【SSS】超短レス短編祭り!【飛び入り参加OK!】
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#299 [◆vzApYZDoz6]
あげ…
:08/04/16 21:55 :P903i :v/dF1zCE
#300 [花蓮◆MGVVPl.NwM]
あげ。
:08/04/19 17:51 :SH903i :☆☆☆
#301 [[保守ネタ]花蓮◆i9NT5SD3jQ]
急に静かになった。
今までの人の喧騒はとうに絶え、静寂が辺りを包み込む。
無音。
耳鳴りがするほどに。
私の周りには誰もいない。
いや、実際にはいるのかも知れない。しかし私からは何も見えない。
だが依然として姿の見えない視線を感じる。無数の視線は何も語らずにじぃっとこちらを見つめている……気がする。
姿は見えない。本当にそこに誰かいるのか。誰もいないのかも知れない。いいしれぬ不安が襲う。
心臓の鼓動が激しくなる。たった一言。その一言が私の口から出てこない。これを言ってしまえば全てが終わる。天国か地獄か。ついに私は沈黙に耐え切れずに口を開いた。
「ほ、保守」
視線が答えた。
「保守」
安心した、私は一人ではなかったのだ。
:08/04/20 23:31 :SH903i :☆☆☆
#302 [◆vzApYZDoz6]
>>301保守w
しかも描写が俺の好みでいいですねぇw
:08/04/21 01:42 :P903i :8z2G5ess
#303 [我輩は匿名である]
:08/04/21 02:16 :P902iS :hoIzcJoI
#304 [花蓮◆i9NT5SD3jQ]
あげ。
どうでもいいかもしれんが、保守ネタって書くの難しいんだぜ?
:08/04/23 21:03 :SH903i :☆☆☆
#305 [あだ名で読んでほしいシュール2]
「ねぇ、山中くん」
「なに? シ…オナスーさん」
「人、いないね」
「こんな時間だからな」
「…と言うわけで保守!」
:08/04/26 03:28 :P903i :PDE7ZRVo
#306 [◆vzApYZDoz6]
上は俺です一応
:08/04/26 03:29 :P903i :PDE7ZRVo
#307 [[ぬくもりを(1/3)]あに]
彼女の温かさは、俺の日だまりだった。
もう何年前になろうか。
家族だと思っていた人々に捨てられ、路上をさ迷っていた。空腹や寒さ、淋しさなどから俺は野垂れ死ぬ寸前だっただろう。
今生きていられるのは偶然、本当に偶然、彼女に出会ったのだ。
彼女は俺に手を差し延べてくれた。
手は凄く温かかった。
彼女は俺に名を付けてくれ、毎日その名を呼んでくれる。俺は幸せだった。
彼女と共に朝を向かえ、彼女を見送り、帰ってくるまでそわそわと待ち、「ただいま」と笑顔で帰って来た彼女と共に過ごし共に寝る。
そんな変わらない日々を送っていた。
俺は幸せだった。
:08/04/26 21:55 :SH903i :Q/K8gp3M
#308 [[ぬくもりを(2/3)]あに]
彼女があまり外に出なくなった。
俺は一日中彼女といれて幸せだった。彼女の笑顔が減ってることにも気付かない程に。
彼女はあまりベットから下りなくなった。
俺は彼女の欲しい物を取ってあげることにした。彼女の役に立てて俺は幸せだった。
彼女は起き上がらなくなった。口から赤い液体を出すようになった。でも彼女は微笑みながら俺の名を呼ぶ。
頭を撫でてくれた手は以前より細くなっていたけど、温もりは変わらなかったから、俺は幸せだった。
:08/04/26 21:56 :SH903i :Q/K8gp3M
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