馬鹿だらけ(BL)
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#31 [生茶]
「決心した!」
「!」
俺は大きな声で言った。吉田が少し驚いた顔をしている。息を整えて、心を落ち着かせてからこう言った。
「俺は吉田が好き。それだけ」
「…」
「相田には、俺からちゃんと言う」
「他に悩みは?」
「無い」
「俺さ、相田がお前のこと好きだってこと知ってたんだよね」
「えっ…」
「相談されてた。そっか、お前ヤキモチ妬いてたか」
はははっと吉田が笑う。俺もつられて少し笑ったけど、相田に酷いことをしたと、罪悪感を感じた。

⏰:08/04/04 02:07 📱:N905imyu 🆔:☆☆☆


#32 [生茶]
「したい?」
「何を?」
吉田が急に笑うのをやめて、こっちを見る。
「…」
「ん!」
吉田に押し倒されてキスをされた。あの時相田にされたように。
「仲村」
ワイシャツのボタンを外される。俺の唇に重なっていた吉田の唇は、ワイシャツの下から出てきた小さな突起に移った。

⏰:08/04/04 02:16 📱:N905imyu 🆔:☆☆☆


#33 [生茶]
「ぅー…」
「痛い?」
「変な感じ」
天井を見ながらそう答えた。まさか本当にやるとは思わなかった。今日も親がいないなんて、奇跡だった。
「っ…」
吉田の手が、俺のズボンの膨らみに触れる。そのまま円を描くように撫でている。
「…脱ぐ?」
「えー…うん…」

⏰:08/04/04 02:21 📱:N905imyu 🆔:☆☆☆


#34 [生茶]
吉田に言われて、俺らは服を脱ぎ捨てた。そしてまたもや吉田の提案で、風呂場に移動した。
「…」
「…」
来たはいいものの、何をしていいか分からない。
「あ、洗う?」
「そうだな」



「綺麗さっぱり!」
「ふぅ…」
2人は、風邪を引かないうちに体を拭いた。

⏰:08/04/04 02:26 📱:N905imyu 🆔:☆☆☆


#35 [生茶]
「何する?」
「えぇっ…」
「改まると恥ず…」
「…」
しどろもどろしているうちに、吉田は俺の後ろに回り込んだ。そして、俺のモノを掴んで擦り始めた。
「えっ…え…」
吉田が俺の…。少し妄想したことはあったけど、やっぱり現実になると慌てた。
「…っ、ぁ」
変な声が漏れて、顔中が火照るのを感じた。俺は手で口を覆った。
ての動きが少し速くなる。気持ち良さで、脚が震える。
「風呂場だから、我慢すんなよ」
「ん…」

⏰:08/04/04 02:37 📱:N905imyu 🆔:☆☆☆


#36 [我輩は匿名である]
おもしろい

⏰:08/04/04 08:12 📱:D705i 🆔:UjLMT/h6


#37 [生茶]
我輩は匿名であるさん

ありがとうございます!
これからも、楽しんで頂けるような小説を書けるよう、頑張りたいと思います!

⏰:08/04/04 21:29 📱:N905imyu 🆔:☆☆☆


#38 [生茶]
息はどんどん荒くなっていく。風呂場は妙に声が響くから、少し声を出すと、それが風呂場中に散らばってまた自分の耳に届く。それが恥ずかしかった。
「ふぅ…ぅ」
口を塞いでも声が漏れてしまう。吉田はどういう顔をしているのだろうか。背中にさっきから何度も当たる温かい空気の塊は、やはり吉田の荒い息だろうか。

⏰:08/04/04 21:36 📱:N905imyu 🆔:☆☆☆


#39 [生茶]
「ん…ぅ…」
俺はだんだんと込み上げる何かに気付いた。やばい、粘っこい水音が聞こえる。
自分のモノを見てみると、それにはトロトロした液体が絡み付いていた。
「もうちょい?」
「えっ…うん…もう少し…」
そう答えるのも恥ずかしかった。そして吉田は休むことなく俺を快楽の底に突き落とそうとしている。本当に、もうすぐそこまで限界は迫ってきていた。

⏰:08/04/04 21:45 📱:N905imyu 🆔:☆☆☆


#40 [生茶]
「んっ…んぅ…!」
自然と腰が動く。声が漏れる。しかしもうそんなことなど考えていられなかった。
「んー…っ!」
俺は、吉田の手の中で全てを放った。顔を赤くして、はぁーと長い息をいくつも吐いた。
「やっぱ可愛いじゃん」
「はぁ…」
俺はそのまま座り込んで宙を見上げた。

⏰:08/04/04 21:51 📱:N905imyu 🆔:☆☆☆


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