざわざ俺に言ったんだ?」
そう言われて突然俺は不安になり、チラッと静兄の表情(カオ)を見た。
静兄はいつもと変わらない微笑みを浮かべている。
:08/08/11 17:09
:W52P
:☆☆☆
#729 [東脂ヤ転
「彩華と別れようとちゃんと考え出したのは、静兄の側にちゃんと居たいって思ったからで・・・だから、その・・・報告っていうか・・・」
言いたいことが上手くまとまらなくて、俺は途切れ途切れに想いを伝えようとする。
その間ずっと間近で静兄に見つめられているせいで、俺の顔はだんだん赤くなっていく。
「クスッ・・・鳴、赤くなり過ぎ」
「・・・ッ!!うるさ・・・んぁ・・・ッ!」
静兄に冗談っぽくそう言われて振り向いた瞬間、唐突に唇を重ねられた。
相変わらず奪うような静兄のキスは、俺の思考回路を惑わす甘さだ。
:08/08/12 21:43
:W52P
:☆☆☆
#730 [智魅]
あげます(・∀・)!!
:08/08/15 15:31
:W47T
:9NqmIH5s
#731 [なみ]
あげテ
:08/08/16 01:18
:W61T
:6Z/nZa9U
#732 [なみ]
またまたあげエ
:08/08/16 09:07
:W61T
:6Z/nZa9U
#733 [東脂ヤ転
>>730-732アゲありがとうございます!
***********>>729
「鳴・・・ごめんな?」
突然のキスを終えゆっくりと唇を離した静兄の口から出た言葉は、俺からしたら意外な言葉だった。
「何で静兄が謝るんだよ?」
俺は不思議そうに静兄の顔を覗き込む。
そんな俺を見て静兄はまた苦笑する。
「普通だったお前をおかしくさせたのは、俺だからだよ」
少し苦し気にそう言うと静兄は俺の手を握った。
:08/08/17 00:44
:W52P
:☆☆☆
#734 [東脂ヤ転
「鳴は俺と違って、彩華ちゃんと普通に付き合ってたのにな」
手から伝わる静兄の体温が妙に切なくて、俺は思わず静兄を抱き締めた。
「俺は・・・静兄を好きになれて嬉しいんだよ・・・!!
それを"オカシイ"なんて言葉で片付けないで・・・」
俺から静兄を抱き締めるなんて、何かいつもと逆で不思議な感じがした。
それでも今はこうしないといけない気がしたんだ。
俺は静兄を好きになったことを後悔なんかしてないって、ちゃんと伝えなきゃだめだって身体が叫んだから。
:08/08/17 10:43
:W52P
:☆☆☆
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