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#381 [◆vzApYZDoz6]
おお伸びとる伸びとるw

朝海さん、紫陽花さん乙っす

保守ネタでもなんでもいいんだぜ!

⏰:08/05/24 00:31 📱:P903i 🆔:NlRUikQM


#382 [とある歪んだ恋の話(1/3)紫陽花]




「いやぁぁぁあ!!!!」

彼女の悲痛な叫びが俺を狂わせる。切り裂いた柔らかく温かい皮膚から溢れ出す生々しい鮮血が俺の中の自制心をグチャグチャに引きずり回す。

もっと見たい
もっと見たい
もっと見たい
もっと鳴いてくれ

彼女は本当に綺麗だ。風になびく少し長い黒髪のツヤは黒曜石。彼女の瞳はどんな宝石にも勝る輝きを放ち、彼女の唇から零れ落ちる声はどんなクラシックよりも優雅で、どんな鳥のさえずりよりも軽やかだった。


だが、今ではどうだ!!その黒髪も瞳も声も全部俺が壊してやった!

ククク。
黒髪はライターで焼いてやった。顔も誰だか分からなくなるまで殴ってやった。瞳からは涙が流れ落ち、顔全体を見れば涎と涙と鼻水と血で前の彼女の面影などないグチャグチャなもへと変わり、最後にはあの麗しい声で俺に命乞いをした。

ゾクゾクするよ……。
もう、お前は俺の物。俺がこの手でお前の身体に痛みと傷という証拠を残してやったんだ。
もう、逃げられない。お前は俺というケージの中でもがき続ける哀れな小鳥。

⏰:08/05/29 22:22 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#383 [とある歪んだ恋の話(2/2)紫陽花]
……おまえが悪いんだ。

本当はこれからも隠れてずっと見てるだけで良かったんだ。たまにあなたの写真を撮ったり、あなたが使った物を拾ったり、そのたびに困った顔をするあなたが可愛くて、いじらしくて、愛しくて……。もっと知りたくて。



でも、お前は俺を拒絶した。



ウザイ・キモイ・シネ
あなたの口からそんな言葉が出てくるなんて知らなかったな。また一歩あなたに近づけた気がしたんだ。

けどね……口のききかたを知らない行儀の悪い子にはお仕置きをしなきゃ。


君は僕のもの。
その叫びで、その血で
その悲痛で苦痛にに歪んだ顔で俺を満たしておくれ。




---end---

⏰:08/05/29 22:23 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#384 [紫陽花]
>>382
ミスです
(1/3)→(1/2)です;;;

今回の作品はちょっとだけグロくしてみたんですけど、苦手な人がいたらすみません(/_・、)

⏰:08/05/29 22:26 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#385 [わたしの家1/3 林檎]
私は一軒家に住んでいる。
大きくはないけれど、なんだか落ち着けるところ。
家族みんな仲が良く、休日になればみんなでどこかに出掛ける。

そんな家族が大好きだ。

なのに、ある日目覚めると知らない家にいた。
大きなお屋敷で、知らない人たちだらけだった。

私は逃げようとした。
しかしすぐに捕まってしまった。

⏰:08/05/30 22:24 📱:D705i 🆔:s9NUpGeM


#386 [わたしの家2/3 林檎]
そうか…
私、誘拐されたんだ…

暴れてみても相手はびくともしない。
しばらく泣き叫んでいたけれど、いつの間にか疲れて寝てしまった。

そして次の日から監禁生活が始まった。
ご飯も食べれるし自由に動き回れる。
しかし、これだけは何度も言われた。

「絶対に外に出ちゃ駄目だよ…」

⏰:08/05/30 22:35 📱:D705i 🆔:s9NUpGeM


#387 [わたしの家3/3 林檎]
私は守った。
しかし監禁されて何日も経っていくうちに、とうとう我慢できなくなってしまった。
家族に会いたいという欲求に耐えられなかったのだ。

その夜
晩ご飯中にリビングを飛び出し、階段を駆け下りて全力で走った。
一枚の大きな扉目指して。

後ろからはドタドタと大きな足音と叫び声が付いてきている。
後ろを振り返らずひたすら走る。

玄関まであと少しのところで体が浮いた。
「もー、駄目でしょ。逃げたら。」

今日も駄目だった。
これで何度目だろうか…
今日もまた女の子に抱かれながら階段を上がる。
いつになったら私の家に帰れるのだろうか。

長い廊下に今日も
「ニャー」という虚しい鳴き声だけが響き渡る。

⏰:08/05/30 23:00 📱:D705i 🆔:s9NUpGeM


#388 [林檎]
初投稿です(・∀・)
何か意味不明になりました

このスレ好きです
これからも機会があれば投稿していくんでよろしくお願いします!
.

⏰:08/05/30 23:04 📱:D705i 🆔:s9NUpGeM


#389 [[デーブ。1/3]キノコ。]
『はぁ〜…』
またため息が出てしまった。
そのため息を見て後輩の真理が言った。
『どうしたんですか、紀(のり)さん?』
ため息の理由?そんな事はわかっていた。だけどそれを言ったらたぶん引かれて先輩・後輩の関係が崩れ仕事がやりにくくなるかも…それ以上にもしかしたら言いふらされて会社を追い出されるかも…などと得意な妄想を膨らましたあげく
『なんとなく…?』
などと考えた時間がもったいないくらいの中途半端な答えを出してしまった。
少しめんどくさそうな顔になった真理は仕事に戻った。



仕事が終わり、いつものようにレンタルショップに立ち寄る。店内の行き先が決まってると足取りも軽い。
『あっ、あった。』
DVDコーナーから取った作品は《ミート・ザ・○アレンツ2》大好きなハリウッド俳優《ベン・○ティラー》のものだ。私は最近彼にはまりすぎている。
仕事帰りにいつもDVDを借りて暇さえあれば彼とのloveを妄想している毎日。今日のため息も妄想の結果である。
『彼とどうやったら出会えるんだろう。』
『結婚してるし最初は不倫になるのは避けて通れない道ね〜。』
悩んだあげく答えも出ずため息だけが出た。

⏰:08/05/31 02:53 📱:D905i 🆔:89QFacG2


#390 [[デーブ。2/3]キノコ。]
家につき郵便受けを開けると広告が入っていた。『駅前にジオ○オープン…ふ〜ん。』
部屋に入りビールを飲みながらその広告を見て考えた。
『いざベンに会った時、英語が喋れないと不便だ。共に生活をしていくうえでコミュニケーションも取れず文化の壁が乗り越えられない。』
沸々とわいたやる気と焦り。焦りはなぜもっと早く気づかなかったのかという焦り。ビールを一口飲み
『ベン・紀になるのかぁ〜。あれ、紀・ベン?○ティラー・紀?紀・○ティラー?アメリカってどっちが名字だっけ…。』
まぁ、どっちでもよかった。わからなかったらジオ○に聞こう。
ただ、《紀・ベン》だけは少し嫌だった。



翌週、私はジオ○の教室にいた。イケメン講師がいると受付の人に言われたのにまったく見当たらない。目の前にいるのはデーブ・○ペクター風な外国人講師だった。それでも私は必死に勉強した。その間に講師はデーブ・○ペクターからデーブ○久保風な日系アメリカ人に変わったが必死に勉強した。DVD鑑賞を週1に抑え、日課の妄想をお休み前の10分だけに我慢して必死に勉強した。そのかいあって半年後には結構ペラペラになっていた。
ただベン・○ティラーには会っていない。

⏰:08/05/31 02:56 📱:D905i 🆔:89QFacG2


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