☆Star egg〜高校生アイドル・流の大奮闘記〜☆
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#1 [垂斐]
サブタイトルが間違ってましたので変えました前にあるやつは無視してください

この話は自分を変えようと芸能界へと飛び込んだ一人の青年が同じ夢を持つ仲間や家族、友人に支えられて学業と芸能活動を両立してアイドルになるという夢を叶える物語である。

感想板

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3328/

>>2にアンカー
>>3-4に主な登場人物紹介

⏰:08/02/09 13:26 📱:P903i 🆔:KyZ12pTY


#2 [我輩は匿名である]
前スレの削除依頼は出したの?

⏰:08/02/09 13:28 📱:SH902iS 🆔:kDyn68GU


#3 [我輩は匿名である]
星井流[ホシイ ナガレ]
主人公。名門高校に通う

原 光太[ハラ コウタ]
流の友達。病院の息子。

岡重 大[オカシゲ ダイ]
流の友達で幼なじみ

林 太小[リン タイシアオ]
流の友達。中国・上海出身。

古謝那琉伊[コジャナ ルイ]
流の友達で資産家の子

松 卓夢[マツ タクム]
流の友達。ヤクザの息子。

凱野美南[ガイノ ミナミ]
流の友人。理事長の息子。

⏰:08/02/09 13:29 📱:D904i 🆔:Sp4xX22I


#4 [垂斐]
>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500
>>501-600
>>601-700
>>701-800
>>801-900
>>901-1000

⏰:08/02/09 13:33 📱:P903i 🆔:KyZ12pTY


#5 [垂斐]
削除依頼は出しました

⏰:08/02/09 13:36 📱:P903i 🆔:KyZ12pTY


#6 [垂斐]
匿名さんありがとうございます。

村丘輝巳[ムラオカ テルミ]

流の友達。大企業の跡継ぎ。
城倉秀都[シロクラ ヒデト]

流の友達。

藤屋和里[フジヤ カズリ]

スタークルーズのメンバーで副リーダ
他にも出で来るので下のアドレスを見てください

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3317/

⏰:08/02/09 14:00 📱:P903i 🆔:KyZ12pTY


#7 [垂斐]
ここは大阪の閑静な住宅街。この一画にある青い屋根の家に青年が住んでいる。

ベットから起き上がりパジャマから青の制服のブレザーへ着替えるこの青年の名は星井[ホシイ ナガレ]…今日からお金持ちの子息が通う超名門私立男子校・K学院高等科に通う高校一年だ。

流は着替え終わるとリビングに来てピアニストである両親と兄の奏[カナデ]そして、大学生の姉の音葉[オトハ]に朝の挨拶をする。

母親と奏、音葉は返事をかえしたが父親は何も言わすに新聞を読んでいる。

「早く、ご飯食べなさい…学校に遅れるで」

母親はテーブルにトーストとサラダ、とミルクを置く

⏰:08/02/09 14:12 📱:P903i 🆔:KyZ12pTY


#8 [垂斐]
「わかったわ…」

流は返事をすると椅子に座り朝食を食べ始める。

「流…今日は何時にレッスン終わるん?迎えに行くわ」

奏がテレビを見ながら流に尋ねる。

「いつもどおり8時や」

流はサラダを食べながら返事をする。

実は流は両親と同じピアニストだったがある事をきっかけにピアニストをやめて芸能界へ入り中高生に人気のあるダンスユニット・スタークルーズのメンバーになっていた。

⏰:08/02/09 14:19 📱:P903i 🆔:KyZ12pTY


#9 [垂斐]
流は朝食を食べ終えると席を立ち鞄を取りに部屋へ戻るとインターホンの音がした。

「流!!大くん来てるで!!」

母親が下から流を呼ぶと流は下へ降りて来て玄関へと来る。

流が玄関へ来ると笑顔の青年が立っている。

「流!!おはよう!!」

流に声をかけた青年は流の友達の一人の岡重大[オカシゲダイ]で岡重工務店の跡継ぎだ。大は流の幼なじみで家も近くで友達グループの中では一番仲良しだ。

⏰:08/02/09 14:31 📱:P903i 🆔:KyZ12pTY


#10 [垂斐]
「大…なにニコニコしてるん?」
流が大に尋ねると大は鞄から四角い物を出してページを開き流に見せる。

「じゃ〜ん!!今月号のW買ったで!!流、ソロで載ってるやん!!」

大がいうWはアイドル雑誌の事で中高生に多く読まれている。

「ま…まさか…学校にもって行くん?」

流が大に聞く。

「あたりまえや!!俺が流の宣伝せんで誰がするねん」

大は笑顔で流の肩をパシッと叩く。

⏰:08/02/09 14:48 📱:P903i 🆔:KyZ12pTY


#11 [垂斐]
「僕…頼んだ覚えない…」

流は呆れた表情をする。

「ええやん!!だいだいさぁ…流が人気出て来てるのって俺のおかげやん!!少しは感謝してほしいわ!!」

大は大声で怒鳴る。

「あ〜大!!うっさい!!わかったからはよ行こ!!バスに乗り遅れるから!!」

流は大を引っ張って家を出て行く。

⏰:08/02/09 15:07 📱:P903i 🆔:KyZ12pTY


#12 [垂斐]
数分後

流と大は住宅街の中にあるバス停に来ていた。

そこには二人と同じK学院の生徒がいて二人の所にきた

「遅い!!なにしてたん!!」

話かけてきた銀縁眼鏡をかけていている秀才タイプの青年は友達の原光太[ハラ コウタ]で大病院の跡継ぎだ。

「光太…どうせ、大が流に雑誌買ったこと言ってたんとちゃうか?ちょうど発売日やし…な…大、そうやろ?

大に尋ねる茶髪にピアスという不良という感じの青年は松卓夢[マツ タクム]だ。

⏰:08/02/09 15:24 📱:P903i 🆔:KyZ12pTY


#13 [垂斐]
「悪い?俺が流の応援隊長なんやからな!!」

「けど、流は頼んでないで…お前が一人で舞い上がってるだけやろ…」

卓夢がと呆れた表情をする
「ええやんけ!!俺なりに流を応援しとるねんから!!」
大は卓夢の胸ぐらをつかみ今に大喧嘩になりそうだ。

「ストップ!!大も卓夢も喧嘩しない!!大迷惑しるやろ!!」
二人を注意した流より背が小さく童顔の青年は古謝那琉伊(コジャナ ルイ)資産家の跡継ぎ息子で背が小さい事と名前が変わってるのを気にしている。

「それよりさ…卓夢…春休みの課題やった?」

「美南!!すまん!!英語忘れた!!」

卓夢に美南と呼ばれた長髪で女顔の青年は凱野美南[ガイノ ミナミ]でK学院の理事長の孫だ。

⏰:08/02/09 15:41 📱:P903i 🆔:KyZ12pTY


#14 [垂斐]
「英語忘れた!?卓夢!!ええかげんにせいや!!」

美南が卓夢を叱る

「卓夢…それで看護師になりたいっていえるよね」
卓夢にそう言ったのは林太小[リン タイシアオ]中国の資産家の息子で唯一。標準語でしゃべる。

「あれ…卓夢…ピアスあけたん?」

流が卓夢に聞く。

「あかんのに…ピアスは…」

と卓夢に注意するキリッとした顔だちの美少年は城倉秀都[シロクラ ヒデト]で家は宝石商をしている

⏰:08/02/09 15:53 📱:P903i 🆔:KyZ12pTY


#15 [垂斐]
「え…あかん?」

卓夢が聞き返す。

「あかん!!校則違反や!!」

卓夢を叱る色白で流と同じ背丈の青年は村丘輝巳[ムラオカ テルミ]で大手製菓会社の息子だ。

「ま…入学式の後、風紀検査あるから、放課後、生徒指導室直行やな…」

美南が笑っている。

その時、向こうから青のラインが描かれているK市営バスが来てバス停に停車した。

⏰:08/02/09 16:13 📱:P903i 🆔:KyZ12pTY


#16 [垂斐]
バスに乗って数分もすると肌色の校舎が見えて来る
これが流らが通っているK学院の校舎で教室校舎、特別校舎、体育館、講堂の4つの建物があるエスカレータ式の学校だ。

『K学院高等科前…』

バスのアナウンスが聞こえる。

「ほら!!降りるで!!」

光太が流らに伝えると流はばバスを降りて校門へと向かう。

⏰:08/02/09 16:44 📱:P903i 🆔:KyZ12pTY


#17 [垂斐]
学校…

流らは、学校に入り玄関口に貼られているクラス表を見る。

「げ…一年ってさ…四階やん…いややな…」

大が嫌な顔をする。

「あっ!!でも、大…僕と太小、美南、琉伊、秀都、輝巳と同じクラスやで!!」

流はクラス表を指さす。

「ホンマや!!よかった!!」

大は安堵した表情になるが
「ええよな…普通クラスは…俺なんかさ…卓夢と一緒やで…クラス…」

光太は肩を落とし暗い表情で卓夢を指す。

⏰:08/02/09 17:03 📱:P903i 🆔:KyZ12pTY


#18 [垂斐]
「な…なんで俺とやと嫌なん…光太…」

卓夢が光太の方を見て尋ねる。

「嫌に決まってるやろ!!絶対に問題起こすなや!!ええな!!卓夢!!」

光太は卓夢に怒鳴る。

「わかりましたよ…じゃあ…あとでな」

卓夢は怒っている光太を引っ張って教室へと向かった

「…大変やな…光太…ま…僕らも教室行こう…」

流が上履きに履き替える、
そして、流らも教室へ向かう。

⏰:08/02/09 17:16 📱:P903i 🆔:KyZ12pTY


#19 [垂斐]
教室…

四階に来た流らは教室を探す。

「1-Bの教室は…」

流が教室を探していると目の前に『1-B』と書かれた教室があった。

この『1-B』が普通クラスでエスカレータ式でそのままK学院大学に進学するクラスだ。そして隣の『1-A』が光太と卓夢の教室で外の大学へ進学しる大学特進クラスである。

⏰:08/02/09 17:26 📱:P903i 🆔:KyZ12pTY


#20 [垂斐]
数時間後…

入学式とホームルームを終えた流たちは学校食堂へやって来る。

しかし、卓夢はテーションが低く無口だ。

「どないしたん…卓夢…」

流は定食をテーブルの上に置きながら卓夢に聞く。

「うちのクラス…うちぬきの小テストがあった…」

卓夢は定食を食べながら返事をする

⏰:08/02/09 17:38 📱:P903i 🆔:KyZ12pTY


#21 [垂斐]
「へ〜うちぬきなんかあるんや…大学特進クラスは…大変やな…卓夢…」

大がお弁当を食べながら笑う。

「何点やったん…卓夢…」

流が聞くと卓夢は黙って手の指を一本立てて流に見せる。

「1点!?まじなん!?」

美南がびっくりした表情で卓夢に聞き返す。

「うっさい…流…この問題解ける?」

卓夢が流に問題用紙を渡すと流はルーズリーフを出して来て問題の答を書いている

⏰:08/02/09 18:06 📱:P903i 🆔:KyZ12pTY


#22 [垂斐]
数分後…

流は問題の答えを書き終えるとシャーペンと消しゴムを静かに置きルーズリーフを隣にいた光太に渡す。

「おしい!!あと一点で満点や!!最後の答えがちゃうな解き方はあってるけど。ま、最後の問題は難しいからよしとしよ」

光太は赤で採点した流の答案用紙を流に返す。

「卓夢、うきぬちの小テストで一点ってやばいんとちゃうの」

「うっさい…輝巳」

「けど、どこの大学志望してるんや?看護学部って事は聞いてるけどな」

「N大…」

「N大!?なんで、またそんなレベル高い所を志望するんだよ」

⏰:08/02/09 21:47 📱:P903i 🆔:KyZ12pTY


#23 [垂斐]
太小はあまりにもびっくりしてもう少しで椅子から落ちそうになる。

「光太がN大学医学部志望してるからや。やっぱり無理やな」

卓夢はうつむいて浮かない顔をする

「卓夢、俺の足をひっぱらんって約束できるんやったら今日から毎日居残りして勉強教えたる。そうしたらギリギリ受かるわ」

「え〜なんで!?今からせんでもええやん…」

⏰:08/02/09 22:51 📱:P903i 🆔:KyZ12pTY


#24 [垂斐]
卓夢は光太の意外な事に目を丸くする

「なに?嫌なんか」

「とんでもないって!!光太に勉強教えもろたら完璧や!!」

「じゃあ、今から行こうや。卓夢」

「今から?」

「今からや!!」

「そんな〜ちょっと〜」

光太は卓夢を引っ張っていそいそと食堂を出ていき廊下には卓夢の叫び声がやまびこのように響いていた。

⏰:08/02/09 23:10 📱:P903i 🆔:KyZ12pTY


#25 [垂斐]
「それよりさ、流そろそろレッスン行かないとやばいんじゃない?」

太小はふと思い出したかのように時計を見る。

「あっ!!やば!!時間ない!!」

流は食器を片付けてガバッと鞄を持つと慌てて食堂を出て行った。


「大丈夫かな?卓夢と流」

美南たちはゆっくりと席を立ち食器を片付けて鞄を持ち食堂を後にした。

⏰:08/02/09 23:35 📱:P903i 🆔:KyZ12pTY


#26 [垂斐]
数分後…

流はK駅から電車を乗りつT駅にやって来た。

よっぽど急いでたのか4月だというのに額にはうっすらと汗をかいている。

「あと、5分や。走ったらなんとか間に合う」

流は時計を見るとたくさんのビルがある場所を風を切りながら走りだした。

⏰:08/02/10 14:39 📱:P903i 🆔:KkK3G4/A


#27 [垂斐]
数分後…

流はある6階建てのビルの前で止まる

「ギリギリセーフや…」

このビルが流が所属する芸能事務所『関映プロダクションズ』で『俳優コース』『モデルコース』そして、流が所属する『歌手コース』がある大手の芸能プロダクションだ。

流が汗を拭きながら建物の中へと入って行く。

⏰:08/02/10 14:51 📱:P903i 🆔:KkK3G4/A


#28 [垂斐]
流が中に入るとロビーで仁王立ちして流を睨み付ける青年がいた。

「勲!?どないしたん?」

流を睨み付けている目がクリッとした美少年は山仲勲[ヤマナカ イサム]。スタークルーズのメンハーで流の近所に住んでいて光太らとも仲良しだ。

「流!!遅い!!どこで油売っててん!!」

「え?2時半からとちゃうん」

「2時からや!!今日新しい振り付けあるから!!レッスン表見てみ!!」

勲に怒鳴られて慌てててレッスン表を出す

⏰:08/02/10 15:03 📱:P903i 🆔:KkK3G4/A


#29 [垂斐]
「あ〜っ!!ほんまや!!振り付けの先生来てる?」

「まだやけど、もうメンハー全員レッスンしてる。来てないのお前だけや!!」

「わかったからはよ行こ!!」
流は、説教しようとしていた勲をぐいぐい引っ張りレッスン室へと向かう

⏰:08/02/10 15:15 📱:P903i 🆔:KkK3G4/A


#30 [垂斐]
流は建物の三階につくと勲を廊下で待たせ更衣室で制服から水色のスタークルーズのレッスン着であるポロシャツとジャージに着替える。

「着替えたで」

「ほな、レッスン行こか」

そして、二人は更衣室を出て向かいにある『304』と書かれたレッスン室に来る。

板張りで前に大きながあり窓からさんさんと太陽の光が入るレッスン室ではスタークルーズのメンバ-が汗をかきながらレッスンに励んでいる。

⏰:08/02/10 15:44 📱:P903i 🆔:KkK3G4/A


#31 [垂斐]
中に入ると茶髪にメッシュを入れた女顔の美少年・藤屋和里[フジヤ カズリ]が話しかけて来る

「和里さん!!遅くなってすみません!!」

「しゃあないな…今度から気をつけな。流」

「すみません。あの、僕は何をすればええやんんです」
「流と勲は歌のレッスンや」

和里は分厚い資料を見ながら流と勲に指示する

⏰:08/02/10 15:58 📱:P903i 🆔:KkK3G4/A


#32 [垂斐]
その時…

「ながちゃん!!こっちや!!」
流を呼ぶ声がする。

『ながちゃん』とは流のニックネームだ。

「冴人も歌のレッスンなん?」

「そうや!!」

『冴人』と呼ばれたニコニコ顔で丸顔の青年は上川冴人[カミカワ サエト]で小学生の時からタレントをしていて芸歴が長い

「冴人、高校生になったんやから『ながちゃん』って呼ぶのやめてや」

「ええやん!!べつに、俺の勝手やろ!!これからもずっと『ながちゃん』って呼ぶからな!!」

流から指摘されると冴人は座り込みへそをまげてしまった。

⏰:08/02/10 18:10 📱:P903i 🆔:KkK3G4/A


#33 [垂斐]
「あほらしー流、こんな奴ほっといてレッスンしようや」

「そうやね」

勲はラジカセを持ってきて床に置くと流が持っていたカセットを入れる。

「あっ!!俺も!!」

その様子を見た冴人は慌てて立ち歌のレッスンを始める

⏰:08/02/10 18:31 📱:P903i 🆔:KkK3G4/A


#34 [垂斐]
夕方…

スタークルーズのメンバーは夕食をとりに出掛けてしまっていた。

流が1人でコンビニに行こうとしていると金髪に青い目をしているロケス=クリスティーが話しかけてきた。

「この近くにさ、美味しいカレーがあるファミレスがあってさ今から行く所なんだけど流も行く?」

「わかった。僕も行くよ!!ロケス!!」

ロケスに夕食を誘われた流は足早にファミレスへと行く。

⏰:08/02/10 20:18 📱:P903i 🆔:KkK3G4/A


#35 [垂斐]
数分後…

ロケスと流はファミレスに着いた。
「あれ?なんや、ながちゃん来たんや」

「あっ、冴人も来てたんや」
「まーな、ここ美味しいからメンバーのたまり場になってるねん」

「冴人、一緒に食べてええ?」

「ええけど、金は割り勘やからな」

ファミレスで冴人と一緒になった流とロケスは一緒に夕食を食べ始める。

⏰:08/02/10 20:36 📱:P903i 🆔:KkK3G4/A


#36 [垂斐]
数分後…

流、冴人、ロケスの三人は夕食を終えてレッスン室にやって来ると髪が長くスーツを来ている女性が来ていた。

この女性はマネージャーの猪野尾雄胡[イノオ ユウコ]だ

「あっ!流、ロケス、冴人!!仕事来たよ!!]

「本当ですか!?」

「うん!!お菓子のCM」

「CMの仕事は初めてや」

冴人は有頂天になっているが、嫌な予感がした流は雄胡にどこの会社の製品のCMかそっと聞いて見た。

⏰:08/02/10 21:48 📱:P903i 🆔:KkK3G4/A


#37 [垂斐]
「あの、マネージャーさんどこの会社ですか?」

「村丘製菓だけど、どうかした?」

「村丘製菓!?」

雄胡のその言葉を聞いた流はどんよりとした顔になり座り込んでしまった。

「私、なんかまずい事いったかな?」

「マネージャーさん、村丘製菓って、流の友達の会社なんです」

「本当?」

「本当です。な?流、輝巳の会社やろ?」

「うん、輝巳の会社や。今、専務しとるで」

その会話を聞いた雄胡は驚いて書類を落としてしまった。

⏰:08/02/10 22:04 📱:P903i 🆔:KkK3G4/A


#38 [垂斐]
「え、専務さんって流と同じ歳なの?」

「はい、学校の同級生です」
「あーくそ〜高校生じゃ無理じゃん!!」

そばにいた和里はびっくりした表情になる。

「雄胡さん、まさか狙ってたん?」

「狙らってた…」

「輝巳、婚約者いますよ」

「え?」

「いるやろなぁ」

雄胡は思っていた事を和里にズバッと指摘され、さらに流と勲に追い討ちをかけられ肩を落として部屋を出て行ってしまった。

⏰:08/02/10 22:24 📱:P903i 🆔:KkK3G4/A


#39 [垂斐]
聞いて見る→聞いてみる

⏰:08/02/10 22:46 📱:P903i 🆔:KkK3G4/A


#40 [垂斐]
「明日な撮影の打ち合わせがあるから学校休めって」
「和里さん、わかりました」
「輝巳も面白いことするやん!!な、流?」

「俺のために仕事とくれてるんやろうけど…」

「ええんやん!!仕事できたら」

「冴人とロケスはええよ」

「ながちゃん!!レッスン再開するで!!」

冴人は流の尻を叩くように声をかける。流はどんよりとした顔でレッスンを始めた。

⏰:08/02/11 14:02 📱:P903i 🆔:ja.36YOU


#41 [垂斐]
次の日…

流は窓から差し込む光で目を覚ました。布団から出ると洋服に着替えてリビングに行くと、母親が用意してくれた朝食を食べ始めた。そして、食べ終わると鞄を持ち家を出る。

流は舗装されたアスファルトの道を歩いていた。その時、流の視界に向こうから大が来るのが見える。

「あれ?流、学校行かんの」

「今日は、仕事なんよ」

「宿題教えてもらおうと思ったのに。輝巳に教えてもらうわ」

「たぶん、輝巳もこうへんで」

⏰:08/02/11 19:27 📱:P903i 🆔:ja.36YOU


#42 [垂斐]
流から輝巳も来ない事を聞かされた大はびっくりして大きく目を開いていた。

「なんでなんよ?輝巳は関係ないやん!!」

「お菓子のCMなんやけどお菓子を製造している会社が村丘製菓なんや」

「マジ!?」

「マジなんよ…」

「輝巳、やりよったな!!」

「そういう事やからノートよろしく!!」

「ええよ!!」

⏰:08/02/11 19:54 📱:P903i 🆔:ja.36YOU


#43 [垂斐]
流から話を聞いた大は笑いをこらえながら学校へ向かう。

流は大と別れるとK駅へ向かい電車に乗った。数分もすると電車はK駅に着く。そして、流は電車を降り改札へ向かう。改札を出るとそこに冴人たちがいた。

「冴人!!ロケス!!マネージャーさん!!」

「やっと来たわ。ながちゃん」

「こめん、待った?」

「いや、大丈夫」

⏰:08/02/11 20:55 📱:P903i 🆔:ja.36YOU


#44 [垂斐]
冴人たちと話ていた流はふと雄胡の方をみる。雄胡はいつもの元気がなくしょぼんとしてベンチに座り込んでいる。

「マネージャーさん、どないしたんやろ」

「昨日の事でダメージ喰らったみたいやね」

「悪い事したなかな?」

「ながちゃんが気にせんでええよ」

冴人が笑っていると輝巳が来る。輝巳は制服姿とは違い、スーツを着こなしパッと見た感じがエリートサラリーマンにも見える。隣には黒の短髪でスーツを着ている20代位の男性がいる。どうやら、秘書みたいだ。

「スタークルーズのみなさんですね。お待ちしていました。こんな所ではなんですから我が社へご案内します」

「はい!!よろしくお願いします」

「ほら!!雄胡さんも!!」

流と冴人は用意された車に乗る。雄胡はロケスに引っ張られながら車に乗った。

⏰:08/02/11 21:16 📱:P903i 🆔:ja.36YOU


#45 [垂斐]
車はビジネス街の中を走る。数分ほどで大きなビルの前に止まり、流らは降ろされビルの中へと案内された。そして、エレベーターで最上階にある応接室と入る。

「どうぞ、お掛けください」
「はい」

輝巳に若葉色のソファーに座るように指示され、流たちは緊張しながらソファーに座る。テーブルの上には人数分の緑茶とようかんが置かれていた。

⏰:08/02/11 22:45 📱:P903i 🆔:ja.36YOU


#46 [垂斐]
「今回、来ていただいたのはみなさんに我が社のコマーシャルに出てもらおうと思ってオファーしました」

「どんな、新商品なんですか?」

「抹茶チョコのCMです」

輝巳たちは流たちにたくさんの関係資料を見せる。そして、一つ一つ丁寧に質問していった。

「それと、明日のCM撮影は僕も行きますんでよろしいでしょうか?」

「はい」

「今日はこれぐらいにしてあとは明日の撮影で」

「わかりました」

⏰:08/02/12 16:20 📱:P903i 🆔:ioU2LOIY


#47 [垂斐]
流らが部屋から出て行こうとする。その時、輝巳はとんでもない事を言い出した。
「あ!!星井さんは、僕が迎えに行きますよ」

「え、輝巳!?」

「ええですよね?星井さん」
「はい」

輝巳は念を押すように流に聞く。流は仕方なく返事をした。

流は部屋を出でエレベーターで下に降りる。そして、レッスン場へと帰って行った。

⏰:08/02/12 16:29 📱:P903i 🆔:ioU2LOIY


#48 [垂斐]
数分後…

流たちは事務所へ帰って来る。そして、階段を上り、冴人とロケスはレッスン場に流は休憩室へ向かった。

ドアを開き中へ入るとテーブルの上にパソコンを置きメールしている青年がいる。

スラッとした長身で長めの黒髪にブランドのスーツを着こなしている姿はどこかの会社の若社長に見える。この青年は千涼[チェン リャン」。スタークルーズのメンパーで中国の資産家の跡取りで太小とも親しい。

実は、関映プロダクションズには涼のようにタレントをする傍ら他の分野でも活躍している人がいる。

⏰:08/02/12 16:49 📱:P903i 🆔:ioU2LOIY


#49 [垂斐]
「流、CMの仕事来たんだってね」

「はい」

「でも、なんか緊張しちゃって…」

「大丈夫だよ。いつもどおりにしたらいいんだから」

「わかりました!!僕、明日 早いんで帰りますね」

「何時入り?」

「7時に迎えに来ます」

「そうなの?じゃあ、帰らないとね」

「じゃあ、先に失礼します」
流は涼に挨拶をし部屋を出て鞄を持ち下に降り事務所を後にする。

⏰:08/02/12 17:14 📱:P903i 🆔:ioU2LOIY


#50 [垂斐]
「はい」

「でも、なんか緊張しちゃって」



「はい、でも緊張しちゃって」

⏰:08/02/12 17:47 📱:P903i 🆔:ioU2LOIY


#51 [垂斐]
次の日

流は目指しで目覚めた。洋服に着替えてリビングに降りて来て朝食をとる。そして朝食を食べ終ると出かける用意をして、輝巳が迎えに来るのを待っていた。

ピーン ポーン

チャイムがなり輝巳が迎えに来て流は輝巳とともに白い車に乗る。

しばらく、二人の間に沈黙の時が流れた。どれくらい経ったのかふいに輝巳が流に謝りだした。

⏰:08/02/12 20:06 📱:P903i 🆔:ioU2LOIY


#52 [垂斐]
「流!!すまん!!びっくりしたやろ!?」

「え!?」

「嫌なんとちゃうか?俺の会社の商品のCMするの」
「そんな事ないで」

「ホンマに?」

「最初はびっくりしたけどね」

「商品開発の社員がスタークルーズのファンでスタークルーズを新商品のCMに出してええか聞いてきてん。それで、ついつい口が滑って流の事を言ってしもた」

「ええよ。僕が輝巳の会社の力になれるんやったら」

「そう言ってもらうとありがたいわ」

⏰:08/02/12 20:23 📱:P903i 🆔:ioU2LOIY


#53 [垂斐]
>>46

質問→説明

⏰:08/02/12 21:22 📱:P903i 🆔:ioU2LOIY


#54 [垂斐]
そう二人が会話している間に車は町の中を走る。そして、撮影所に着いた。二人は車を降りると撮影所の中へ入って行く。

「あ!!ながちゃん来た!!」

「ごめんな。遅くなって」

「ええよ」

その時、流は雄胡が来ていない事に気が付く。そして、近くにいたロケスに尋ねる。

⏰:08/02/17 14:30 📱:P903i 🆔:lJlcXGzg


#55 [垂斐]
「マネージャーさんは?」

「休むだってさ」

「はぁ!?」

「よっぽどこたえたみたいだね。雄胡さん」

⏰:08/02/18 18:49 📱:P903i 🆔:J2kZ6fTw


#56 [垂斐]
「仕方ないか。仕事、始めるで。これ、輝巳から渡すように言われてた資料や」


流は、輝巳から渡すように言われた書類を冴人らに渡すと撮影に向かった。

そして、数時間の撮影が終わった。流ら三人は撮影所を出てそれぞれの家に戻る。

⏰:08/02/18 18:55 📱:P903i 🆔:J2kZ6fTw


#57 [垂斐]
次の日…

流は目覚ましの音で目が覚めた。制服に着替えリビングに行き朝食のパンとサラダを食べている。

、朝食を食べ終ると席を立ち鞄を持つ。そして、玄関へ行き靴を履いて家を出た。
住宅街の中のアスファルトの坂道を数分歩く。いつもパスに乗るバス停に着くと向こうからバスが見えた。

⏰:08/02/18 19:07 📱:P903i 🆔:J2kZ6fTw


#58 [とくめえ]
変な関西弁使うな
ばかにしてるんか

⏰:08/02/18 21:37 📱:D704i 🆔:voPwJ/Js


#59 [垂斐]
とくめいさん

すみませんでした
バカにはしていません
本当にごめんなさい

⏰:08/02/18 21:47 📱:P903i 🆔:J2kZ6fTw


#60 [垂斐]
>>44
悪い事したなかな

悪い事したかな

⏰:08/02/18 22:28 📱:P903i 🆔:J2kZ6fTw


#61 [垂斐]
>>13訂正
大迷惑しるやろ

大迷惑してるやろ

⏰:08/02/18 22:32 📱:P903i 🆔:J2kZ6fTw


#62 [垂斐]
数分後…

バスが学校の前に止まり流はバスから降りた。校門をくぐり抜け校舎に入ると上履きに履き替え教室へ向かう

教室へ行くと太小がやって来る。どうやら、流にノートを渡しに来たみたいだ。

「ありがとう。太小、ノートとっててくれたんや」

「うん、そのかわりStar Boysコンサートの香港公演見に行くからね!!」

「僕、香港公演、出ないで」

「へっ!?」

「僕が出るのソウル公演や。香港公演出るの秋のCool Boysのコンサートなんよ」

⏰:08/02/18 23:20 📱:P903i 🆔:J2kZ6fTw


#63 [垂斐]
Cool BoysとStar Boysはプロダクションに所属するアイドルグループで流らスタークルーズはコンサートなどでバックについている。

「あのやろ〜!!だましたな!!」

「涼さん?」

「そうだよ!!だから、言われたことしたのに〜」

涼に騙された事を知った太小は怒った。乱暴に教室のドアを開けると、どこかに行ってしまった。

その様子を見ていた琉伊が流の所へ来た。

「太小、最近めっちゃ機嫌悪いねん」

「そうなん!?」

⏰:08/02/18 23:40 📱:P903i 🆔:J2kZ6fTw


#64 [垂斐]
「そやねん。だから、ほっといたらええ」

「ええんか?」

「うん!!」

その時、チャイムが鳴る。流と琉伊はそれぞれの席へつく。ドアから教師が入って来て授業が始まった。

数時間後…

学校が終わり流は学校を出る。空を見ると太陽が西の地平線へ入りかけ空はオレンジ色に染まっていた。

⏰:08/02/19 19:26 📱:P903i 🆔:DmaaflbE


#65 [垂斐]
流は校門を出て、夕焼けを中を歩きK駅へ向かった。K駅に着き改札を通りホームへ行くとちょうど乗車する電車が来ていた。流が電車に乗り夕日の中を電車は走り出した。

数分後もすると電車は流が下車するT駅に着く。ドアが開き電車を降りると、流はホームを上がり改札へ向かう。

改札を出ると流はビル街の中を歩きレッスンに行く。

⏰:08/02/19 19:38 📱:P903i 🆔:DmaaflbE


#66 [垂斐]
数分後程歩くと、関映プロダクションズのビルが視界に入って来た。流はビルのドアを開け中に入った。中へ入ると左奥にある階段をのぼる。

三階までのぼり流が更衣室へ入ろうとするといきなり鼓膜が破れそうな大きな声が聞こえた。

「お前ら!!ちゃんとしろ!!」

その怒鳴り声の主は和里だった。どうやら、いつものように研修生を叱っているみたいだ。

⏰:08/02/19 22:15 📱:P903i 🆔:DmaaflbE


#67 [垂斐]
流は慌てレッスン場へ行く。ドアを開け中を見た。中には青筋を立てて怒っている和里と涙目になっている研修生がの姿があった。

「和里さん!!どうしたんですか!?」

⏰:08/02/19 23:12 📱:P903i 🆔:DmaaflbE


#68 [垂斐]
「あ、流か研修生にダンス教えてたんやけど」

その時、茶髪で緩いパーマをかけいかにもスポーツマンといった筋肉質の体格をしている青年が話しかけて来た。

この青年は真中コウ(マナカ コウ)3月まで王謝花(ワン シエホア)という芸名を使っていたメンパーで涼の幼なじみだ。

⏰:08/02/20 19:25 📱:P903i 🆔:Hd4IyHbY


#69 [垂斐]
「和里さん、落ち着いてきださいよ」

「そう言ってもな」

「研修生もびっくりして涙目になってますよ」

「わかった、あとは任すわ。コウ、流」

和里は乱暴にドアを開けてレッスン場を出て言ってしまった。

「また、いつものや」

「どうします?コウさん」

「とりあえず、研修生を慰めようや」

⏰:08/02/21 19:28 📱:P903i 🆔:cFsKVMIQ


#70 [垂斐]
「そうですね」

流とコウは和里から言われたとおりに涙目になっている研修生に優しくダンスを教えた。

数分後…

一通りダンスを教え終わる。涙目だった研修生も二人に教えてもらいわかったのか笑顔になっていた。

「これで、わかった?」

「はい!!ありがとうございます!!流さん!!コウさん!!」

「じゃあ、僕たちもレッスン行って来るね」

「ありがとうございました」

お礼を言われるど二人は笑顔でレッスン場を出て、隣にあるレッスン場へと向かった。

⏰:08/02/21 19:39 📱:P903i 🆔:cFsKVMIQ


#71 [垂斐]
数時間後…

レッスンが終ると流はレッスン場を出て、更衣室へ行く。制服に着替え更衣室を出ると、流の前に一人の青年が現れた。

短めの茶髪におっとりした顔だちと赤のロングTシャツにグレーのダメージジーンズという姿は一見、どこにいる大学生だ。

この青年は我妻鷹氏(アズマ タカシ)。関映の俳優ユニット・WishBoysのメンパーで流が芸能界へ入るきっかけを作った人だ。今は流の姉・音葉と付き合っている。

⏰:08/02/21 22:46 📱:P903i 🆔:cFsKVMIQ


#72 [垂斐]
「流!!久しぶりやな!!」

「鷹氏さん!!」

「これ、高校に入ったお祝い。大切にしいや」

「開けてええですか?」

「ええよ」

鷹氏は流に大きな紙袋を渡した。流が中を見て見ると白い箱が入っている。箱を出し、そっと箱を開けて見るとブランドのリュックが入っていた。

「ええんですか!?」

「明日、Star Boysコンサートでソウル行くやろ?その時に持って行ってくれたらええなって」

⏰:08/02/21 23:00 📱:P903i 🆔:cFsKVMIQ


#73 [垂斐]
「絶対に持って行きますよ!!ありがとうございます!!」
「俺、車で来てるから家まで送ったるわ」

「わかりました」

流は鷹氏と一緒に建物の前に止めてあった鷹氏の車に乗り、家へ戻る。

町はすでに暗闇に包まれており、ビルや街灯の明かりが星空のように輝いていた。

⏰:08/02/22 20:18 📱:P903i 🆔:NISIU90o


#74 [垂斐]
次の日…

流は太陽がまだ顔を出さない頃に目が覚める。ベットの横にある窓から外を見ると、外はまだ真っ暗だった。

洋服に着替え部屋を出てリビングへと行く。リビングへ行くと音葉が朝食を作っていた。

「珍しいわ。音葉姉さんが早朝に起きてるの」

「鷹氏に起こされた」

「鷹氏さんに!?」

「うん」

「なんて?」

「今日のデート行けなくなったって」

「鷹氏さん仕事入ったんやろ」

⏰:08/02/22 20:41 📱:P903i 🆔:NISIU90o


#75 [垂斐]
「今日こそデートできると思ったのに」

「しかたないやろ。鷹氏さん人気俳優なんやから」

「そやけど」

音葉は鷹氏とデート出来なくなったのがショックだったのか朝食を作り終えると、肩を落とし二階の自分の部屋へと行ってしまった。

『大丈夫やろか…』

流はそう思いながら朝食を食べている。ふと、時計を見れると6時45分をさしていた。7時に勲が誘いに来る事になっていた為、流は慌ててご飯を食べる。食べ終ると二階へ上がり、部屋から大きな旅行鞄と鷹氏から貰ったリュックを持ってきた。

靴を履き、家の前で勲を待っているとちょうど勲が来る所だった。

⏰:08/02/23 20:27 📱:P903i 🆔:GVs2HIII


#76 [垂斐]
「流!!」

「勲!!起きれたんや」

「それ、どういう事なんよ」
「遅刻しないかなって」

「俺、普段もこれくらいに起きてるから大丈夫や」

「そうなん?」

「そうや!!ほな、行こうや」

⏰:08/02/24 13:39 📱:P903i 🆔:12voMffs


#77 [垂斐]
流と勲は朝日が昇る道を並んで歩き、K駅へ向かった。
駅に着くと、改札を通りホームへ行く。早朝の駅は通勤な通学の人逹でいっぱいだった。

電車が来ると人の波にのまれながら満員電車に乗る。 二人が乗ると電車は朝日の中を走り出した。

数分もすると乗換駅のN駅に着いた。二人は電車を降り集合場所のO国際空港へ向かう為に特急に乗る。

⏰:08/02/24 14:02 📱:P903i 🆔:12voMffs


#78 [垂斐]
「流、緊張してきたで」

「うん、僕も」

「俺、ソウル行くのは初めてやねん」

二人は緊張してるせいか口数が少ない。そうしているうちに電車は目的地の駅に到着する。二人は慌てて荷物を網棚から降ろし、電車を降りた。ホームからあがり改札を出ると流の視界に空港につながる歩道橋が見えた

「あっちから行くんやったよな?」

「そうや。みんな待ってるから行こうや」

二人は左にある歩道橋を渡る。空港ロビーに入ると他のメンバーが集まっていた。メンバーの姿を見た二人は緊張がほぐれたのか笑顔になった。

⏰:08/02/24 14:42 📱:P903i 🆔:12voMffs


#79 [垂斐]
「二人とも遅いで!!」

「すみません!!」

「ま、ええわ。ほら、チケット。あと、パスポート出しときや」

「わかりました」

流と勲は和里からチケットを受け取り、鞄の中からパスポートを出す。その時、スタークルーズのメンバーを呼ぶ声が聞こえた。流たちが声のした方へ振り向くと、大きな鞄を持ち脇に分厚い本を抱えた青年が立っていた。

長身で黒のストレート髪で知的な顔だちをして服をピシッと着ている青年の名は森上瑳華恵(モリガミ サカエ)。Star Boysのメンバーで現役の医大生だ

⏰:08/02/24 20:33 📱:P903i 🆔:12voMffs


#80 [垂斐]
「なんや。スタークルーズど一緒なんや」

「あれ?Star Boysのメンバーとっくに行ってるで?」

「僕、大学の関係で遅くしてもらったんです」

「大学、忙しいんか?」

「はい」

「ま、3年やからな」

「そうですね。あっ!!和里さん、飛行機の時間ヤバくないですか?」

「ほんまや!!お前らいくで」
瑳華恵から飛行機の時間がせまっていた事を聞いた和里はメンバーに急ぐように指示をする。

流らは急いでO空港発ソウル行きな飛行機に乗った。飛行機に乗ると、自分たちの座席を探す。座席を見つけると、席に座りベルトを締めた。

⏰:08/02/24 22:45 📱:P903i 🆔:12voMffs


#81 [垂斐]
数分もすると飛行機が動き始め、O国際空港を離陸した。離陸した飛行機はソウルに向かって大空の中を飛び始めた。

数時間後…

飛行機はソウルの空港に着陸した。流らメンバーは飛行機を降り、空港ロピーの方へ行く。

「うわぁ〜みとみて!!」

「ほんまや!!」

⏰:08/02/25 14:05 📱:P903i 🆔:VPPIbEDY


#82 [垂斐]
「こらこら!!何しに来てん!!」

「すみません」

「ほら、バスに乗るで!!」

「はい」

初めてソウルに来た流たちはは感動のあまり目を輝かせてはしゃいでいた。

その様子を見た和里は注意して、早くバスに乗るように指示する。

流らが言われた通りバスに乗り、席についた。

スタークルーズのメンバーをのせたバスはソウルの街並の中を走って行く。

⏰:08/02/25 14:33 📱:P903i 🆔:VPPIbEDY


#83 [垂斐]
数分後…

バスは大きな観光ホテルの前についた。ホテルの玄関にはいつもより濃いめの化粧をして新品のスーツを着た雄胡がいた。流たちは荷物を持ちバスから降り、雄胡の前を素通りしてホテルに入ろうとした。

「ちょっと!!あんたら!!」

「あれ?雄胡さんいたん?」
「わざとでしょ!!和里!!」

「いや、気づいかなったわ。なぁ?みんな?」

「はい」

「あんたたちね〜」

雄胡は素通りするメンバーを慌て呼び止める。呼び止められた流らは何故かニヤニヤして雄胡を見る。それを見た雄胡は茹で蛸のように顔を真っ赤にさせ、和里を追いかけ回している。

⏰:08/02/25 16:54 📱:P903i 🆔:VPPIbEDY


#84 [垂斐]
「和里さんと雄胡さんは、ほっといて、僕たちは早く部屋にいこうよ」

「涼、そうやな。行くで。流」

「あっ!!はい!!」

ボーッと和里たちの様子を見ていた流にコウは話しかけた。流は慌ててコウに言われた通りにホテルの中に入る。

⏰:08/02/25 17:04 📱:P903i 🆔:VPPIbEDY


#85 [垂斐]
ホテルへ入ると広くて綺麗なロビーがあった。ロビーの右奥の方へ目をやると、エレベーターがある。チェックインを済ませると流たちはそのエレベーターで六階へのぼる。

六階へ行くと同じドアが並ぶ廊下が見えた。流がその一室へ来ると中から話し声が聞こえた。

流がそっとドアを開けると左手に紙を持ち、右手に携帯を持って誰かと話をしている青年がいる。

長身でパーマをかけてブランドの服を着ているどっかのお坊ちゃんという感じの青年は李太劉[リ タイリウ]。スタークルーズのメンバーで韓国のお金持ちの息子らしい。

⏰:08/02/25 19:53 📱:P903i 🆔:VPPIbEDY


#86 [垂斐]
太劉は流に気が付くと慌てて携帯を切り、紙を鞄にしまった。

「あっ!!ごめん!!」

「僕こそ電話中に入ってきちゃって、すみません」

「いいよ。気にしないで。流」

その時、ドアがバンと音をたてて開き、1人の青年がドカドカと入って来た。

長身で黒のストレート髪に細目でグレーのスーツを着た青年は 李蛍龍(リ ケイロン)。Star Boysのリーダーで太劉の従兄弟である会社を経営している。

⏰:08/02/25 20:14 📱:P903i 🆔:VPPIbEDY


#87 [垂斐]
「太劉!!いきなり携帯切るな!!」

「だってさ、メンバーが来たから」

「あっ、流と一緒の部屋なんだ」

「すみません」

「気にしないで。太劉に書類渡し来ただけだからさ。じゃあ、リハの時よろしく!!」


蛍龍は太劉に書類を渡し、とびっきりのアイドルスマイルで流の頭を撫でる。撫で終わると部屋から出て行ってしまった。蛍龍が出て行くと太劉は流に時間を尋ねる。

⏰:08/02/26 17:53 📱:P903i 🆔:lpKQg4UY


#88 [垂斐]
「流、今何時かな?」

「えっと、11時半ですね」

「じゃあ、お弁当があるから食べよう」

「はい」

太劉はお弁当を渡す。二人は向かい合わせでソファーに座ると、差し入れのお弁当を食べ始めた。

⏰:08/02/26 19:49 📱:P903i 🆔:lpKQg4UY


#89 [垂斐]
一時間後…

「流、用意できた?」

「はい、出来ました」

「じゃあ、行こうか」

「そうですね」

流と太劉はお弁当を食べ終わり、リハーサルへ向かう用意をしていた。用意が出来ると、部屋を出てエレベーターで下に降りる。二人がロビーに行くと他のメンバーも集まっていた。

「全員、揃ったみたいね」

「はい!!」

「それじゃ、バスに乗ってね」

「わかりました!!」

雄胡からバスに乗るように指示され、流たちは荷物を持ち、バスに乗る。全員がバスに乗り終えると、バスは再びソウルの街を走り出した。

⏰:08/02/26 20:05 📱:P903i 🆔:lpKQg4UY


#90 [垂斐]
バスの中から街並みを見ていた流の視界に平べったいドームのような建物が見えて来る。

この、建物がコンサート会場であるSホールだ。

バスはSホールの前についた。流たちはバスから降りるといそいそとSホールの中へと入って行った。入ると左側にある楽屋へと続く廊下へと向かう。

流はドアに自分の名前が書かれた紙が貼られた楽屋を見つけると、中へ入り荷物を置く。

しばらくすると、ロケスと冴人勲が入ってきた。

⏰:08/02/27 19:48 📱:P903i 🆔:pw7Q/lck


#91 [垂斐]
「あれ?ながちゃんもここなん?」

「そうや、冴人たちもなん?
「そうやねん。ながちゃんと一緒でよかった」

「四人で一つの楽屋使うのかよ」

「いいやん!!勲!!二年前までは八人で一つの楽屋使ってたやん!!」

「そやね。あれはきつかったわ」

「それより、鞄置こうよ」


「そや、ロケスの言うとおりや」
「そやね」

⏰:08/02/27 19:58 📱:P903i 🆔:pw7Q/lck


#92 [垂斐]
冴人たちは楽屋へ入ると、棚の中に鞄を置く。鞄から事前に渡されたコンサートの資料を出して、四人はテーブルへ集まり立ち位置や動きなどを確かめていた。

「あっ!!そろそろ、リハの時間やない?」

「そやね。会場へ行こうや」

四人は楽屋を片付けて、衣装に着替える。着替え終わると、楽屋を出てホールへと向かった。

四人がホールに行くとStar Boysのメンバーがリハーサルをしていた。

⏰:08/02/27 20:13 📱:P903i 🆔:pw7Q/lck


#93 [垂斐]
そこへ、鮮やかなコンサート衣装をきた青年がやって来た。タレ目で前髪が長めの黒のストレート髪で背が流ぐらいの青年はStar Boysのメンバーの篠泉庸(シノイズミ ヨウ)だ。

「次、スタークルーズのリハやから行きや」

「わかりました」

庸に言われ、四人は走って舞台のそでに行く。そこには、メンバーがリハーサルのスタンバイをしていた。音楽が鳴ると流らは立ち位置へと行く。
しばらくは、誰も失敗しなくリハーサルが進むが、リハーサル中盤に『ガシャン!!』と何かが落ちる音がした。

メンバーが音がした方へ目をやるとバックバンドでギターを弾いていたコウがバデにこけていた。

⏰:08/02/27 20:30 📱:P903i 🆔:pw7Q/lck


#94 [垂斐]
「大丈夫?コウ?」

「何してるねん」

「すみません!!電気コードが足に絡まって」

「あ〜コード外れてるやん」

和里が外れたコードを直そうとすると、今度は後ろから『うわぁ!!』という声がホール中に響き渡る。

⏰:08/02/27 21:12 📱:P903i 🆔:pw7Q/lck


#95 [垂斐]
メンバーが目をやると今度は流が走って来ようとして派手にこけたみたいだった。

「コウの次は、ながちゃんなん」

「ごめんなさい!!コード抜けてしまって…」

「あ〜もう!!コウも流もコード抜くなや!!」

「すみません!!」

「二人ともリハの後に居残りや!!ええな!!」

和里は鬼のような顔で怒りながら、二人が抜いてしまった電気コードを一つ一つ元のようにつなぎ直していた

コウと流は和里に怒られ青菜に塩をかけたように落ち込んでしまう。

⏰:08/02/28 19:22 📱:P903i 🆔:xQdo2Qfc


#96 [垂斐]
数分後…

和里にこってりと絞られた流はどよんと暗い顔をして楽屋に戻って来た。楽屋に入ると冴人が待っていた。

「冴人、待っててくれたん」
「うん、その様子やとかなり絞られたみたいやな」

「うん」

「ま、明日は失敗したらあかんで。ながちゃん」

「わかった」

「じゃあ、ホテル戻る用意しいや。明日、早いし」

⏰:08/02/28 20:26 📱:P903i 🆔:xQdo2Qfc


#97 [垂斐]
「そやね」

流は衣装を脱ぎ、洋服へと着替える。着替え終わると鞄を持ち、楽屋を出た。ホールを出て、バスへ向かう。

流と冴人が乗るとバスは街灯やビルの明かりで星空のようになった街の中を走り出す。

数分もするとバスはホテルに着いた。メンバーはバスから降りると、それぞれの部屋へ戻る。部屋へ戻ると、メンバーは明日の用意やシャワーをしている。しかし、夜が深まった頃には疲れが出たのかみんな寝静まってしまった。

⏰:08/02/28 22:19 📱:P903i 🆔:xQdo2Qfc


#98 [垂斐]
次の日…ソウル公演当日

朝日があたりソファーベットで寝ていた流は目覚める。ふと横を見ると、テーブルの上に食パンとコーヒーがおいてあった。流が不思議そうにしていると、太劉がシャワーを浴びて出て来る。

「流、ルームサービスで朝食頼んだんだけど、これでよかった?」

「はい、ありがとうございます。お金は?」

「いいよ、奢りだからさ」

「すみません。太劉さん」

「ほら、流も顔洗っておいでよ」

「わかりました」

⏰:08/02/29 20:14 📱:P903i 🆔:kdaznfJE


#99 [垂斐]
流はベットを出ると洗面所で歯を磨き、洗顔して髪の毛をとく。終わるとソファーの所で太劉とともに朝食を食べ始める。

朝食を食べ終わった二人は用意をして部屋を出てエレベーターで下に降りる。外に出るとバスに乗った。二人が乗るとバスは動き出し、Sホールへ向かう。

数分後…

バスがホールにつく。流たちはバスを降り、ホールへ入って行った。各自の楽屋へ行くと鞄を置き衣装へと着替える。
「ながちゃん、今日は本番なんやから失敗はしないでや」

「わかってるて。冴人」

「冴人は余裕だね」

「ほんまやわ」

四人が着替えながら話していると、コンサートスタッフが呼びに来た。呼ばれた四人は楽屋を出て舞台のそでに行く。

⏰:08/03/01 13:36 📱:P903i 🆔:kpXGDiw.


#100 [垂斐]
冴人がそでに行こうとすると、誰かにぶつかる。

冴人とぶつかった、流より背が低くサラッとした黒髪でパッと見ると女の子にも見える青年は李念(リ ニエン)。スタークルーズのメンバーで流と同じ高校一年だ。

「痛いやん!!念!!」

「…」

「念!?なんとか言いや!!」

「あ、念ったら緊張のあまりカチンカチンに固まってるわ」

「へ!?」

流からそう言われた冴人は念の顔を覗きこむ。冴人が 見たのは、本番前で緊張して氷のように固まった念だった。

冴人は念を正気に戻そうと目の前で『パシッ』と手を叩いてみる。



⏰:08/03/01 14:58 📱:P903i 🆔:kpXGDiw.


#101 [垂斐]
「おい!!念!!大丈夫か?」


「びっくりした!!」

「大丈夫?本番前やで」

「流、大丈夫だよ」

「全然、大丈夫そうに見えないけどな」

「うるさいよ!!勲!!」

「逆ギレかよ」

「ほら!!スタンバイするよ!!」

「ハイハイ」

正気に戻った念はびっくりして逆ギレしてしまい、さっさとスタンバイしに行く。念に続き四人もスタンバイしに行った。

⏰:08/03/01 15:07 📱:P903i 🆔:kpXGDiw.


#102 [我輩は匿名である]
コンサートが始まり…

「ソウルのファンのみんな!!最後まで楽しんでね!!」

蛍龍がそう叫ぶと会場内に歓声があがる。Star Boysのメンバーが会場で次々と持ち歌を歌っていた。

流らスタークルーズはバックでダンスやアクロバットをしてステージを盛り上げている。

数時間後…

コンサートがすべて終わり、Star Boysのメンバーやスタークルーズのメンバーはステージから戻って来る。

流は、冴人やロケス、勲と楽屋へ戻って来る。

⏰:08/03/01 20:04 📱:P903i 🆔:kpXGDiw.


#103 [垂斐]
上のは私です

⏰:08/03/01 20:05 📱:P903i 🆔:kpXGDiw.


#104 [垂斐]
「明日は、香港公演や!!」

「なんか腹立つわ」

「本当だよね。僕たち出ないのにさ」

「ま、太小来るらしいから」

「え?太小、来るん?」

「涼さんと知り合いやって奴やな」

「そう」

「流!!かわって!!」

「いやや!!僕、学校やから!!」

「そうそう、俺ら学校やから」

「おまえら〜」

⏰:08/03/02 19:42 📱:P903i 🆔:Jkn3hpTk


#105 [垂斐]
流から太小が見にくる事を聞かされた勲は、流に助けを求めた。しかし、あっさりと断わられてしまった。

「流!!冴人!!喧嘩しとらんとはよ着替えてや!!」

「わかった」

冴人に怒られ、流と勲は着替えてる。二人が着替えると、ホールから出てバスに乗った。バスは動きだし、流、ロケス、冴人が乗ったバスは空港へ勲が乗ったバスはホテルえと向かった。

数分もすると、流たち帰国組は空港へ着く。ロビーへ入り手続きを済ませると、飛行機に乗る。流らが席につきベルトをはめると、飛行機は動きだし空港を離陸した

数時間後…

飛行機がO国際空港につき流たちは飛行機を降りるとロビーへと向かう。空港を出ると空には空にたくさんの星が輝いていた。

⏰:08/03/03 23:26 📱:P903i 🆔:Rxb3wSL6


#106 [垂斐]
次の日…

「流!!ええかげん起きなさい!!」

母親の怒鳴り声で流は飛び起きる。ドアの方を見ると、仁王立ちして怒っている母親の姿が目に映った。

「母さん、朝から怒鳴らんとってや」

「もう、7時40分やで!!」

「え!!ホンマ!?」

「時計、見なさい」

「うわぁ!!ホンマや!!」

⏰:08/03/04 15:47 📱:P903i 🆔:40pS5.6M


#107 [垂斐]
流は慌て時計を見る。見てみると7時40分を過ぎていた。55分には家を出ないといけないためあまり時間がない。

流はベットから出ると制服に着替えてリビングに降り、朝食をガツガツと食べる。食べ終わると鞄を取りに部屋へ戻った。鞄をわしずかみするように持つと、玄関へ行き靴もちゃんと履かずに家を飛び出した。

流は息を切らしながら走ってバス停へ向かっている。バス停が見えて来ると、すでに光太らが来ていた。

⏰:08/03/04 16:24 📱:P903i 🆔:40pS5.6M


#108 [垂斐]
「光太、まだバス来てない?」
「まだやけど、どないしたん?珍しいやん。流が遅刻しかけるなんて」

「寝坊した」

「大みたいな事するなよ」

「あれ?大、どないしたん」

バス停に着いた流は、光太にバスが来ていないか聞く。光太からバスがまだ来ていない事を教えてもらい、流は安心する。ふと、大の方を見た流は大が不機嫌なのに気づく。

「納得いかん!!」

「へ!?」

「流がドラマに出ないのが納得いかん!!」

⏰:08/03/04 20:42 📱:P903i 🆔:40pS5.6M


#109 [垂斐]
「一応、オーディション受けてるんやけどね」

「ホンマか!?」

「ホンマ、20こぐらい受けたわ」

「20こ!?」

「でも、全部一次オーディションであかんかった」

⏰:08/03/04 20:45 📱:P903i 🆔:40pS5.6M


#110 [垂斐]
大は流がなかなかドラマに出ない事に怒っているみたいだった。流からオーディションをうけてた事を聞くと光太たちは目を大きくしてびっくりしている。

「どんな、オーディションなん?」
「学園ドラマどかラブストーリ-とかやで」

「流がラブストーリ-…」

「琉伊、笑わんでも」

「ごめん!!でも、俺も流にはドラマに出てほしいわ」

「確かにな。いつもと違う流が見てみたいわ」

「気長に待てばドラマの話来るって!!」

「うん」

流らが話しているとバスがやってきた。流はバスに乗り学校へ向かう

⏰:08/03/04 21:26 📱:P903i 🆔:40pS5.6M


#111 [垂斐]
数分もすると、学校につき流たちは校舎の中へと入って行く。

昼休み…

流は光太たちと屋上でお弁当を食べている。その時、突然、流の携帯が鳴る。流が携帯を見てみると雄胡からの仕事メールだった。

「え、まじなん?」

「どうしてん?流」

「明日、ドラマのオーディション行かなあかん」

「え!!まじ!?」

「二次オーディションやて」

「一次受かったん?」

「みたいやね」

⏰:08/03/04 22:15 📱:P903i 🆔:40pS5.6M


#112 [垂斐]
雄胡からのメールはドラマの一次オーディションが合格した事を伝えるメールだった。メールを見た流はびっくりして、頭の中が真っ白になる。

「よかったやん!!」

「でも。ドラマに出られると決まったわけやないで!!」

「流やったら絶対うかるわ」

「流が出るドラマやったら俺絶対見るで!!」

「卓夢、勉強もしてや」

「わかってるって!!美南!!」
流の不安を無視して大たちは喜んでいた。その時、チャイムがなり流たちは校舎の中へと入って行った。

⏰:08/03/04 22:26 📱:P903i 🆔:40pS5.6M


#113 [垂斐]
数時間後…

流は学校が終わると校門を出で、K駅に向かう為に夕日に照されてる道を歩いている。K駅に着くと、改札をとおり電車に乗る。電車がT駅に着くと、電車を降りて改札を出る。ビル街を数分程歩くと、関映プロダクションズの建物に着き、中へと入っていく。

中に入るとソファーの所に一人の青年がいる。

茶髪で茶色の瞳が特徴の長身で面長の青年は藤加閑(フジカ カン)。スタークルーズのメンバーで流と同じ歳だ。

⏰:08/03/05 20:16 📱:P903i 🆔:rYMbpR.I


#114 [垂斐]
「閑、どないしたん?」

「マネージャーが会議室に集まれってさ」

「オーディションの事?」

「そうみたいやで。俺も呼ばれてるから行こうや」

「そうやね」

流は閑と一緒に雄胡がいる会議室にいく為に階段で二階に行く。二階にあがり、会議室の前に来てドアを開ける。

二人が入るとそこには雄胡の他にロケスと念もいた。

⏰:08/03/05 20:31 📱:P903i 🆔:rYMbpR.I


#115 [垂斐]
「あれ?ロケスと念も呼ばれたん?」

「うん!!」

「ほら!!流、閑、座って!!」

流と閑が席につくと雄胡は4人に書類を配り、一つ一つ説明して行く。4人は真剣に雄胡の話を聞いていた。

雄胡の説明が終わると、4人は会議室を出てレッスン室へと向かった。

数時間後…

レッスンが終わり、流は更衣室で制服に着替える。着替え終わると、更衣室を出で階段を降りてきて、建物から出てきた。外は真っ暗になっており、空には宝石をちりばめたようにたくさんの星が輝いていた。

⏰:08/03/07 16:10 📱:P903i 🆔:nMn2Hmaw


#116 [垂斐]
次の日…

流は小鳥の泣き声で目が覚めた。ベットから出て、服に着替えて、リビングに入る。リビングはシーンとして誰もいない。流は不思議に思い辺りを見渡すと、テーブルの上に一通の手紙と朝食が置かれていた。

『流へ、ピアノコンサートの打ち合わせの為に早く家を出ます母と奏より』

『大学が早いから家、出るで 音葉より』

流以外の家族はもう出掛けたみたいだった。流はテーブルの上に置かれた朝食を食べながらテレビを見ている。

⏰:08/03/07 16:35 📱:P903i 🆔:nMn2Hmaw


#117 [垂斐]
数分後…流は朝食を食べ終わると、部屋へ鞄を取りに行く。その時、チャイムが鳴った。流が階段を降りて、玄関に行きドアを開けると、雄胡が迎えに来ていた、

「おはよ〜流、迎えに来たわよ」

「ありがとうございます」

「早く乗って、他のメンバーもいるから」

「わかりました」

流が家を出て車の所へ行くと、車の前に流ぐらいの女の子と勲がいた。

丸顔で黒髪のショートカットで前髪には黒のヘアピンをしている美少女は木高涼華(キダカ リョウカ)。数少ないスタークルーズの女子メンバーで勲と同じ高校に通っている。

⏰:08/03/07 16:48 📱:P903i 🆔:nMn2Hmaw


#118 [垂斐]
「あれ?勲、涼華、コンサートは?」

「雄胡さんからメールがあって始発の飛行機で戻って来た」

「コンサート出たかったのに〜なぁ、涼華」

「本当やわ。今頃はコンサートの真っ最中やろなぁ〜」

「勲!!涼華!!ごちゃごちゃ言わないで早く車に乗って!!」

「ハイハイ」

コンサートに出てたはずの勲と涼華はドラマのオーディションの連絡を受け、早朝に日本へ戻って来たみたいだった。二人は流に愚痴ってると、雄胡が般若のような顔をして早く車に乗るように指示する。二人は雄胡に怒鳴られて慌てて車に乗った。


二人が乗ると雄胡も車に乗り、運転する。

雄胡が運転する車は、流の家から離れ、大阪の街を走り出した。

⏰:08/03/07 21:13 📱:P903i 🆔:nMn2Hmaw


#119 [垂斐]
数分後…

雄胡が運転する車は大阪市内を走っている。その時、街の景色の中に突如、巨大な建物が現れた。

この大きな建物は、Yテレビで今日のオーディション会場だったのだ。

⏰:08/03/07 22:23 📱:P903i 🆔:nMn2Hmaw


#120 [垂斐]
車はYテレビの前に止まる。流は車から出てきて、建物の中に入る。

受付を済ませて、オーディション会場の中に入って行く。スタッフに案内され、会場の控え室に入ると、流ぐらいの子がたくさん来ていた。

「これ、全部オーディション受ける子たちなんやね」

「これでも、一次オーディションから半分になったらしいで」

「これでも!?」

「うん、スタッフが話してるの聞いたわ」

「流、閑、念、涼華、ロケス大丈夫か?」

「僕は大丈夫やけど、念がヤバイくない?勲」

「え!?」

⏰:08/03/08 17:19 📱:P903i 🆔:YC2psYso


#121 [垂斐]
慌てて勲は念の方を見る。 元々、あがり症がある念は緊張のあまり、失神寸前だった。

「おい!!念!!しっかりしろって!!」

「落ち着けや!!念!!」

「あ!!ごめん!!」

「もう!!あがり症なんとかしろや!!」

「ごめんね。勲、閑」

勲と閑が念を正気に戻そうと、耳元で大声を出した。念は正気に戻るが、不安なん顔をしている。

そこへ、オーディションのスタッフが流を呼びに来た。流は、『はい』と返事をし、別室へと行く。

⏰:08/03/08 17:34 📱:P903i 🆔:YC2psYso


#122 [垂斐]
別室…

流がどこを開け、案内された部屋に入ると、三人の男女がいた。ショートカットのキャリアウーマンという感じの女性がドラマの脚本家で髭のある男性がプロデューサー、30代の長髪の男性が演出家らしい。

「名前と年齢、学校名と所属事務所を言ってください」
「星井流です。歳は15歳で8月で16歳になります。K学院高等科に在籍していて、所属事務所は関映プロダクションズです」

「特技と趣味はありますか」

「特技はピアノとダンスで、趣味は作詞です」

⏰:08/03/08 20:10 📱:P903i 🆔:YC2psYso


#123 [垂斐]
>>122

どこを開け⇒ドアを開け

⏰:08/03/08 20:11 📱:P903i 🆔:YC2psYso


#124 [垂斐]
「どんな役をしたいですか」

「どんな役にも挑戦してみたいです」

「今まで、どんな役をやりましたか?」

「舞台で村の子供を演じた事があります」

「わかりました。合否は明日事務所の方へ送りますね」
「はい!!」

オーディションは面接官が質問しそれに答えるという形だった。流は緊張しなから一つ一つ質問に答えていった。終わると流は一礼して、ドアを開けて部屋を出て行った

⏰:08/03/08 20:20 📱:P903i 🆔:YC2psYso


#125 [垂斐]
流は部屋を出ると、控え室に戻って来る。控え室のドアを開けると、オーディションをまだ受けてないロケスと閑、念がやって来る。

「流、どうやってん?」

「緊張した〜手のひらめちゃ汗かいてるわ」

「どんな事、聞かれたの?」
「特技とか趣味、あと何故か学校名聞かれた」

「本当?」

「うん」

「うわーそれやったら、勲や涼華の方が有利やん」

4人が話していると、閑がスタッフに呼ばれる。閑は足をガクガクさせながら、控え室を出て言った。念とロケスは緊張のあまりこわい顔になり、無口になってしまった。

⏰:08/03/08 20:31 📱:P903i 🆔:YC2psYso


#126 [垂斐]
数時間後…

オーディションが終わった流たちは、暗い顔をしながらテレビ局を出て来る。

外に出ると、空は夕焼けになっていて、『カアーカアー』とカラスが鳴いていた。

流たちは、無言のまま車に乗ると、車は動き出し、それぞれの家に帰って行った。
次の日…

流は、ベットから出て来る。どうも、一睡もしていないみたいだった。いつものように制服に着替え、リビングに下りて来る。

「ふわぁ〜おはよ」

「どうしたの?

「全然、寝てないねん」

「オーディションの事が心配なん」
「うん」

「大丈夫やって!!流は心配症やな」

⏰:08/03/08 22:25 📱:P903i 🆔:YC2psYso


#127 [垂斐]
>>31
ええやんん⇒ええん

⏰:08/03/10 00:00 📱:P903i 🆔:zhehf9E2


#128 [垂斐]
>>40

ええんやん⇒ええやん

⏰:08/03/10 00:03 📱:P903i 🆔:zhehf9E2


#129 [垂斐]
「前もそう言って結局あかんかったやん」

「う…」

流は席につくなり、大きなアクビをする。その様子を見ていた母親が心配し、流に尋ねる。どうも、流はオーディションの結果が心配で寝られなかったらしい。音葉が元気づけようとするが、それが裏目な出てしまった。

流はどよんとした顔で朝食を食べている。そのせいか食べるスピードが遅かった。

「流!!いつまでパンかじってるねん!!もう、50分やで!!」
「えっ!!」

「『えっ!!』やない!!また、遅刻しかけてるで!!」

「うわぁ!!」

⏰:08/03/10 19:30 📱:P903i 🆔:zhehf9E2


#130 [垂斐]
流は奏に注意されて、慌ててパンを口の中に入れる。食べ終わると、席を立ち、走って鞄を取りに行った。

用意ができると、靴もちゃんと履かずに飛び出してバス停へ向かった。

流が息を切らしながら住宅街の中を走っていると、流の視界にバスが見えてきたよく見るとバスはバス停に停車いる。このバスに乗らないと遅刻するため、流は慌ててバスに乗る。流がバスに乗ると、まるで流が乗るのを待っていたかのようにドアが閉まり、バスは動き出した。

⏰:08/03/10 19:40 📱:P903i 🆔:zhehf9E2


#131 [垂斐]
数分後…

流はバスを降り、校門をぐぐりぬけ、校舎の中に入る。靴を履き替えると、猛スピードで教室のある四階へと駆け上がった。

「ギリギリセーフ!!」

「あと、1分で遅刻やったな」
「あ、大!!」

「オーディションはどうやってん」
「まだわからへん。今日、事務所の方に連絡が入ってるはずや」

「大丈夫やて!!流やったら受かっとるわ」

「そうそう、だから安心しろや」

流が教室へ入ると、大と美南が話かけて来た。流がオーディションの事を心配していると察した二人は流を励ます。

⏰:08/03/11 15:18 📱:P903i 🆔:ZewbbgMQ


#132 [垂斐]
数時間後…

学校が終わり、流は学校から出て来る。いつもは軽い足取りで駅に向かっているが、今日はオーディションの事があるせいか、足取りが重い。
K駅に着くと、いつものように電車に乗り、T駅に向かう。T駅に着くと、改札を出て、暗い表情でレッスンへと向かった。

数分もすると、事務所に着き。建物の中へと入って行く。3階に上がり、更衣室でレッスン着に着替え、レッスン室へと行くと、ロケス、勲、閑、念、涼華が暗い表情でレッスンをしていた。流はロケスたちに交じってレッスンを始めた。

⏰:08/03/11 15:37 📱:P903i 🆔:ZewbbgMQ


#133 [垂斐]
そこに、黒髪で端正な顔だちで目がキリッとている女顔の青年が入って来る。

彼の名は明田裕太(アキラダ ユウタ)。スタークルーズのメンバーで若手の歌舞伎役者でもある。

「流ら、どないしてん!!」

「裕太さん、来てたんですか」

「来てたけど、何なん?この重苦しい空気は」

「僕たち、今日オーディションの結果がわかるんです」

「あ、それでなん?」

「はい」

流たちと裕太が話していると他のスタークルーズのメンバーもレッスン室に入って来た。

⏰:08/03/11 20:53 📱:P903i 🆔:ZewbbgMQ


#134 [垂斐]
キリッとている

キリッとしている

⏰:08/03/11 20:55 📱:P903i 🆔:ZewbbgMQ


#135 [垂斐]
「どないしたん?流たち」

「オーディションの事やろ?」

「はい」

「大丈夫やって!!」

コウと和里が流たちを慰めていると、『ガチャ』とドアが開く音がして、雄胡が入って来る。雄胡はオーディションの結果を知らせに来たのだ。
「流たちが受けたドラマのオーディション結果言うね」

雄胡が書類を開くと流、勲、ロケス、念、閑、涼華だけではなく、メンバーにも緊張が走った
「結果は全員合格!!」

「全員合格!?」

「そうだよ。よかったね。台本渡すから、自分が演じる役を確認してね」

⏰:08/03/13 15:32 📱:P903i 🆔:HmLInFSI


#136 [垂斐]
雄胡から流たち全員が合格した事を聞いたメンバーは、鳩が豆鉄砲を食らったような顔をする。そんな、メンバーを無視して、雄胡は流たちに台本を渡した。

流は台本をもらい、自分が演じる役を確かめる。そこには『IQ200の超秀才お坊ちゃん高校生』と書かれていた。

「ながちゃん、どんな役なん?」

「IQ200の超秀才お坊ちゃん高校生」

「初ドラにしたらええ役やんながちゃん」

「でも、ちゃんとできるか心配やわ」

「最初は誰でも不安や。でも、やっているうちにドラマの面白さわかるで!!」

「そやね」

台本を見た、流は不安になり、暗い表情になる。しかし子役の時からドラマに出ていた冴人に励まされ、不安が取れた。

その時、雄胡は和里や冴人にも台本を渡す

⏰:08/03/13 16:00 📱:P903i 🆔:HmLInFSI


#137 [垂斐]
「和里と冴人にもオファーきたから」

「俺らにも?」

「冴人は普段から流と仲いいから大変かもね」

冴人は雄胡から台本を貰うと、台本を見る。そこには『悪の組織のメンバー』と書かれていた。

冴人はショックだったのかそのまま肩を落とし、座り込んでしまった。

そんな冴人を無視して流たちはレッスンを始める。

⏰:08/03/14 19:31 📱:P903i 🆔:kurDDe8w


#138 [垂斐]
数時間後

レッスンが終わり、流は更衣室で制服に着替える。着替え終わり更衣室から出てくると廊下に鷹氏がいた。

⏰:08/03/16 15:12 📱:P903i 🆔:FDOPEANA


#139 [垂斐]
「鷹氏さん!!」

「流、ドラマに出る事になったんやて?」

「はい、でも不安なんです」

「大丈夫。初めはみんなそういうもんやから」

「はい」

「いつが、クランクインなん?」

「明後日です」

「明後日か、俺も撮影やから顔出したるわ」

「ありがとうございます」

⏰:08/03/16 17:46 📱:P903i 🆔:FDOPEANA


#140 [垂斐]
鷹氏にも励まされた流は、笑顔になる。

「じゃあ、送ったるよ」

「いつも、すみません」

「ええって、音葉に頼まれてるし、流は可愛い後輩やからな」

二人は建物から出て、鷹氏の車に乗る。

空を見てみると、満月が出でおり、月明かりて街は照らされていた。

鷹氏が運転席に座り、エンジンが動きだし、鷹氏の車は流の家に向かい走り出した。

⏰:08/03/16 17:59 📱:P903i 🆔:FDOPEANA


#141 [垂斐]
次の日…

流は携帯のメール音で目覚める。メールを見ると、勲からのメールだった。流は返信すると、制服に着替え、リビングに来る。

リビングへ行くと、朝食を食べ始めた。

数分後、朝食を食べ終えて席を立とうとした時、「ピーンポーン」とインターホンの音がした。

流が玄関へ行き、外を見ると大がいる。

大が誘いにきた事を知り、流は慌てて学校に行く用意をして、外へ出る。外へ出ると大だけではなく光太たちもいた。

⏰:08/03/16 19:15 📱:P903i 🆔:FDOPEANA


#142 [垂斐]
「うわぁ!!びっくりした!!」
「俺らは化け物かい!!」

「ホンマやわ。オーディション結果知りたくて来たのに

「ごめん…」

「で?どうやってん?」

「受かったで!!」

「よかったやん!!どんな役なん?」

「IQ200の超秀才お坊ちゃん高校生」

「面白そうやん!!楽しみやわ」

「ありがとう」

⏰:08/03/19 16:05 📱:P903i 🆔:MGD9zQs.


#143 [垂斐]
光太たちは、オーディション結果を早く知りたくて誘いに来たらしい。流が合格した事を伝えると、光太たちはまるで自分たちの事のように喜んでくれた。

そうしているうちにバス停に着く。ちょうどバスが来ており、流たちはバスに乗った。流らが乗るとバスが動きだした。


数時間後…

授業が終わった流は校舎から出て、校門へとむかっている。その時、流は校門の所に誰かがいる事に気がつく 。

よく見ると、緑のブレザーに青のネクタイをした勲だった。

⏰:08/03/19 16:20 📱:P903i 🆔:MGD9zQs.


#144 [垂斐]
「どないしたん?」

「『どないしたん』とちゃうわ!!放課後、俺の家で台詞覚えようって、メールしたやろ!!」

「忘れた…」

「忘れるなよ!!俺は学校で演技の勉強しとるからええけど、流は初めてやろ!!」


「うん」

「ほら!!行くで!!みっちり演技の事、教えたる!!」


流と勲は放課後に勲の家で台詞を覚える事を約束していたみたいだった。しかし、流は忘れたみたいで勲に怒鳴られてしまった。

その夜、流は遅くまで勲から演技の事をあれこれ教えこまれていた。

⏰:08/03/19 16:43 📱:P903i 🆔:MGD9zQs.


#145 [垂斐]
ドラマの撮影当日…

流はいつもどおりに起きて服に着替えて、リビングに行き、朝食にパンとミルクを食べる。

食べ終わると、席を立ち、出かける用意をして家を出る

流が台本を読みながらアスファルトの道をゆっくり歩いていると、勲がやってきた。

「流、おはよう!!」

「勲、おはよう」

「今日、11時入りやんな」

「そうや」

「共演者、どんな人がおるんやろ!!可愛い子おったりして!!」

「おったらええね」

「話のってこいよ!!あ、流、彼女おるんやった」

⏰:08/03/19 16:58 📱:P903i 🆔:MGD9zQs.


#146 [垂斐]
実は、アイドルのイメージ崩しそうで言わなかったが、流には新崎弥生(アラサキ ヤヨイ)という、K学院女子高校(通称、K女)に通う彼女がいる。ちなみに、この事は、ファンの間では有名な話だ。

「弥生さんが彼女やったら興味ないか。ええよな〜流はもてて」

「勲が愚痴言ってる間に駅ついたで」

「あ…ホンマや!!早く電車に乗ろうや」

流と勲は電車に乗り、目的地であるM駅へと向かった

⏰:08/03/19 17:13 📱:P903i 🆔:MGD9zQs.


#147 [垂斐]
10分後…

目的地のM駅に電車が止まる。二人は電車を降りると、改札を出て、駅前の商店街を通り、Mスタジオへと向かう

二人が駅前の商店街をぬけると、広々とした所に出で来る。そこに建っている倉庫のような建物がMスタジオだ。

「おはようございます!!よろしくお願いします!!」

「星井くんと山仲くんね。こちらこそよろしく」

「皆さんは?」

「奥のスタジオにいるから、二人とも衣装に着替えてね」
「はい」

⏰:08/03/19 17:23 📱:P903i 🆔:MGD9zQs.


#148 [垂斐]
二人は指示された通りに衣装に着替えてスタジオに入る。
スタジオに入ると独特な空気を感じた流は心臓の音が聞こえるほど緊張していた。
「撮影の前に顔合わせしますね」

プロデューサーの声を聞いた時、流の緊張メータが壊れそうになっていた。

「じゃあ、まずは、自己紹介からおねがいします」

勲、涼華、ロケス、閑、念と順番に紹介して行く。流はその場から逃げ出したい気持ちで一杯だった。そうしているうちに順番がまわって来る。

「か、関映プロダクションズの星井流です!!よろしくお願いします」

流は緊張のあまり裏声で自己紹介してしまう。共演者やスタッフはそれを聞いてクスクスと笑っていた。

⏰:08/03/19 19:56 📱:P903i 🆔:MGD9zQs.


#149 [垂斐]
しかし、共演者の中で違う反応をしている人がいた。流がその人の方がを見ると、ショートヘアーで流ぐらいの女の子だった。

その女の子は、流と目が合うとニコッと笑う。その笑顔は天使のような笑顔だった。流はその笑顔にドキッとして慌てて視線をそらす。

数分後…

顔合わせが終わり、流は楽屋に帰っていた。しかし、頭の中は女の子の笑顔で一杯になっている。

その時、冴人と閑、ロケス、念が話しかけてきた。

「この色男!!どうせあの子の事考えてたんやろ!!」

「ながちゃん、彼女おるのに二股はあかんで!!」

「本当だよ!!」

「ち、違う!!僕は弥生一筋やで!!」

「流、あういう笑顔に弱いやろ」

「うっ!!」

閑に言われて、流は、耳まで赤くする。その時、楽屋の外から涼華の声が聞こえて来る。どうやら、誰かと喧嘩しているみたいだ。

⏰:08/03/19 20:20 📱:P903i 🆔:MGD9zQs.


#150 [垂斐]
「風歌!!ええかげんにして!!流、彼女おるねん!!」

「本人に聞くまで信じないで!!」

二人ともすごい剣幕で今にも殴り合いになりそうな雰囲気だ。喧嘩を止めようと流たちは楽屋を出で止めに入る。

そこには、勲もいた。

「何してるねん!!」

「涼華!!やめろや!!」

「スタークルーズのイメージ崩れるって!!」

「流のために言ってるんでしょうが!!」

⏰:08/03/19 20:46 📱:P903i 🆔:MGD9zQs.


#151 [垂斐]
「えっ?」

ロケス、閑、流が間に入り、喧嘩は止まるが涼華は不機嫌そうだ。その時、勲が怒った口調で女の子と話した。

「前橋、流の事諦めてなかったん?しつこいのにもほどがあるで!!」

「山仲!!うるさい!!」

「勲、知ってるん?」

「学校の同級生でSプロダクションのタレント・前橋風歌(マエバシ フウカ)や」

「流の事、前から好きやってんて!!彼女おるから諦めいってるのに」

⏰:08/03/20 13:52 📱:P903i 🆔:MDhhsBVo


#152 [垂斐]
「でな、流をSプロダクションに連れて行くとかアホな事言ってるねん」

「はぁ?」

この女の子は関映プロダクションズのライバルのSプロダクションのタレントで勲と涼華の同級生である前橋風歌だ。勲によると風歌は流の事が好きでSプロダクションに連れて行こうとしているらしい。

「私、星井くんの事、前から好きやってん」

「あの〜勲と涼華の言う通り彼女おるねん。ファンも知ってる」

風歌は流に告白したが、流はあっさりと彼女がいる事を風歌に伝えた。

風歌は一瞬びっくりしたようだったが、次の瞬間、流のホッペにキスをした。

⏰:08/03/20 22:41 📱:P903i 🆔:MDhhsBVo


#153 [垂斐]
「えっ」

「彼女がいようが私には関係ない!!私の方がずっと星井くんの事が好きやねんから!!」

流は風歌にいきなりキスをされ、耳まで赤面して何も言えなくなってしまった。

風歌は、何事もなかったかのように楽屋を出でいった

その時、スタッフが流たちを呼びに来た。

⏰:08/03/20 22:47 📱:P903i 🆔:MDhhsBVo


#154 [垂斐]
ドラマの撮影に入った流だったが、風歌にいきなりキスをされた事が気になりNGを出してしまった。

数時間後…

なんとか、予定どおりに撮影が終わる。

しかし、流は撮影の間ずっと見られていたせいか、ボーッとしていた。

スタジオを出で楽屋へ戻り、洋服に着替えて、スタジオを出た

外は滝のような雨が降っていたが、流は傘もささず、帰宅していった。

⏰:08/03/22 18:34 📱:P903i 🆔:.ZtRdeJU


#155 [垂斐]
次の日…

「ハッ、ハクション!!」

流は大きなくしゃみとともに起きた。服に着替えるためにベットから出ようとしたが、体がふらつく。部屋を出てリビングへ行くと、母親がびっくりした顔をした。

「流!!ボーッとするねん」

「昨日、びしょ濡れで帰ってきたから風邪ひいたんとちがうの?」

「流、こっち来て、熱計ってみなさい」

流がびしょ濡れで帰って来た事を音葉から聞いた母親は流をソフアーに座らせ、体温計を流に渡す。

⏰:08/03/22 18:58 📱:P903i 🆔:.ZtRdeJU


#156 [垂斐]
>>115
「流!!ボーッとするねん」


「流!!どうしたの!?」

「ボーッとするねん」

⏰:08/03/22 23:37 📱:P903i 🆔:.ZtRdeJU


#157 [垂斐]
一分後…

『ピビピッ』と体温計が鳴った。流が体温計を見てみると『38.5℃』の表示がしてある。

「流、学校休みなさい。仕事は?」

「撮影はないけど、レッスンが」

「えっ!!」

「『えっ!!』やない38℃も熱あるのにレッスンしたら迷惑になるだけや」

「わかった…」

母親から学校とレッスンを休むように言われた流は肩を落とし、部屋へと戻っていった。

⏰:08/03/23 13:56 📱:P903i 🆔:5FA.8zu.


#158 [垂斐]
数時間後…

夕方になり、空は橙色に染まっていた。

その時、『ピーンポーン』とインターホンの音がして、流は目を覚ます。

『寝てたんや。誰やろ?』
流がそう思っていると、誰かが家にあがってきて、流の部屋の方へ来た。流はビクッとしながらドアを見ていたその時、『ガチャ』とドアをあける音がした。

入ってきたのは、スーパーの袋を持って、お見舞いに来た光太たちだった。

⏰:08/03/23 14:09 📱:P903i 🆔:5FA.8zu.


#159 [垂斐]
「流!!どないなん?」

「光太たちやったん」

「ひど!!嫌な顔せんでもええやん」

「そうやわ。弥生さんも来てるで」

「弥生も!?」

大から弥生も来ている事を聞いた流は、赤い顔をして慌て布団をかぶる。

その時、部屋にセーラー服を着てシルクのような長い黒髪にパッチリした目をしている女の子が入って来る。

この女の子が流の彼女の新崎弥生だ。

⏰:08/03/23 14:20 📱:P903i 🆔:5FA.8zu.


#160 [垂斐]
「流、大丈夫?」

「大丈夫やから、あまり近づかん方がええよ。風邪うつるから」

「じゃあ、私、お粥作って来るね」

⏰:08/03/24 17:01 📱:P903i 🆔:ylwRYVF.


#161 [垂斐]
「ありがとう。母さんに言ったら台所貸してくれるから」

「わかった」

弥生はスーパーの袋を持ち、部屋を出て下へと行く。

弥生がいなくなると、流はホッとした表情で布団から出てきた。

しかし、光太たちは流の行動を見て、不機嫌になってしまう。

「ひどくあらへん?流」

「ほんまやわ」

「弥生の顔、見られへん」

「はぁ?嫌いになったん?」
「違うわ。昨日、ドラマの撮影に行った時に共演者の女の子にキ、キスされたん」

「演技でやろ?」

「違う。僕、彼女いる事行ったけど、されてん。ホッペに」
「まじかよ」

流は思い出してしまったのか、顔を赤くさせている

予想もしなかった事を聞かされた光太たちは、開いた口が塞がらなくなっていた

⏰:08/03/24 17:36 📱:P903i 🆔:ylwRYVF.


#162 [垂斐]
しばらく、沈黙が続いたが卓夢が口を開く。

「流、誰なん?」

「前橋風歌。Sプロダクションのタレントで勲と涼華の同級生なんやて」

「なんやて!!前橋風歌!?」

「大、知っとん!?」

「スタークルーズファンの間ではめちゃ有名や!!」

「そうなん?」

「ちなみにな、前までは真中コウと噂あった」

「コウさんが?」

「そや、しかし、彼女おる流にまで手出すやなんて」

「ま、これも芸能界に入った試練やと思いな。流」

⏰:08/03/24 18:17 📱:P903i 🆔:ylwRYVF.


#163 [垂斐]
「ちょっと!!僕が悩んでるのに、相談にのってや」

「一般人の俺らが口出しする事やないし〜」

「冷たいわ。光太たち」

「じゃあ、俺らはこれで失礼するわ」

流が風歌の事を大たちに伝えると、大は風歌がスタークルーズファンの間では有名だという事を流に教える。

流は光太たちに相談しようとするが、光太たちは家に帰ってしまった。

⏰:08/03/24 18:24 📱:P903i 🆔:ylwRYVF.


#164 [垂斐]
次の日…

熱が下がった流は、いつも通りに起きて、朝食を食べ、撮影に向かった。

住宅街の中の急な坂道を足早に歩いていると、前から勲がやって来る。

「流、大丈夫?」

「うん!!」

「よかった!!心配したんやからな!!」

その時、弥生が何かをもって流の所に来るのが見えた

流は弥生の姿を見た瞬間、慌てて後ろを向く。

そんな流の行動に苛立ったのか、勲はいきなり流の体を無理やり弥生の方を向かせ、いきなり背中を押した。

そのひょうしに流は、弥生と目が合う。

⏰:08/03/26 20:03 📱:P903i 🆔:966k6CxI


#165 [垂斐]
「どないしたん?弥生」

「流にお弁当作ってきたの」
「弥生が作ってくれたんや。手、痛いやろ?」

「大丈夫」

弥生は布で包まれたお弁当を流に渡す。使い慣れない包丁を使ったせいか手にはたくさんのバンドエイドが巻かれていた。

流は、恥ずかしそうにお弁当を受け取った。

しかし、この直後、ある人のせいで流は大変な目にあってしまう。

ある人とは風歌だ。

⏰:08/03/26 20:17 📱:P903i 🆔:966k6CxI


#166 [垂斐]
「ながくーん!!」

「うわぁ!!前橋さん!?」

「『さん』づけせんとって!!『風歌』って呼んでや」

「な、なんで!?」

「山仲と家が近所やって知ってたから、ながくんの住所調べて迎えに来た」

「前橋!!ええかげんしろや」
「山仲、黙っててくれへん?」

「黙ってられるか!!弥生さんに失礼やんか!!」

「弥生さん?」

「流の彼女!!」

⏰:08/03/26 20:27 📱:P903i 🆔:966k6CxI


#167 [垂斐]
風歌は流の住所を調べていたみたいだった。

流と弥生が一緒にいる所を見て焼きもちを焼いたのがいきなり流に抱きついて来る。

大胆な風歌の行動を見た勲は、風歌に弥生が流の彼女だという事を言ってしまった。

勲から弥生が流の彼女だと聞いた風歌は、弥生を睨み付ける。

⏰:08/03/26 20:34 📱:P903i 🆔:966k6CxI


#168 [垂斐]
「あんたが、ながくんの彼女なん?」

「そうだけど」

「でも、諦め、私とながくんラブラブやし」

「諦めるのは、お前や!!前橋!!」

「ながくんはうちのもんやから」

「ちょ!!前橋!!」

「弥生!!」

弥生は風歌に流を取られたと勘違いしてしまい、泣きながら走り去ってしまう

流は誤解をとこうと、弥生を引き止めたが、弥生は流の手を振りほどき、どこかに行ってしまった。

⏰:08/03/26 21:00 📱:P903i 🆔:966k6CxI


#169 [垂斐]
「弥生…」

「ながくん行こ!!」

「流…」

「弥生には、あとでちゃんと話しとくわ。とりあえず、撮影に行こ」

「そやね」

流は弥生を傷つけてしまった事を後悔していた。

しかし、風歌はそんな流の気持ちも知らず、笑顔になっていた。

勲は流を見て心が痛む。

この日、流は撮影でNGは出すわ、風歌に追いかけられるわで散々な1日になってしまった。

⏰:08/03/30 15:47 📱:P903i 🆔:g9gnDSGg


#170 [垂斐]
次の日…

流はいつもどおり起きて制服に着替え、リビングにきて朝食にパンを食べていた。

数分後、朝食を食べ終わった流は、学校部屋行くために家を出た。

流は、朝の太陽に照らされたアスファルトの道を歩いていた

その時、流は前に弥生がいる事に気がつく。

⏰:08/04/03 13:06 📱:P903i 🆔:cHJv6M0k


#171 [垂斐]
「弥生!!ちょっと話あるねんけど」

流は弥生に話かけるが、昨日の事がショックだったのか流の姿を見るなり、走り去ってしまった。

流は、弥生が走り去った方向を見ながら呆然としてしまう。

⏰:08/04/06 16:28 📱:P903i 🆔:QIWQPq.M


#172 [垂斐]
流が呆然としていると、バスが来た。

それに、気が付いた流は慌てバスに乗った。

数分後…

バスを降りた流は校舎の中へと入っていき、教室へ行く。

教室に入ると、流はだまって自分の席に座った。

そこへ、流の様子がおかしい事に気づいた大たちが話しかけてきた。

⏰:08/04/09 10:41 📱:P903i 🆔:Nj8fsuZs


#173 [垂斐]
「流、どないしたん?」

「弥生に避けられてしもた」
「え、何でなんよ」

「昨日、撮影行く前に弥生にあってんけど…」

「けど、何やねん」

「途中で、前橋さんが来て、いきなり抱きつかれた」

「だ、抱きつかれた!?」

大たちは開いた口が塞がらなくなっている。一方、流はというとショックのあまり、ぬけ殻のようになっていた。

⏰:08/04/12 18:23 📱:P903i 🆔:Fkah3AVo


#174 [垂斐]
「弥生、誤解しとる」

「仕方ないか、弥生さんのけとはまかし!!」

「ええん?」

「ええよ。流は撮影とテストに集中し」

流が落ち込んでいる姿を見た光太たちは、手をかしてくれるという。

しかし、光太の言葉を聞いた流は、キョトンとした顔をして光太に訪ねる。

「え?テストって」

「まさか、月曜から中間テストやって事、忘れてたん?」

「ごめん」

「流、自分が現役高校生やって事、忘れんとってや!!」

「は、はい」

流は月曜から中間テストだという事を忘れているみたいだった。その事を光太から指摘され、流はさらに落ち込む。

⏰:08/04/16 15:45 📱:P903i 🆔:ZSzCdRdY


#175 [垂斐]
数時間後…

学校がおわった流は校舎から出てきた。その時、校門の所に鷹氏と音葉がいるのが見えた。

「音葉姉さん、鷹氏さんどうしたんです?」

「流、三人でご飯食べに行かへん?」

「いいんですか?デートの邪魔になりません?」

「ええよ。流がいたほうが都合ええから」

「ま、流と鷹氏が仲良しって事は芸能界では有名やからね」

⏰:08/04/20 16:15 📱:P903i 🆔:KE8tvcdc


#176 [垂斐]
鷹氏と音葉は流と一緒に夕食を食べるために、校門の所で流を待っているみたいだった。

風歌の事で悩んでいた流は音葉と鷹氏と一緒に夕食を食べに行く事にした。

流らが乗る鷹氏の車は、夕焼けに照らされた道を走って行く。

数分後…

三人を乗せた車はK駅前にあるファミレスの駐車場に止まる。

流、音葉、鷹氏は車から降りファミレス中に入った。ファミレスの中は週末のせいか、たくさんの家族で賑わっていた。

⏰:08/04/27 15:39 📱:P903i 🆔:kGIlYF26


#177 [垂斐]
三人は席につき、メニューをみる。

「流、何食べたい?」

「遠慮せんでええよ」

「じゃあ、日替り定食」

流はメニューを見ながら注文するが元気がない。

その様子を見た鷹氏と音葉は心配して流に尋ねた。

「どないしたん?」

「仕事の悩みやったら聞いたるで?」

「音葉姉さんと鷹氏さんがうらやましいくて」

流は下を向き、大きなため息をつく。

⏰:08/05/09 16:30 📱:P903i 🆔:a64UJybs


#178 [垂斐]
「大きなため息なんかついて、どないしたん?」

「ドラマの共演者に告られたんやろ?和里さんから聞いたわ」

「はい」

鷹氏は和里から聞いていたみたいだった。

しかし、知らなかった音葉はファミレス内に響くような大声を出してしまう。

「ホンマなん!?」

「ホンマや。弥生にも知られて避けられてる」」

「うそ」

「どないしたらええですか?鷹氏さん」

流は鷹氏に意見を求めるが鷹氏は明らかに困った表情をしていた。

⏰:08/05/16 19:55 📱:P903i 🆔:GCJkSg3.


#179 [垂斐]
「まずは、弥生さんの誤解を解かなあかんやろ?」

「言う事それだけなん?鷹氏」

「俺、芸能界長いけど、そんな経験ないんやもん」

「情けないわ。鷹氏」

頼りない鷹氏に音葉は少し呆れていた。

数分後…

流、鷹氏、音葉の三人食事が終え、ファミレスから出て来た。
三人は鷹氏の車に乗り、家路についた。

⏰:08/05/19 16:10 📱:P903i 🆔:BEGypGws


#180 [垂斐]
次の日…

レギュラー番組の収録があった流はいつもより早く起きて洋服に着替え、朝食をたべると、家を出る。

隣街にある収録スタジオに向かうためにK駅から電車に乗った。

数分後…

スタジオにつき、中に入るとロビーで太劉が番組スタッフとうち合わせをしている。

流が楽屋の方に行こうとすると、流に気付いた太劉が心配そうな顔をして話かけてきた。

「流、大丈夫?体調悪そうだけど?」

「太劉さん、大丈夫です」

その時、スタジオの方から衣装を着た和里がやって来た。

⏰:08/05/19 17:03 📱:P903i 🆔:BEGypGws


#181 [垂斐]
「流、二股かけてるねんで」
「二股!?」

「ちゃいますよ!!」

「やけど、ドラマの共演者に告られたんは事実やん」

「ほんとに!?」

和里はニヤニヤしながら、流をからかう。太劉はというと呆気にとられて開いた口が塞がらなくなっていた。

流は和里にからかわれて涙目になる。

そんな流の様子をみた和里は慌てて流に謝った。

⏰:08/05/19 21:08 📱:P903i 🆔:BEGypGws


#182 [垂斐]
「あっ!!ホンマごめん!!わ、悪気はなかったんや!!」

「ホンマですか?」

「ホンマやて!!やから、番組の収録終わったら相談にのったる!!」

「ええんですか?」

「ええよ、鷹氏に相談してもアドバイスくれなかったんやろ」

「はい」

「俺、流より年上な分、恋愛経験豊富やからアドバイスできるとおもうで?」

和里のその言葉を聞いた流は少しほっとしたのか明るい表情を見せた。

⏰:08/05/20 19:58 📱:P903i 🆔:q4gmzFRc


#183 [垂斐]
「ありがとうございます!!」
「ほら、はよスタジオ入ろう。ファン待たせたらあかんから」

「はい!!」

流は明るい返事をすると、和里と太劉と一緒にスタジオへと向かった。

数時間後…

収録を終えスタジオから出で来た流たちは、夕食を食べるため電車を乗り、神戸にやってくる。

夕方の神戸の街は帰宅時間のせいか、たくさんの人がいた。

流たちはそんな神戸の街の繁華街にある中華料理店に入った。

ここはコウの実家でもある
店にはいると、茶髪で緩いパーマをかけて目がキリッとした青年が店番をしていた。

彼は真中ジュン。関映の人気若手俳優でコウの兄だ。

⏰:08/05/21 14:24 📱:P903i 🆔:AUocQ9Pg


#184 [垂斐]
「ジュン兄、おとんは?」

「買い出しや」

「じゃあ、俺も手伝うわ」

コウは急いで店の奥に行く
「おまえら、注文は?」

注文を取りにきたジュンがメンバー聞く。

「ジュン、炒飯30人前な」

「和里さん!!」

⏰:08/05/21 14:35 📱:P903i 🆔:AUocQ9Pg


#185 [垂斐]
「おまえら、流の相談に乗ってやるって言ったやろ!!」
メンバーの様子にイライラしていた和里は、メンバーをどなり、メニューを取り上げ、勝手に注文してしまった。

その時、一番端のテーブルでパソコンを開いていた涼が流に話しかける。

「流、彼女から避けられてるの?」

「はい、もしかして太小から聞きました?」

「聞いたよ。すごく落ち込んでるって」

「え!!流、ふられたん!?」

流と涼が話をしていると、いきなり後ろから声がする
二人が振り向くと閑がびっくりした表情で立っていた

⏰:08/05/21 14:50 📱:P903i 🆔:AUocQ9Pg


#186 [垂斐]
<<184訂正

メンバー聞く⇒メンバーに聞く

⏰:08/05/21 14:53 📱:P903i 🆔:AUocQ9Pg


#187 [垂斐]
「閑!!流はふられてへん!!」
「ドラマの撮影の時、女の子とおるやん。まさか、二股かけとんか!!」

「閑!!空気読めや!!」

閑は勲と涼華に注意されて黙ってしまった、

しかし、流は閑が言った『ふられた』の一言で大泣きしてしまった。

その様子を見たメンバーも曇天のような暗い表情をする

その時、ジュンが口を開く。

「流の彼女も今ごろ不安やないかな」

「えっ?」

「これは、俺の意見やねんけど、仕事柄女性との出会いもあるわけやん」

「そうですね」

「だから、流の事、確かめてるんとちゃうか?」

ジュンの意見を聞いたメンバーは『なるほど』というとような表情をして頷く。

しかし、流はいまいちピンとこない。

⏰:08/05/21 16:16 📱:P903i 🆔:AUocQ9Pg


#188 [垂斐]
「どういう事ですか?」

「流が自分をとるか、前橋風歌をとるかテストされてるって事や」

「弥生をとりますよ!!」

「やから、流が彼女にわかるように答えを出せばええねん」

コウが流にアドバイスするが、流らさらに表情を曇らせてしまう。

困っている流を見た和里は鞄からファイルを出し、流のスケジュールを見る。

「流、今度の土日offやな」

「そうですけど?」

「流!!offの間に彼女と仲直りしろ!!」

「な、仲直り!?」

「ええな!!」

和里の強引な提案に流は首を立てにふるしかなかった

⏰:08/05/21 17:42 📱:P903i 🆔:AUocQ9Pg


#189 [垂斐]
「ながちゃん大丈夫やで!!」

「大丈夫だよ、流」

「ファイトだよ!!流」

冴人と念、ロケスに励まされた流は、勇気をだして弥生の誤解を解くことにした。

数分後…

夕食を終えたメンバーはぞくぞくと店を出る。

流が店を出ようとすると、裕太が流を呼び止めた。

「裕太さん、どうかしたんですか?」

「流にこれ、わたそうと思って」

「えっ?これって」

裕太が長方形の紙を見せると流はエッとした表情を見せる。その紙には『明田座特別公演』と書かれていた。
明田座は、裕太の実家である歌舞伎一座だ。

⏰:08/05/22 00:46 📱:P903i 🆔:y7zPNGgM


#190 [垂斐]
「彼女と見に来てや。俺もでるから」

「けど、裕太さんメンバーが見に来ると怒るじゃないですか」

「あれはな、後でメンバーにあれこれ言われるからや」

「けど…」

流が困惑していると、裕太は流の手のひらにチケットを置く。

「流と流の彼女に見に来てほしいんや」

「わかりました。ありがとうございます。裕太さん」

流は裕太からチケットを受けとると鞄にしまい、裕太にお礼をして、家に戻って行った。

⏰:08/05/26 10:46 📱:P903i 🆔:bhDIiAoo


#191 [垂斐]
月曜日…中間テスト当日

携帯の目覚ましで目覚めた流は、ベットから降り、制服に着替え、机の上に置いてあったチケットをブレサーのポケットにいれ、朝食を食べるために、部屋を出る。

数分後、朝食を食べ終わると、学校へ向かうために家を出た。

家を出ると、弥生がの姿が目に映った。

「弥生!!」

流は弥生を呼び止めようとするが、弥生は流の声が聞こえないのか、そのままスタスタと歩いて行く。

「弥生ってば!!」

流がもう一度、声をかけるとようやく気づいたのか、弥生は振り返る。

⏰:08/05/26 18:08 📱:P903i 🆔:bhDIiAoo


#192 [垂斐]
「流、なに?」

「週末、一緒に出かけようや。offやし、テスト終わってるから」

「わかった。どこ行くの?」
「明田座の特別公演。弥生行きたい言ってたやろ?」

「うん」

「やから、一緒に行こうや」
「いいよ」

弥生は不機嫌そうな表情をしながらも、OKし流からチケットを受けとり、鞄の中へ入れる。入れ終わると再び歩き出した。流は慌てて弥生の後を追う。

⏰:08/05/26 20:31 📱:P903i 🆔:bhDIiAoo


#193 [垂斐]
数分後…

バスを降り、校舎の中へ入り、階段をのぼる。4階まで来て、教室に入ると、太小達が話かけてきた。

「流、弥生さんと来てたけど誤解、解けたん?」

「まだや。ちょっと話しただけで、あとは無視された」」
「弥生さん、そうとうおこってるわ」

「でも、週末に弥生と出かけて、誤解を解くつもりやねん」

流のその言葉を聞いた大と卓夢は流に尋ねる。

「どこ行くん?」

「秘密や」

「何でやねん!!教えろや!!」

⏰:08/05/26 21:08 📱:P903i 🆔:bhDIiAoo


#194 [垂斐]
大が大声を出すと、隣のクラスにいた光太がやって来た。
「大、うるさい」

「だってぇ〜流が弥生さんと出かけるって言うんやもん!!」

「そうなんや。でも、その前にテストがある事をわすれるなや。流」

「わかってるわ!!」

流が少しむきになって返事をするが、光太は何も言わず、教室を出る。

「光太、機嫌悪いな」

「ホンマや」

流と太小、美南たちが話していると、チャイムがなり教師が教室にやって来て、テストがはじまった。

そして、中間テストの日程がすべて終わり、週末になる。

⏰:08/05/28 19:25 📱:P903i 🆔:FdZ4Mbkg


#195 [垂斐]
土曜日…

弥生との約束があった流はいつもどおり起きて、朝食を食べ、待ち合わせ場所のK駅へと向かった。

K駅についた流は眉間にシワをよせて辺りをキョロキョロと見渡す。

その時、流の視界に弥生の姿が入った。弥生の姿を見てホッとしたのか、流は弥生のもとに走って行く。

「弥生、来たんやね」

「誘ったの流じゃない」

弥生は、まだ不機嫌なのかムスッとした表情をする。

⏰:08/05/30 17:39 📱:P903i 🆔:zJIYgmpQ


#196 [垂斐]
「そうやった。じゃあ行こうや」

「うん」

弥生が返事をすると、二人は電車に乗る。二人が乗った電車は目的地である京都へと走り出した。

京都駅…

流と弥生が乗った電車は京都駅につく。二人は電車から降り、駅から数分歩いた所にある大きな劇場へと入って行った。

劇場の中にはたくさんの観客がいる。

「弥生、この席や」

「そうだね」

二人が席に座ると、ちょうど舞台の幕があがった。

舞台上に鮮やかな衣装を身に付け、舞台化粧をした裕太の姿があった。

スタークルーズとしての裕太しか知らない流はドキドキしながら舞台を見ている。弥生は何も言わずじっと舞台を見ていた。

⏰:08/05/30 18:13 📱:P903i 🆔:zJIYgmpQ


#197 [垂斐]
二時間後…

舞台が終わり、劇場からでてきた流と弥生は近くの公園にあるベンチに座っている

しばらく黙っていた二人だったが、ふと弥生が流に話しかけた。

「流、ごめんね」

「えっ?」

流はびっくりして、聞き返すと、弥生は急に泣き出してしまった。

「私、流の事を試してた」

「弥生?」

「私が知っている流じゃないみたいで不安だったの」
弥生の本音を聞いた流はそっと弥生乗った頭を撫でる

「弥生、僕は変わってないで昔のままや」

「本当?」

「本当や」

「よかった」

弥生はホッとして涙をふく。流は弥生の目を見つめていた。

⏰:08/05/30 19:21 📱:P903i 🆔:zJIYgmpQ


#198 [垂斐]
その時、二人の後ろにある大きな木から声が聞こえた

「流!!そこでキスや!!」

「それはまずいって!!」

その声の主は、光太達みたいだった。

気が付いた流は、ベンチから立ちあがり、地面から小石を拾うと、木の所におもいっきり投げつけた。

「いて!!いきなり何するねん!!流!!」

⏰:08/05/30 19:29 📱:P903i 🆔:zJIYgmpQ


#199 [垂斐]
木の後ろから頭を抑え、涙目になっている卓夢が出てきた。卓夢に続き光太たちや和里らスタークルーズのメンバーも出てくる。

「えっ!!和里さんたちも!?」
「流、ええもん見せてもろたわ〜」

光太達だけでなく、和里達も来ている事を知った流は恥ずかしくなり、小さくなってしまった。

「でも、なんで僕と弥生がここにいる事を知ってるんですか?」

流が頬を赤くさせながら、和里に聞き返すと、和里の後ろから裕太がやって来る

⏰:08/05/30 22:18 📱:P903i 🆔:zJIYgmpQ


#200 [垂斐]
>>197訂正
弥生乗った頭

弥生の頭

⏰:08/05/31 12:32 📱:P903i 🆔:yl7kPAnU


#201 [垂斐]
「流、ごめん!!俺がチケット渡した時、涼が見てたんやて」

「そういう事、うちの事務所基本的に恋愛OKやけど、ルールは守ってな」

「『別れない』『22歳までは同棲NG』『社長とファン報告』このルールは守ってな」

「はい」

「じゃあ、俺ら仕事、行くわ」
流は和里とコウにからかわれて、お猿のように顔を真っ赤にする。

和里たちは、ニヤニヤとしながら次の仕事へむかった。

そこへ、光太たちが話かけてきた。

⏰:08/05/31 17:26 📱:P903i 🆔:yl7kPAnU


#202 [垂斐]
ファン報告⇒ファンに報告

⏰:08/05/31 18:44 📱:P903i 🆔:yl7kPAnU


#203 [垂斐]
「光太たちは、涼さんから聞いたん?」

「そうや。でも、よかったやん。仲直りできて」

「弥生さんも、流の事、見守ってやってな」

「じゃあ、俺ら、家の用事あるから、帰るわ」

光太達が公園からいなくなるのを確かめると、流は鞄からリボンのついた小さな箱を出し、弥生に手渡す。

弥生は不思議そうな表情をしながら、箱を開けた。

「これは?」

「誕生日プレゼントや。遅くなってごめんな」

⏰:08/06/02 15:24 📱:P903i 🆔:fv/XiXLY


#204 [垂斐]
箱の中には、アクアマリンのブレスレットが入っていた。

流は箱の中からブレスレットを手にとると、弥生の手首につけた。

「じゃあ、帰ろうや」

「うん」

つけおわると流は、弥生と手をつなぎ家路につく。

太陽が西の地平線へと沈みかけ、空全体がオレンジ色になっていた。

次の日…

朝だというのに流はまだ夢の中にいる。

その時、部屋のドアが開き、誰かがそーっと流が寝ているベットに近づく。次の瞬間、流の上にドンと乗った。

⏰:08/06/02 16:56 📱:P903i 🆔:fv/XiXLY


#205 [垂斐]
「うわぁ!!誰!?」

「おはよ〜流」

「えっ!?勲!?」

起き上がってよく見ると、勲が流の体の上に乗っている。勲はわざわざ流を起こしに来たみたいだ。

しかし、状況が読み込めない流は呆然として、ベットから降りる。

「今日、雑誌の取材や!!」

「あっ!!忘れてたわ!!ちょっと待っててや!!勲!!」

仕事がある事を思い出した流は、慌てて服に着替えて朝食を食べて、勲とともに家を出た。

K駅に向かって二人が住宅街の中を歩いていると前から弥生と光太がやって来る

⏰:08/06/02 17:59 📱:P903i 🆔:fv/XiXLY


#206 [垂斐]
「あれ?弥生と光太たちやん」

「弥生さんが流に渡す物があるんやって」

「これ、クッキーなの。よかったらメンバーの人と食べてね」

「ありがとう。弥生」

弥生は恥ずかしそうに小さな紙袋を流に渡す。

その時、向こうら風歌が走って来て、流に抱きつく。

「ながくん〜迎えにきたで」

「えっ?今日、撮影ないで」

「ってか、何でアンタおるん?」
風歌は弥生を見つけるなり睨み付ける。しかし、このあと弥生は予想もしない行動に出る。

⏰:08/06/02 20:06 📱:P903i 🆔:fv/XiXLY


#207 [垂斐]
「流が嫌がってるでしょ!!」

「何?超ムカつくんだけど」

「ちょっと!!弥生!!」

「前橋!!やめろや!!」

流と勲が慌てて止めにはいるが、二人はバチバチと火花を出して、睨み合う。

そこへ、風歌の携帯が鳴った。

「ちっ、マネージャーやん。今日はこれぐらいにしとったる」
「もう、来ないで!!」

風歌はその場からいなくなるが、弥生の怒りはおさまらない。しかたがなく、光太達が弥生をなだめ始めた。

⏰:08/06/03 19:17 📱:P903i 🆔:VV4mh3B6


#208 [垂斐]
「流、弥生さんは俺がなだめとくから仕事に行きや」

「わかった」

弥生の事は光太にまかして、流は仕事に行くため、勲とK駅へと歩きだした。

K駅から電車に乗り継ぎ、大阪市内にあるS社スタジオにやって来る。ここでDとMという雑誌の撮影があったのだ。

スタジオにつき、二人が撮影用の衣装に着替えていると、冴人と閑、念とロケスが話しかけてきた。

「流、昨日はどうやったん」

「何が?」

「やから、キスしたん?」

「してへんわ!!」

⏰:08/06/03 21:04 📱:P903i 🆔:VV4mh3B6


#209 [垂斐]
閑に昨日の事を聞かれた流は、恥ずかしくなったのか、うつむいてしまった。そんな流のかわりに勲が今朝あった事を四人に話す。

「弥生さん、怒るとめちゃくちゃ怖いねん」

「ながちゃん仲直りしたのに、また怒らしたん?」

「原因は、前橋やねん」

「前橋風歌!?」

「そう、でな二人で流の取り合いや」

「そんなに怖かったの?」

「涼さんといい勝負やで。念やったら絶対、泣くわ」

⏰:08/06/03 21:43 📱:P903i 🆔:VV4mh3B6


#210 [垂斐]
勲から弥生の話を聞いた四人ばびっくりして黙ってしまった。

そこへ涼がやって来る。

「俺がどうかしたか?流、勲、冴人、閑、ロケス、念!!」

「うわぁ!!り、涼さん!?」

涼は、虫のいどころがかなり悪いのか、青筋を立て、口調までいつもと違う。

「俺の陰口言う暇あったらさっさと仕事しろ!!」

「はい!!」

涼に怒鳴られた流たちは、逃げるように、撮影を始める。

その後、たっぶりと涼のお説教を受けた流は、フラフラしながら、帰宅し早く寝てしまった。

⏰:08/06/03 22:01 📱:P903i 🆔:VV4mh3B6


#211 [垂斐]
次の日…

流は小鳥のさえずりで目が覚め、いつものように制服に着替え、朝食を食べて学校へ向かう。

道を歩いていると、いつもニコニコしている大が暗い顔をしながら歩いていた。

実はこの日、中間テストの結果が返却される日なのだ。

「はぁ〜また、追試や」

「大丈夫やて」

「流はええよ。いつも10番以内なんやから」

流は落ち込む大を元気づけようとしたが、大はため息をつくばかりだ。

そうしているうちにバス停につき、バスに乗る。

数分もすると、バスは学校の前に止まり、二人はバスを降り、校舎に入った。

そして、階段を登り、教室に入ると、ちょうどチャイムが鳴り。教師が入って来て、授業が始まる。

⏰:08/06/04 17:08 📱:P903i 🆔:AgNfnHi2


#212 [垂斐]
数時間後…

午前中の授業が終って、生徒達は食堂へ行ったり、自分の席でお弁当を食べたりしているが、流は机に座ったままジーッと薄っぺらい紙を凝視している。

そこへ、お弁当を抱えた、輝巳と美南、太小がやって来た。

「お〜い、流、お弁当食べへんの?」

「授業は終わってるよ」

しかし、流は輝巳達の声が聞こえてないのか、動かない。トイレから戻ってきた大や秀都も流を心配して、話しかける。

⏰:08/06/04 22:42 📱:P903i 🆔:AgNfnHi2


#213 [垂斐]
「どないしたん?」

秀都がそう尋ねると、流は口を開いた。

「僕、化学追試になってしもた」

「点数、いくらなん?」

「18点」 

「18点!?マジなん!?」

「へ〜流でも悪い点、とるんやな」

流の化学の点数を聞いた美南はあんぐりした表情になる。一方、大はなぜか嬉しいそうだ。

「やばい、来月から仕事、減らされる」

「なんで?」

⏰:08/06/04 22:57 📱:P903i 🆔:AgNfnHi2


#214 [垂斐]
「テストの点が悪かったら、仕事減らされるんや」

実は、関映プロダクションズは『学業と仕事、プライペートの両立』という規則があるためテストの点が仕事の量に響いてしまう事がある。

特に流が所属するスタークルーズは、学生が多いため学業の面で厳しくしているらしい

「はぁ〜追試合格するまでレッスン禁止やな」

「だ、大丈夫やて!!追試は化学だけなんやし、流やったら一発で合格できるわ」

美南たちはショックで落ち込んでいる流を元気づけるが、流は、何も言わず教室から出て行ってしまった。

⏰:08/06/04 23:19 📱:P903i 🆔:AgNfnHi2


#215 [垂斐]
数時間後…

学校が終わった流はレッスンに向かうため、電車を乗り継ぎ、大阪市内にある関映プロダクションズのビルに来ていた。
流がビルの中に入るとロビーにいた冴人が暗い顔をして流の所にやって来る。

「ながちゃん、どないしよ。俺、追試や」

「僕もや。冴人」

「えっ!?ながちゃんも!?」

流も追試だと聞いた冴人はびっくりして鞄を落とす。
「うん、化学追試や」

⏰:08/06/07 19:14 📱:P903i 🆔:U3ymnHBc


#216 [垂斐]
「ながちゃん…この事、和里さんに黙ってよ」

「けど、和里さんに伝えないと」

「ながちゃんは仕事来なくなってええん?」

「いやや」

「じゃあ、決まりや。ほら、レッスン室行くで」

流は冴人の提案にあまりのる気ではなかったが、必死になる冴人を見て、提案にのってしまった。

二人はレッスンに向かうため階段を登り、レッスン室に行く

⏰:08/06/09 19:54 📱:P903i 🆔:ELXQhGdc


#217 [垂斐]
二人がレッスン室に入ろうとすると誰かが二人の前に立ちはだかる。

視線を上げると、そこには腕くみをする和里とコウの姿があった。

「ちょい待ち!!二人とも俺に見せる物あるやろ?」

「な、何をですか?」

「テストや。まさか、見せられへんほどの点数なんか?」

和里にそう聞かれ、二人はギクッとする。

和里は二人のそんな様子を見落とさなかった。

⏰:08/06/09 21:52 📱:P903i 🆔:ELXQhGdc


#218 [垂斐]
「コウ!!二人を捕まえろ!!」
和里がコウにそう指示したと同時に流と冴人は逃げるが、あっさりとコウに捕まってしまった。

「ほら、もう逃げられへんで。流、冴人」

「わかりました」

二人は渋々とテストを出す。和里はテストを受けとる。

「俺の言いたい事、わかるよな」

「はい」

「じゃあ、今すぐ学習ルーム行って来い!!追試合格するまでレッスン禁止や!!」

和里に怒鳴られた二人は一目散に学習ルームへと向かった。

⏰:08/06/09 22:22 📱:P903i 🆔:ELXQhGdc


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