よすが
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#681 [○○&◆.x/9qDRof2]
いつか誰かに貰ってくれ。僕以外の、誰かに。神様、神様、ありがとう。


嗚呼、死んだのは僕か。


- end -

⏰:22/10/25 18:17 📱:Android 🆔:zH8LnywQ


#682 [○○&◆.x/9qDRof2]
>>640-680

⏰:22/10/25 18:18 📱:Android 🆔:zH8LnywQ


#683 [○○&◆.x/9qDRof2]
>>650-690

⏰:22/10/25 18:18 📱:Android 🆔:zH8LnywQ


#684 [○○&◆.x/9qDRof2]
>>680-710

⏰:22/10/25 18:19 📱:Android 🆔:zH8LnywQ


#685 [○○&◆.x/9qDRof2]
Bluebird

 わたしは。なぜ本を買いに行ったのか?

 わたしの通う樫ノ宮(かしのみや)中学校では毎朝、読書時間というものが十五分間設けられている。その時に読む本を買いに行ったのだ。なぜ、この本を選んだのか?これといって欲しい本があったわけではない。

⏰:22/10/25 18:27 📱:Android 🆔:zH8LnywQ


#686 [○○&◆.x/9qDRof2]
わたしは漫画は読んでも、小説のように文字だけで紡がれた物語を読むのは苦手だった。文字の列だけが数百頁にもわたり延々と続いてるだけだなんて考えただけでも瞼が重くなってくる。.......正直、本ならなんでも良かった。

⏰:22/10/25 18:27 📱:Android 🆔:zH8LnywQ


#687 [○○&◆.x/9qDRof2]
そしてこの本に出会ったのは単なる偶然である。店に入るとすぐ、レジの横に新作の本が何種類か並べられていて、なかでも、一際目を引く一冊があった。綺麗なコバルトブルーのカバーには金色の文字で【bluebird】と書かれており、真ん中には翼を広げて今にも飛び立ちそうな鳥の絵が描かれていた。

⏰:22/10/25 18:27 📱:Android 🆔:zH8LnywQ


#688 [○○&◆.x/9qDRof2]
いわば、一目惚れだった。本当は適当に安い文庫本なんかを買って、お釣りで漫画本を買おうなどと考えていたのだがそんなことはもう頭になかった。母は小学校の教師をしている。わたしが買ってきた本をみせると「梨菜が漫画以外の本を買うなんて!」と、びっくりしていた。

⏰:22/10/25 18:27 📱:Android 🆔:zH8LnywQ


#689 [○○&◆.x/9qDRof2]
「に、さん、ページよんで飽きたなんてことにならないといいけどね」と、母は笑ったけれど、そんなことにはならなかった。読みはじめると、止まらなかった。続きが気になって仕方がなかったのだ。朝の読書時間だけにとどまらず、休み時間にも読み、授業中にも読み、放課後も残って読んだ。

⏰:22/10/25 18:28 📱:Android 🆔:zH8LnywQ


#690 [○○&◆.x/9qDRof2]
わたしはどの部活動にも属しておらず、いつもなら真っ直ぐ家に帰っている時間だったが、その日は誰もいない教室で一人静かに読書に耽(ふけ)った。グラウンドで活動するサッカー部と野球部、陸上部の声が教室にまで届いている。同じ階にある音楽室からは吹奏楽部による演奏がきこえてきた。

⏰:22/10/25 18:28 📱:Android 🆔:zH8LnywQ


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