─乱日々U─
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#358 [(^^)]
美香「ほらそれ!
男の人がタバコくわえながらさ、目細めたりするしぐさ、ちょっと弱いのよねー。
んで視線だけこっち向けられたり。
卑怯だわー。
3割り増しだ。笑」


ケン「ぶっ笑。
ちょ、マジで??笑」


なぜか小ばかにしたように笑われる。


美香「なんだよ、変??」


ケン「いや。笑
お前って結構定番好きなのな。笑
んで、分かりやすい奴。笑」


ケラケラ笑いながら言われ、ちょっとイラっとした。

⏰:11/08/19 02:57 📱:PC/0 🆔:HyaUOdWk


#359 [(^^)]
美香「うるさいばか!!」


恥ずかしくなってケンちゃんの膝をポンっと叩き睨んでやった。


ケン「おぉ、そんな怒るな。笑
俺そんなカッコよかったか。そうかそうか。」


にやっとしながら調子に乗るケンちゃん。


美香「しぐさがね!!
3割り増しして、トータル5ぐらいしかイケメン度ないんだから!笑
だいたい、分かりやすいってなんだよお。」


ケン「…少なっ!!!
んー…、なんか顔が女だったから、あぁほんとに好きなんだって思って。笑」

⏰:11/08/19 18:17 📱:PC/0 🆔:HyaUOdWk


#360 [(^^)]
顔が女?
好きなんだと思って?


…なんか心がこそばゆい。


ケン「さっきの深刻そうな顔もどぉーせなんかまた考え事してたんだろ。
言いたくないなら言わなくていいけど、お前がああいう顔してるときはだいたいあいつらにも言えないことが多い!」


俺の統計上だとかなんとか言いつつタバコの灰を捨ててこっちを見る。
意外と真面目な顔つきでドキッとした。


美香「…なんでケンちゃんはなんでも分かるのでしょうか。
みんなは分かんないのに、ケンちゃんにはバレバレだねえー。」


タバコを深く吸って、眩しさに目を細めながら空を見上げてゆっくり煙を吐く。

⏰:11/08/19 18:26 📱:PC/0 🆔:HyaUOdWk


#361 [(^^)]
ケン「おっ。
なるほど、確かにその横顔いいね!笑」


美香「女がそう言われても嬉しくない!!
さっきから、真面目なのかふざけてんのかわかんないよもう!!笑」


話を聞くと言ったくせに話を変えるし、よくわからない。


ケン「だってなんか真面目に喋ってると、余計なことまで言っちゃいそうでよ。笑
実はちょっとごまかしてる、テンション。笑」


美香「一言多いのはいっつもじゃん。笑」


ケン「まあな。笑」


教科書に書き込みながら、二人ともタバコを消して少し沈黙。

⏰:11/08/19 18:32 📱:PC/0 🆔:HyaUOdWk


#362 [(^^)]
静かで、なんか変な空気。


でも苦痛じゃない。


ケンちゃん「よし、これでどうだ。」


そういうと書き込んでいた教科書を見せてきた。


美香「どうせ間に合わないし、覚えれないと思います先生。笑」


なんていいながら覗き込むように教科書を見る。


ケン「いや、これなら赤点は免れると思う。」


うん、確かにほんとに大事なところだけに印と、この出来事はここに関連する、みたいな矢印とかが書いてあって、少し集中したら多少は覚えられそう。

⏰:11/08/19 19:30 📱:PC/0 🆔:HyaUOdWk


#363 [(^^)]
ケン「まず、テーマになってることを覚えてから、それに関連する細かい出来事を覚えるんだ。
そしたらテストの問題とか見ればこれはこのことに関しての問題だって分かるはずだから、あとは誤字脱字がないように覚えるだけ。
マークしてあるのは、ほんとに大事なところだけだから絶対出る!!」


美香「うわー、マジだ。
なんかいけそう!30点!!」


ケン「まぁ単位や平常点も少ないだろうからほんとはもっと取ったほうがいいんだけど、とりあえず30点あれば夏季追試はないしな。
達也が引いた線とか書き込みを覚えれば50以上は取れるけど…お前は俺のがいいだろ。」


見るだけで覚えれる!!!
なんて自信満々の様子。


俺のがいいだろ。


その言葉がまた心をこそぐる。

⏰:11/08/19 19:36 📱:PC/0 🆔:HyaUOdWk


#364 [(^^)]
美香「ケンちゃんてさ、最近忘れかけてたけど、ほんとに先生だったんだね。笑
もっと早く教えてよこういうのー!!」


ケン「だってお前いつも聞きに来いって言っても、来ないじゃん。笑
俺寂しいんだぜ?待ってんのに。
いっつも圭一か達也だしー。」


そんなことを言いながらまたタバコを吸いだす。


美香「だって先生に聞いて分かるなら授業聞いてても覚えれるはずとか思って。笑
先輩や達也なら例え夜中の2時までかかろうが気にせず聞けるっていう利点も…笑」


ケン「あーぁ、寂しい。」


今度はケンちゃんが空を眺めながらつぶやいた。

⏰:11/08/19 19:41 📱:PC/0 🆔:HyaUOdWk


#365 [(^^)]
ケン「俺だってお前に教えろって言われたら、夜中だって飛んでくぜ。笑
俺も勉強嫌いだったから嫌いな奴の勉強の仕方だってわかるしなー。」


美香「先生がそこまでしていいのか!!」


なんて言うと、またあーぁなんて言う。


美香「なんださっきから!!!
言いたいことあるならはっきり言いなさい!!」


さっきからこそばいことばっかり言うし、よく分かんないし、テンションも変。


思わず言ってしまった。

⏰:11/08/19 19:44 📱:PC/0 🆔:HyaUOdWk


#366 [(^^)]
ケン「怒られた。笑」


美香「だって!!
さっきからこそばいことばっか言うんだもん!!
気になるし!
どういうつもりだあー!!」


…落ち着こう。笑
タバコでも吸おう。


ケン「しまったなー。
あんまりそうやって思われないようにしてたけど、もうなに?
不意に出ちゃうよね、素。
だめだなー俺も。」


そこまで言ってもはっきりしない。
もう諦めて、教科書に目を通すことにした。


美香「はぁ…。
わっからん。」

⏰:11/08/19 19:48 📱:PC/0 🆔:HyaUOdWk


#367 [(^^)]
ケン「あ、さっき同じシーン見た。」


美香「もういいもんねー。
ケンちゃん言わないし、もう私ずっともやもやしたままテスト受けてやる。」


ケン「そいつはいかんな、そうならんように我慢したのに逆効果だ。笑」


もう返事もせずに勉強する。


確かにわかりやすい。


ケン「あ、でも赤点とったら俺のとこ聞きにくるかな、美香ちゃん。」


…なんだそれ。
いい加減むかついてきた。
無視を貫くか、また聞き返すか。


また分かりやすいってバカにされるのは悔しいから、無視してやろう。

⏰:11/08/19 19:54 📱:PC/0 🆔:HyaUOdWk


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