・゚*・love story ..から始まった恋:・゚'★たまに⑱
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#394 [an]
彼が帰ってくる前日のコトだった
あづさは眠ろうとベッドに入ったその時に‥
━ピンポーン━
チャイムが鳴った。
(イヤだなぁ。こんな時間に誰だろぉ?)
あづさはソッと窓穴を覗いた。
『シンちゃん?』
そこにはシンちゃんがいた…。
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:08/04/21 23:38
:F904i
:AE5P/2oI
#395 [an]
『どぉしたの?』
あづさはドアを開けた…
『ちょっとえぇ?水くれへん?』
シンちゃんはかなり酔っているみたいだった…。
あづさはソファに座ったシンちゃんに水を持っていった。
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:08/04/21 23:39
:F904i
:AE5P/2oI
#396 [an]
シンちゃんはいきなりあづさを抱き寄せた。
『ちょっとぉ…シンちゃん?』
『ちょっとやけ…』
あづさはシンちゃんを突き放すコトも抱きしめるコトも出来ずに…
ただ立っていた。
シンちゃんの熱い息が胸元にかかる…。
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:08/04/21 23:48
:F904i
:AE5P/2oI
#397 [an]
『忘れてや…』
シンちゃんはそぉ言って帰っていった…。
その後もシンちゃんは何もなかったように今まで通りだった…。
あづさも普段通りに接した
彼には…
言わなかった。
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:08/04/21 23:51
:F904i
:AE5P/2oI
#398 [an]
三人は今までと変わらない関係だった。
きっと…
あの夜シンちゃんは酔っていただけだ。
毎日が幸せだった…。
あづさは販売の仕事も順調にいっていて…
大阪での生活も慣れてきた
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:08/04/21 23:54
:F904i
:AE5P/2oI
#399 [an]
販売の仕事で誰かと出会う可能性もあるのでは‥と心配する彼は
『あづぅ。仕事どない?あづ目当ての野郎とか居るんちゃう?』
あづさは、そんな彼にいぢわるっぽく…
『いるっ!あづのいる日は…ほとんど毎日来るお客さんがふたりっ!』
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:08/04/21 23:59
:F904i
:AE5P/2oI
#400 [an]
『えっ?ほんま?どない奴やねん!俺がどついたるわ!』
あづさの腕を掴み、怒る彼に…
『翔とシンちゃん(笑)』
『ほんまや(笑)』
彼は夜勤の週は出勤前に飲み物を買いに…
日勤の週は時間が合えば帰宅途中にあづさを迎えに来てくれていた。
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:08/04/22 00:01
:F904i
:ygSkvRNs
#401 [an]
こんなに愛されて‥
こんなに誰かを愛するコトがあっただろうか‥
これが最後の恋になればいいのに‥
二人は‥
あづさの胸の【彼のモノ】のシルシは薄くなる事もなく
愛し合っていた。
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・*・゚love story,・* [jpg/16KB]
:08/04/22 00:22
:F904i
:ygSkvRNs
#402 [an]
:08/04/22 00:45
:F904i
:ygSkvRNs
#403 [an]
5月にはいって…
彼と二人で白浜に旅行に行った。
泊まった旅館の仲居さんは、よく喋る人だった。
『新婚さん?お似合いですね』
彼と顔を見合わせて笑った。
社交辞令だろうが嬉しかった。
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:08/04/22 12:23
:F904i
:ygSkvRNs
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