☆Star egg〜高校生アイドル・流の大奮闘記〜☆
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#187 [垂斐]
「閑!!流はふられてへん!!」
「ドラマの撮影の時、女の子とおるやん。まさか、二股かけとんか!!」

「閑!!空気読めや!!」

閑は勲と涼華に注意されて黙ってしまった、

しかし、流は閑が言った『ふられた』の一言で大泣きしてしまった。

その様子を見たメンバーも曇天のような暗い表情をする

その時、ジュンが口を開く。

「流の彼女も今ごろ不安やないかな」

「えっ?」

「これは、俺の意見やねんけど、仕事柄女性との出会いもあるわけやん」

「そうですね」

「だから、流の事、確かめてるんとちゃうか?」

ジュンの意見を聞いたメンバーは『なるほど』というとような表情をして頷く。

しかし、流はいまいちピンとこない。

⏰:08/05/21 16:16 📱:P903i 🆔:AUocQ9Pg


#188 [垂斐]
「どういう事ですか?」

「流が自分をとるか、前橋風歌をとるかテストされてるって事や」

「弥生をとりますよ!!」

「やから、流が彼女にわかるように答えを出せばええねん」

コウが流にアドバイスするが、流らさらに表情を曇らせてしまう。

困っている流を見た和里は鞄からファイルを出し、流のスケジュールを見る。

「流、今度の土日offやな」

「そうですけど?」

「流!!offの間に彼女と仲直りしろ!!」

「な、仲直り!?」

「ええな!!」

和里の強引な提案に流は首を立てにふるしかなかった

⏰:08/05/21 17:42 📱:P903i 🆔:AUocQ9Pg


#189 [垂斐]
「ながちゃん大丈夫やで!!」

「大丈夫だよ、流」

「ファイトだよ!!流」

冴人と念、ロケスに励まされた流は、勇気をだして弥生の誤解を解くことにした。

数分後…

夕食を終えたメンバーはぞくぞくと店を出る。

流が店を出ようとすると、裕太が流を呼び止めた。

「裕太さん、どうかしたんですか?」

「流にこれ、わたそうと思って」

「えっ?これって」

裕太が長方形の紙を見せると流はエッとした表情を見せる。その紙には『明田座特別公演』と書かれていた。
明田座は、裕太の実家である歌舞伎一座だ。

⏰:08/05/22 00:46 📱:P903i 🆔:y7zPNGgM


#190 [垂斐]
「彼女と見に来てや。俺もでるから」

「けど、裕太さんメンバーが見に来ると怒るじゃないですか」

「あれはな、後でメンバーにあれこれ言われるからや」

「けど…」

流が困惑していると、裕太は流の手のひらにチケットを置く。

「流と流の彼女に見に来てほしいんや」

「わかりました。ありがとうございます。裕太さん」

流は裕太からチケットを受けとると鞄にしまい、裕太にお礼をして、家に戻って行った。

⏰:08/05/26 10:46 📱:P903i 🆔:bhDIiAoo


#191 [垂斐]
月曜日…中間テスト当日

携帯の目覚ましで目覚めた流は、ベットから降り、制服に着替え、机の上に置いてあったチケットをブレサーのポケットにいれ、朝食を食べるために、部屋を出る。

数分後、朝食を食べ終わると、学校へ向かうために家を出た。

家を出ると、弥生がの姿が目に映った。

「弥生!!」

流は弥生を呼び止めようとするが、弥生は流の声が聞こえないのか、そのままスタスタと歩いて行く。

「弥生ってば!!」

流がもう一度、声をかけるとようやく気づいたのか、弥生は振り返る。

⏰:08/05/26 18:08 📱:P903i 🆔:bhDIiAoo


#192 [垂斐]
「流、なに?」

「週末、一緒に出かけようや。offやし、テスト終わってるから」

「わかった。どこ行くの?」
「明田座の特別公演。弥生行きたい言ってたやろ?」

「うん」

「やから、一緒に行こうや」
「いいよ」

弥生は不機嫌そうな表情をしながらも、OKし流からチケットを受けとり、鞄の中へ入れる。入れ終わると再び歩き出した。流は慌てて弥生の後を追う。

⏰:08/05/26 20:31 📱:P903i 🆔:bhDIiAoo


#193 [垂斐]
数分後…

バスを降り、校舎の中へ入り、階段をのぼる。4階まで来て、教室に入ると、太小達が話かけてきた。

「流、弥生さんと来てたけど誤解、解けたん?」

「まだや。ちょっと話しただけで、あとは無視された」」
「弥生さん、そうとうおこってるわ」

「でも、週末に弥生と出かけて、誤解を解くつもりやねん」

流のその言葉を聞いた大と卓夢は流に尋ねる。

「どこ行くん?」

「秘密や」

「何でやねん!!教えろや!!」

⏰:08/05/26 21:08 📱:P903i 🆔:bhDIiAoo


#194 [垂斐]
大が大声を出すと、隣のクラスにいた光太がやって来た。
「大、うるさい」

「だってぇ〜流が弥生さんと出かけるって言うんやもん!!」

「そうなんや。でも、その前にテストがある事をわすれるなや。流」

「わかってるわ!!」

流が少しむきになって返事をするが、光太は何も言わず、教室を出る。

「光太、機嫌悪いな」

「ホンマや」

流と太小、美南たちが話していると、チャイムがなり教師が教室にやって来て、テストがはじまった。

そして、中間テストの日程がすべて終わり、週末になる。

⏰:08/05/28 19:25 📱:P903i 🆔:FdZ4Mbkg


#195 [垂斐]
土曜日…

弥生との約束があった流はいつもどおり起きて、朝食を食べ、待ち合わせ場所のK駅へと向かった。

K駅についた流は眉間にシワをよせて辺りをキョロキョロと見渡す。

その時、流の視界に弥生の姿が入った。弥生の姿を見てホッとしたのか、流は弥生のもとに走って行く。

「弥生、来たんやね」

「誘ったの流じゃない」

弥生は、まだ不機嫌なのかムスッとした表情をする。

⏰:08/05/30 17:39 📱:P903i 🆔:zJIYgmpQ


#196 [垂斐]
「そうやった。じゃあ行こうや」

「うん」

弥生が返事をすると、二人は電車に乗る。二人が乗った電車は目的地である京都へと走り出した。

京都駅…

流と弥生が乗った電車は京都駅につく。二人は電車から降り、駅から数分歩いた所にある大きな劇場へと入って行った。

劇場の中にはたくさんの観客がいる。

「弥生、この席や」

「そうだね」

二人が席に座ると、ちょうど舞台の幕があがった。

舞台上に鮮やかな衣装を身に付け、舞台化粧をした裕太の姿があった。

スタークルーズとしての裕太しか知らない流はドキドキしながら舞台を見ている。弥生は何も言わずじっと舞台を見ていた。

⏰:08/05/30 18:13 📱:P903i 🆔:zJIYgmpQ


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