・゚*・love story ..から始まった恋:・゚'★たまに⑱
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#598 [an]
 
シンちゃんがエンジンをかけたと同時に車内に音楽が流れた。


『あづちゃん‥』

『なぁに?』

『あの夜‥ごめんな』

『えっ?』



あの夜のコト‥
シンちゃんは酔っ払っていて、覚えてないと思っていたので驚いたあづさは言葉に詰まった‥。

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⏰:08/11/22 09:57 📱:F904i 🆔:LqzPUj7A


#599 [an]
 
『ずっと謝らなぁアカン思うとったんやけど‥切り出せへんかってん』


『酔っ払って‥覚えてないと思ってた』


『かなり酔っとったンやけど覚えとるよ‥。あづちゃんがもし‥少しでも受け入れてくれそうやったら‥』



シンちゃんは振り返ってあづさを見ながら‥

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⏰:08/11/22 10:02 📱:F904i 🆔:LqzPUj7A


#600 [an]
 
『好きやってん』


あづさは言葉が見つからなかった。


『せやけど‥一番大切なツレの嫁やしな。ホンマにごめんやで。』


『うぅん。気にしてないから‥大丈夫。』


『気にしてや(笑)ホンマに好きやってんから』

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⏰:08/11/22 10:03 📱:F904i 🆔:LqzPUj7A


#601 [an]
少し困った顔をしたあづさにシンちゃんは優しい声で


『翔と居る時のあづちゃんが好きやねんで』


目を伏せるあづさに‥


『あづちゃんと居る時の翔が好きなんかなぁ(笑)』


『ありがとぉ』


『結婚式‥盛り上げたるでな(笑)』

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⏰:08/11/22 10:11 📱:F904i 🆔:LqzPUj7A


#602 [an]
少しの沈黙の後‥

『家ン中で待っといたらアイツ起きひんねん(笑)』

こんな時‥
彼とシンちゃんが長い時間を共有してきてる事を実感する。


車を停めたまま少し話しをしていると
シンちゃんの携帯が鳴った


『翔!早よぉ来いや!下に居るで!』

シンちゃんの言ってた通り彼が起きてきた。

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⏰:08/11/22 10:31 📱:F904i 🆔:LqzPUj7A


#603 [an]
彼もそんなシンちゃんの行動をわかっているようだ。

きっと‥
シンちゃんのあづさへの気持ちもわかっていたのだろう


彼が助手席に乗り込んで謝った。

シンちゃんは怒りながら車をだした。

あづさはそんな二人のやりとりを流れる歌を聞きながら見ていた‥

シンちゃんのお気に入り

《ツレの唄》
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ツレの唄 [3gp/475KB]
⏰:08/11/22 11:28 📱:F904i 🆔:LqzPUj7A


#604 [an]
>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500
>>501-600
>>601-700

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⏰:08/11/22 11:31 📱:F904i 🆔:LqzPUj7A


#605 [an]
二人に選んでもらったドレスに決めた。


打ち合わせを数回した。


全て彼に任せていたので‥あづさは横にいるだけで良かった。


二人の出逢ったきっかけを聞かれた。
彼は《携帯のゲーム》だと隠すコトなく答えた。
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⏰:08/11/22 20:04 📱:F904i 🆔:LqzPUj7A


#606 [an]
会社の上司や身内も出席してくれるのだから‥
《友人の紹介》
《趣味を通じて》
と言葉を変えて紹介した方が良いんじゃないかという提案に‥


『そんなんかまへん!出逢ったんは携帯ん中やてキチンと言うてや。』


二人が出逢ったことに間違いはないと‥
恥るコトは何もない‥
運命だったんだと‥

そぉ言われたようで嬉しかった。

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⏰:08/11/22 20:08 📱:F904i 🆔:LqzPUj7A


#607 [an]
結婚式の一週間前‥
あづさは両親への手紙を書けずにいた。


想いが溢れすぎて‥

『あづ‥手紙まだ書けへんの?』

『うん‥うまく書けないんだもん』

『そん時に思うたコト言えばええやん!俺が隣に居るんやから心配せんでええねんで』

『うん。ありがとぉ』


あづさは手紙を書く手をとめた。
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⏰:08/11/22 20:12 📱:F904i 🆔:LqzPUj7A


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