夢の中の私の影
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#118 [紫陽花]
「まあ、堂本はいい奴ですし安心していいですよ。それとすいませんが、これから柚紀さん何度かここへ足を運んでもらうと思います。捜査へ協力して頂きたいのですが……よろしいですか?」

殺人犯に狙われるなんて今の私には実感もなく、どうせ帰宅部な私は放課後も休日も暇を持て余しているのだ。ならば断る理由もない。

⏰:08/05/04 13:11 📱:F905i 🆔:jZxzX9dU


#119 [紫陽花]
「これから警察の人が護衛してくださるんですよね?なら私は心強いです。もちろん協力させてもらいます」


「ありがとうございます!!絶対に連続殺人犯を捕まえましょう」

この日は浅田さんと固く握手を交わし私を威圧していた建物を後にした。

⏰:08/05/04 13:12 📱:F905i 🆔:jZxzX9dU


#120 [紫陽花]
帰りの電車の中、ガタンガタンと揺れる車内とは裏腹に私の心は落ち着いていた。

それもそのはず、私は疑われてなかったのだから。
自分だけで舞い上がっていた被害妄想だったのだ。

⏰:08/05/04 13:13 📱:F905i 🆔:jZxzX9dU


#121 [紫陽花]
それに……




私の右ポケットには唯一の家族への連絡先が眠っているのだから。

⏰:08/05/04 13:14 📱:F905i 🆔:jZxzX9dU


#122 [紫陽花]
―――――――………

―――――………

「ただいま」

太陽が目が眩むような光を放ちながら地平線へと沈んでいる時、私は自分の家に帰り着いた。

⏰:08/05/04 13:14 📱:F905i 🆔:jZxzX9dU


#123 [紫陽花]
今日は疲れたな――…

そんなことを考えながら外に干していた洗濯物を取り込む。白いシャツからは、ほんのり太陽のにおいがした。

⏰:08/05/04 13:15 📱:F905i 🆔:jZxzX9dU


#124 [紫陽花]
洗濯物をたとむと次は夕食の用意。エプロンを着ようと上着を脱ぐときにポケットの紙に気づいた。

「さすがに今は仕事中だよね……」

⏰:08/05/04 13:16 📱:F905i 🆔:jZxzX9dU


#125 [紫陽花]
とりあえずアドレス、電話番号を登録しよう。携帯のボタンは無機質な音を立てながら私に一瞬でも温もりを与えてくれた人の情報を自身に書き込む。


登録完了しました


いつもなら見慣れたその文字も今回ばかりは何故か優しく感じる。

⏰:08/05/04 13:17 📱:F905i 🆔:jZxzX9dU


#126 [紫陽花]
また後で連絡しよう。
じゃあ夕飯の準備でもするかな

私はフライパンへと手を伸ばした。




_

⏰:08/05/04 13:17 📱:F905i 🆔:jZxzX9dU


#127 [紫陽花]
――――――――………

―――――………

時刻は
午後10時28分

夕飯もすませ明日も学校のため早めにお風呂に入った。季節は冬に向かっているからかお風呂上がりでも一枚上着を着ないと少し肌寒い。

⏰:08/05/05 16:30 📱:F905i 🆔:RndF6hqo


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