木の下でかくれんぼ
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#1 [ちむ◆kIFO7LoPgI]
中編ミステリーです。多少グロテスクな表現が入ると思われます。
苦手な方はお気をつけください。

感想、ご意見は感想板にお願いします。
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⏰:08/03/16 12:52 📱:L704i 🆔:wszi2a0k


#2 [ちむ◆kIFO7LoPgI]






⏰:08/03/16 12:54 📱:L704i 🆔:wszi2a0k


#3 [ちむ◆kIFO7LoPgI]
プロローグ

校庭に出ると、遠くから夕刻を知らせるサイレンが鳴り響いた。

校舎や校庭には既に下校時間を過ぎているため生徒の姿はなかった。

教師は一つの部屋に集まり、会議をしている。

⏰:08/03/16 13:19 📱:L704i 🆔:wszi2a0k


#4 [ちむ◆kIFO7LoPgI]
よってこれからわたしが行う行為を目撃するものは誰もいない。

計画した通りにことは進んでいる。

⏰:08/03/16 13:32 📱:L704i 🆔:wszi2a0k


#5 [ちむ◆kIFO7LoPgI]
わたしは葉を踏みつけながら、校庭の隅に生える銀杏の木に近づいた。

銀杏の葉はまるで絨毯のように周り一面に敷き詰められていた。それらは夕焼けに照らされ、ほんのりと赤色に染まっていた。

⏰:08/03/16 13:52 📱:L704i 🆔:wszi2a0k


#6 [ちむ◆kIFO7LoPgI]
銀杏の木は大人が十人がかりで手を広げてやっと囲めるほど大きく、木の近くには生徒が掃除の際にかき集めた銀杏の葉の山が木を囲むようにいくつも作られていた。

わたしはその中でも一際大きい葉の山に目を向けた。

⏰:08/03/16 13:53 📱:L704i 🆔:wszi2a0k


#7 [ちむ◆kIFO7LoPgI]
そこからは、赤い靴の先端が見えていた。

よく見てみると、あの子の細く白い指も葉の隙間から見えていた。

これでよく1日誰にもばれなかったなと、わたしは胸を撫で下ろした。

⏰:08/03/16 13:56 📱:L704i 🆔:wszi2a0k


#8 [ちむ◆kIFO7LoPgI]
しかし、ここで安心してはいけない。

わたしにはまだこの死体を処分するいう大仕事が残っているのだ。

⏰:08/03/16 13:57 📱:L704i 🆔:wszi2a0k


#9 [ちむ◆kIFO7LoPgI]
回りを見渡し、誰もいないのを確認する。

わたしは大きめの黒いビニール袋に葉をいっぱいに詰め込んだ。

⏰:08/03/16 13:57 📱:L704i 🆔:wszi2a0k


#10 [ちむ◆kIFO7LoPgI]
それは死体を焼却炉に入れ、葉で見えないように隠して何も知らない教師に燃やしてもらうつもりだったからである。

自分の手を汚さずに死体を始末するという考えは、殺してしまった当初から計画していたことだった。

⏰:08/03/16 15:04 📱:L704i 🆔:wszi2a0k


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