*柴日記*
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#976 [○○&◆.x/9qDRof2]
罪深き天使、リオンの後を追ったエールはこの先リサと会う事を禁じられた。
これを犯せば翼を失う事になるだろう。

⏰:22/10/04 18:21 📱:Android 🆔:☆☆☆


#977 [○○&◆.x/9qDRof2]
神はエールが天使である事を許したが天界にはもう彼女の居場所など何処にもなく、リオンと約束したあの場所で彼を待ち続ける事にした。

その後、彼女はリサと出会い翼を失う運命にあった。

⏰:22/10/04 18:21 📱:Android 🆔:☆☆☆


#978 [○○&◆.x/9qDRof2]
「エール、そろそろ時間だ。僕はもう行くよ。」

「えぇ。約束…信じてるから。また逢いましょうリオン。」



―朝、カーテンの隙間から漏れる眩しい光で目が覚めた。

⏰:22/10/04 18:21 📱:Android 🆔:☆☆☆


#979 [○○&◆.x/9qDRof2]
私は滲んだ視界を拭い、近々父に会いに行こうと思った。

あの日出て行く父に言ったあの台詞。

《最低。あんたと親子だなんて考えただけで吐き気がする。私の前から消えて。二度とその顔見せないで!》

⏰:22/10/04 18:22 📱:Android 🆔:☆☆☆


#980 [○○&◆.x/9qDRof2]
ちゃんと謝って本当の気持ちを伝えたい。

お父さん、やっぱりあなたは私のお父さんだよ。
あの川覚えてる?今の私には少し辛い場所だけど、昔と変わらず大好きな場所なんだよ。

「新しい家族と幸せに。」
「私達に幸せをくれてありがとう。」

⏰:22/10/04 18:22 📱:Android 🆔:☆☆☆


#981 [○○&◆.x/9qDRof2]
そして今日も"強く生きよう"
命尽きるその日まで…。


―約束は必ず守るよ、エイト。


【白-white-】完

⏰:22/10/04 18:22 📱:Android 🆔:☆☆☆


#982 [○○&◆.x/9qDRof2]
卒業

 もうこの学校に先輩はいない。先輩は少しだけ春の木漏れ日が差し込んだ先週の金曜日、わたしの通う高校を卒業した。もうこの学校に先輩はいない。朝わざとぎりぎりに学校に登校しても、昼休みに売店に行っても、移動教室の時友達に無理を言って遠回りしてみても。

⏰:22/10/04 18:23 📱:Android 🆔:☆☆☆


#983 [○○&◆.x/9qDRof2]
もう先輩を見つけることはできない。


 あと二年早く生まれたかった。なんどその言葉を口にしただろう。所詮、わたしは後輩。たまに挨拶をするのがわたしの精一杯の自己表現。

⏰:22/10/04 18:23 📱:Android 🆔:☆☆☆


#984 [○○&◆.x/9qDRof2]
だけど先輩は、少しだけめんどくさそうな顔をして頭を下げてくれる。それだけで一日中幸せになれた。名前を呼んでくれた日など一生忘れないと思った。もちろん、いまでも覚えている。

⏰:22/10/04 18:24 📱:Android 🆔:☆☆☆


#985 [○○&◆.x/9qDRof2]
だけど。そんな先輩はこの学校を卒業してしまった。いまでも、朝学校に来れば、まず先輩の姿を探してしまう。売店へ行くと先輩はいないと頭では分かっているのに、目が勝手に先輩を探してしまう。こころが勝手に今日もパンを買ってるんじゃないかと期待してしまう。

⏰:22/10/04 18:24 📱:Android 🆔:☆☆☆


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