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#141 [朝海『初恋』(1/3)]
アタシは今日も病院のベッドの上
今まで恋なんかした事がないアタシはこれからそんなモノは無縁だど思っていた
アイツに会うまでは…
看護師「秋サン今日天気良いから散歩行きましょうか」
秋「はい…」
アタシは看護師サンに中庭に連れてこられた
看護師「秋サン飲み物買って来ますね」
そう言うと看護師サンは行ってしまった
アタシは空を見上げて溜め息を着いた…
「こんな青空の日に溜め息なんか吐くんじゃねぇょ」
アタシは隣に居た男を見た
秋「アナタ誰?」
「俺?宙(ソラ)お前は?」
宙は無邪気に笑った
宙―‐アンタはアタシの光だったよ
:08/03/08 21:57 :V803T :OM4BGBho
#142 [朝海『初恋』(2/3)]
秋「アタシ秋」
アタシは宙を見た
宙「そんな暗い顔してっと幸せになれねぇぞ」
宙はまた無邪気に笑った
秋「笑い方なんか忘れたよ…」
すると看護師サンが戻ってきた
看護師「秋サンお待たせ」
看護師サンはアタシにココアを渡した
看護師「あら―‐宙君じゃない検査は終わったの?」
宙「終わりましたハハ」
秋「宙どっか悪いの?」
宙「ただの骨折(笑)」
宙とアタシは仲良くなり宙が退院してもアタシのお見舞いに毎日来てくれた
そんな生活が半年経った
今日もアタシは中庭に居る
宙もアタシを見つけるとこっちにきた
:08/03/08 22:10 :V803T :OM4BGBho
#143 [朝海『初恋』(3/3)]
宙「よッ!」
宙はアタシの隣に座った
秋「よッ」
アタシも同じく返した
するといきなり宙は
宙「俺―‐秋が大好き」
宙は空を見上げ照れながら言った
秋「アタシも宙が大好き」
ホントの恋をした少女は白血病と言う難病にたたかう強さも知った
1年後―‐
秋はベッドから起き上がる事ができなくなっていた
宙「秋…俺のそばから居なくならないでな…」
秋「宙…アタシ離れたくないょ…ヒック…」
秋は天国へ逝った
宙は看護師から秋からの手紙をもらった
秋「アタシの初恋の相手が宙でよかった―‐大好き」
宙「秋…俺もお前が大好きだ」
:08/03/08 22:27 :V803T :OM4BGBho
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