☆ヒカリ☆BLです。
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#242 [YOU]
その時、おめでとう!って、笑顔で言える??


……言えないよ。

こんな事を考えていたら涙が溢れてきた。

心が痛くて、涙も止まらない。
僕から離れていくのなんてヤダ…ヤダよ!!



『凛?』

びっくりして振り返ると、診察を終えたロクが帰ってきていた。


『お前…何泣いてるんだ?』



『足打って痛くてさ!ドジしちゃった』

⏰:08/03/31 00:12 📱:F905i 🆔:Fuk0vduU


#243 [YOU]
必死に笑ってみせた。しかも…右手にはお守りが。


後から返しておこう…










『来週には退院できるって』

そう伝えると、凛は顔を曇らせた。

『……ずっと、入院していてくれたらいいのに』

⏰:08/03/31 00:15 📱:F905i 🆔:Fuk0vduU


#244 [YOU]
『退院しないと旅行にも行けないぞ?いいのか??』


『ロクといたい…旅行に行けなくていい、このままずっと…』


正直返事に困った…何かを気付いているんだろうか。



『どこに行きたい?北海道?沖縄?』



『沖縄―――!!』

さっきの落ち込みはどこへやら…

⏰:08/03/31 00:19 📱:F905i 🆔:Fuk0vduU


#245 [YOU]
旅行のパンフレットを喜んで取りに行ってくれた。

それは口実で、徠に電話をかけたかっただけなんだけど…

親父に…お礼と別れの言葉を伝えなければ。


夜に会いに来てくれるらしい…母には…



『ただいまぁ〜』

息を切らせて帰ってきた。山のようなパンフレットを持って。


本当にこいつは面白い奴、パンフレットを見ながら目をキラキラ輝かせている。

⏰:08/03/31 00:24 📱:F905i 🆔:Fuk0vduU


#246 [YOU]
…凛の望みを短い旅だけど、全部叶えてやろうと思った。


俺のわがままって事はわかっている。



『ここがいい!!ここにしよう!』


2人共意見が一致した。南国風で、全てが一軒一軒離れになっている。

予約を済ませ、来週二泊三日で行く事にした。



『楽しみだなぁ〜ロクと沢山写真とろぉ』

嬉しそうにこっちを向いて話してくる。

⏰:08/03/31 00:28 📱:F905i 🆔:Fuk0vduU


#247 [YOU]
『プリクラだったか?あれ撮ろうか?前回撮れなかったしな…』


満面の笑みで飛びついてくる。

写真…残して大丈夫なんだろうか。余計に辛くなったりしないだろうか…

⏰:08/03/31 00:30 📱:F905i 🆔:Fuk0vduU


#248 [YOU]
ここまで読んでくれた皆様ありがとうです
感想良かったらくださいね

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3412/

⏰:08/03/31 00:31 📱:F905i 🆔:Fuk0vduU


#249 [YOU]
夜になった…

隣に眠っている凛の寝息だけが聞こえる。


徠から連絡がない。
何かあったかな?と思っていたら携帯が鳴った…


静かにベッドから下り、エレベーターで一階まで行き、扉が開くと徠の姿があった。


あれ?もう一人…


『こんばんは、お久しぶり、ロク君』


香澄さんがいた、車に乗り徠と香澄さんが暮らしているマンションへ行った。

⏰:08/03/31 21:38 📱:F905i 🆔:Fuk0vduU


#250 [YOU]
部屋に上がると、リビングの方に人の気配があった。


ソファに座っていたのは雪だった。

『こんばんは』


『何でここにいんの?』


『だって!私の住んでる所だもん!!』

口を膨らませそっぽをむかれた。香澄さんに部屋に戻るよう言われ、大人しく戻っていった。



俺達は3人でしばらくのんでいた。徠がグラスを起き、香澄さんに目で合図をした。

⏰:08/03/31 21:42 📱:F905i 🆔:Fuk0vduU


#251 [YOU]
『じゃあ、ゆっくりしていってね。用があったらよんでください。』

リビングには徠と俺だけになった。
本題に入るとするか…



『親父に別れの挨拶をしたいんだけど…』

日取りを決めている途中、徠が…


『凛はいいのか?』

一番痛い所をつかれた…返す言葉がなくて、押し黙っていた。


『住む場所も何もかも教えなくて、本当にいいのか?』

⏰:08/03/31 21:49 📱:F905i 🆔:Fuk0vduU


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