木の下でかくれんぼ
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#253 [ちむ◆Hi9o8eIXuA]
これからどうなるかは分からない。
けれどわたし達にはもう立ち止まることはできなかった。
足裏から血が流れようとも息が切れようとも走り続けなくてはならない。
:08/06/15 19:59
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#254 [ちむ◆Hi9o8eIXuA]
わたし達は走り出した。
グラウンドを駆け抜け、雑木林を駆け抜けた。
道すがら、美しく輝く夕日を見た。
走るわたしの頬を撫でる風を感じた。
大地を踏み締め、わたしを生かしてくれている大宇宙の意思と愛を感じた。
運命を切り開く喜び、生きる喜びを噛み締めながら、わたし達は今にも沈まんとする夕日の光の中へと溶けていった。
:08/06/15 20:00
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#255 [ちむ◆Hi9o8eIXuA]
:08/06/15 20:09
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#256 [神崎もえ子◆Hi9o8eIXuA]
:08/08/16 09:34
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:be.0TE3Q
#257 [神崎もえ子◆Hi9o8eIXuA]
ここからは「木の下でかくれんぼ」の外伝を「鬼が哭くよるに」と同時進行で書いていきます。
新スレを立てるのは勿体ないと思い、わざと立てませんでした。
ですので、本編と混ざりあっていて読みにくいことも多いと思いますので、アンカーのみココに書き込むのを許可します。
恐れいりますが、感想等は感想板にお願いします。
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2635/
:08/08/17 16:37
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#258 [神崎もえ子◆Hi9o8eIXuA]
:08/08/17 16:45
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#259 [神崎もえ子◆Hi9o8eIXuA]
ぎしぎしと床板が軋む音が聞こえ、私は母親が階段をのぼり部屋に近づいてくるのを知る。
私は悲鳴を上げた。
その時にはもう母親を母親として見ておらず、もはやあの死神の使いとして認識していた。
:08/08/17 21:46
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#260 [神崎もえ子◆Hi9o8eIXuA]
私は布団をひっかぶり、強く目をつぶり両手で耳をふさいだ。
ドアを叩く質素な音が部屋に響き渡る。
しばらくすると母親の怒りを孕んだ声が聞こえてきた。
:08/08/17 21:48
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#261 [神崎もえ子◆Hi9o8eIXuA]
「ナナミ、起きなさい。あなたいつまで学校を休むつもりなの? お友達がわざわざ迎えに来てくれたのよ。さっさと着替えて行ってらっしゃい」
私には親しい友人なんて一人もいない。
それどころか、クラスメイトのほとんどの人間に仲間と見なされてはいないのである。
:08/08/17 22:03
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#262 [神崎もえ子◆Hi9o8eIXuA]
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しかしそれは仕方ないことだった。
私の方もクラスメイトを仲間だなんて思ってはいなかったからだ。
友好を求めて近寄ってくる人間はことごとく鼻であしらった。
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:08/08/17 22:05
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