・・恋愛模様・・
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#615 [みい]
俺があきの手を引くと、
「あー!!弘樹くん、あきちゃんのこと独り占めしようとしてるっ!!ずるーいっ!!」
皿を拭きながら頬を膨らましよる…。
「ずるいもくそもあれへんがな!!あきは俺のんなんやから別にええやろっ!!」
ほんまに…頭おかしいんとちゃうかこのおっさんは!!怒
:08/05/02 23:34
:SH905i
:pbtkPDwE
#616 [みい]
「あきちゃんごめんねー、弘樹くん独占欲強いみたいで笑」
圭介の言葉にあきは頬を赤らめて、「いえ…//」と答えた。
「余計なこと言うなっ!!//」
恥ずかしやんけっ!!//
俺があきの手をとったままぐいっと立ち上がったその瞬間…
:08/05/02 23:35
:SH905i
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#617 [みい]
カランカラン……
と店のドアが鳴る音。
珍しな、こない夜遅くに客やなんて…まあちょうどええわ♪俺はあきと2階でイチャイチャしたろーっと♪♪//
ドアに背を向けとった俺は、客の顔を見とらんかった。
「いらっしゃいま―……」
圭介の言葉が途切れたことに不信感が生じて振り返る。
:08/05/02 23:36
:SH905i
:pbtkPDwE
#618 [みい]
次の瞬間、俺の目に飛び込んで来たんは…
「母…さん………」
昔俺と圭介を捨てた女やった…。
「…久しぶりね、元気だった?」
女の声にはっとして圭介を見る。拭いていた皿を丁寧に置く圭介からは、何の表情も読み取られへんかった。
「そちらは?あ、もしかして…弘樹の…?はじめまして、私弘樹の母です」
:08/05/02 23:37
:SH905i
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#619 [みい]
女が笑顔で手を差し出す。
『弘樹の母』やと?笑かすなや。
俺は隣で手を出しかけたあきを自分の後ろに隠した。
「こいつに触んな」
――*あきSide*――
「こいつに触んな」
そう言い放ったひろ君の声は、今まで聞いたことないくらい冷ややかで…お店中に悲しく響いた。
:08/05/02 23:39
:SH905i
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#620 [みい]
「今更何しに来たんや」
ひろ君の冷たい質問に、
「……やり直そ思て…」
と俯きながら小さく言うお母さん。
私の手を握っていたひろ君の手がピクッと動くんを感じた。と同時に手を離される。
「…はあ?お前何言うてん?」
嘲笑を含んだような声でひろ君はそう言いながら、お母さんのほうへと足を進ませていく。
:08/05/02 23:41
:SH905i
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#621 [みい]
「っざけんなや!!あんとき…圭介がどないな思いしたか知っとんのか!?!?」
ひろ君がお母さんの胸倉を掴む。私は思わず小さく声を上げてもた。
ひろ君のお母さんは何も言わんと俯いたまま。
その時、今まで静かやった圭介さんが初めて口を開いた。
「弘樹くん、離しなさい」
無表情やけど…いつもどおりの優しい声。
:08/05/02 23:42
:SH905i
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#622 [みい]
「…出てけ。はよ出てけっ!!!」
「弘樹っ!!!!」
尚お母さんに食らいつくひろ君に、圭介さんが今度は低い声で怒鳴った。
ひろ君は驚いたんか、圭介さんの方を見る。
「手を離しなさい!!」
ひろ君はゆっくり手を引っ込めると、私を素通りして2階に上がっていってもた。
三人だけしかおれへん、静かになるお店中。
:08/05/02 23:44
:SH905i
:pbtkPDwE
#623 [みい]
:08/05/02 23:47
:SH905i
:pbtkPDwE
#624 [みい]
私はお母さんに頭を下げてから、ひろ君の後を追って階段を駆け上がった。
ひろ君の部屋のドアをノックするけど…返事があれへん。
「ひろ君…?入るよ?」
遠慮がちにドアを開けると、暗い部屋の中に壁にもたれて座っとるひろ君がいた。
「…怖い思いさせて悪かったな」
私は首を横に振った。
:08/05/03 14:29
:SH905i
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