☆ヒカリ☆BLです。
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#252 [YOU]
教えた方がいいのか?そんな事をして…一体、何になる?
凛には…凛の人生を歩んでほしい。
『すまん』
徠が謝ってきた。決心が鈍っている俺の事を案じてくれたのだろう…
親父への挨拶の日も決め、香澄さんも戻ってきて、雪も呼んだ。
4人でと言うか、雪はジュース、それぞれに飲みだした。
『どこか行くの?』
:08/03/31 22:04
:F905i
:Fuk0vduU
#253 [YOU]
雪がボソッっと問いかけてきた。
何故だろう…雪とは気を使わずに話せる。
『今の家を出るんだ。俺もお前と同じで、両親がいないんだ。』
雪は静かに「仲間だね」と言って笑った。
その時、携帯が鳴った。画面を見ると凛だ!!
やばい!!トイレに行って出た。
『もしもし?』
『…ロク、どこ行ってるの??』
『ゴメン…今、徠と話ししてた。すぐ帰る』
受話器の向こうで静かに泣いている凛の姿が目に浮かぶ…
:08/03/31 22:10
:F905i
:Fuk0vduU
#254 [YOU]
『……ウッ…』
『泣くなよ…』
『…だって…ぇ…』
無性にこうゆう時、会いたくなる。
抱きしめて、キスをしたくなり。
ひとまずなだめ、トイレから出た。
目の前には雪が立っていた。
『あんまり女の子泣かしちゃダメだよ!?』
:08/03/31 22:13
:F905i
:Fuk0vduU
#255 [YOU]
一言だけ言って、部屋へ戻って行った。
すごい冷めた目してたな…
どこか自分と似ている物を感じてしまう。
ふと…徠の言葉を思い出す。
―お前には妹がいる―
まさか…そんなはずない
俺は急いでタクシーで帰った。
:08/03/31 22:16
:F905i
:Fuk0vduU
#256 [YOU]
病院に着いて、ロビーを通り過ぎようとしたら、足が止まった。
泣き声が聞こえる…
声のする方に行ってみると凛が隅に座り込んでいた。
『うそだろ?なんで病室で待ってないんだよ』
こんなに冷たくなって…また熱でも出たらどうするんだよ。
『…凛、戻ろう』
:08/03/31 22:19
:F905i
:Fuk0vduU
#257 [YOU]
静かに頷き、ヨロヨロ歩いて行く。
ベッドに寝かせようとしても俺のそばから離れない。
『…お酒くさい…』
『あっ…ごめん。話し込んでいたらついね』
凛はしゃくりあげだした。やばい!!と思ったけど、大声を出して泣くことはなかった。
落ち着かせようと抱きしめ、背中を撫でても泣き止まない。
:08/03/31 22:23
:F905i
:Fuk0vduU
#258 [YOU]
『僕の…僕の事嫌い?』
『何を言ってる、そんなわけないだろ?』
『嘘だ!夜になったら徠とコソコソ出掛けて…僕だけ…仲間外れで』
気付かれてた…
言い訳しても仕方ないし、何も言わなかった。
『好き…って言って』
――――…言えないよ。
:08/03/31 22:26
:F905i
:Fuk0vduU
#259 [YOU]
言ってしまったら全てがダメになってしまいそうで…
『今は…言えない』
『なんで?…他に好きな人がいるの!?僕が…僕が男だから…気持ち悪い!?』
次の瞬間…パチンと音がして我に返った!!
そう…初めて凛をぶってしまった。
『ひどいよ!!ロクなんか嫌いだ!!…ロクなんか居なくなっちゃえばいい!!』
:08/03/31 22:34
:F905i
:Fuk0vduU
#260 [YOU]
凛は病室を飛び出して行った。
初めて…嫌いと言われた。でも、これで良かったのかもしれない…
嫌われた方がいいのかも…
追い掛ける事すら出来ずに、俺は呆然としていた。
:08/03/31 22:36
:F905i
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#261 [YOU]
:08/03/31 22:38
:F905i
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