夢の中の私の影
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#101 [紫陽花]
「大体のことはお分かりでしょうが、大切な話とは最近あなたの周りで起こった連続殺人事件のことです」

“連続殺人事件”

ニュースや新聞で何度も聞いてきた言葉だが被害者が自分の友達で、今まさに自分が警察所内に居ると言うことで、その言葉は重みを増しているように思えた。

⏰:08/04/29 22:05 📱:F905i 🆔:beHrmtzs


#102 [紫陽花]
浅田さんは私の目を見ながら、なおも話を続ける。

「殺された里山孝太君、赤崎ひとみさんはあなたと幼稚園からの旧友であると私どもの捜査で分かっています。それはあなたも気付いていますよね?」

⏰:08/04/29 22:06 📱:F905i 🆔:beHrmtzs


#103 [紫陽花]
やっぱり警察も気付いていたか。

「はい……そうですけど……」
浅田さんは続ける。

「ならば話は早い。私たちの調査ではまだ殺人は続くと踏んでいます。そして次の被害者は……」

⏰:08/04/29 22:07 📱:F905i 🆔:beHrmtzs


#104 [紫陽花]
そこで浅田さんは息を吸い込んだ。浅田さんが息をのむ瞬間に次の被害者まで絞り込んでいるなんて凄いなと私は感心していた。






「次の被害者は……柚紀さん、あなたかもしれないんです」

⏰:08/04/29 22:08 📱:F905i 🆔:beHrmtzs


#105 [紫陽花]
「…………は?」

次の被害者が私?

驚きを隠しきれない私をよそに浅田さんは先ほどより、ゆっくりと言葉を発する。

⏰:08/04/29 22:08 📱:F905i 🆔:beHrmtzs


#106 [紫陽花]
「私たちの捜査では殺された二人の共通点は幼稚園から高校まで一緒ということ以外分かっていません。
しかしその手がかりから考えられることは、被害者と同じ共通点をもつあなたが次に狙われる可能性が十分高いということなのです」

⏰:08/04/29 22:10 📱:F905i 🆔:beHrmtzs


#107 [紫陽花]
「ちょ、ちょっと待ってください!!頭がまだ上手く整理できてなくて……」

これ以上話が進む前に浅田さんの言葉を遮る。浅田さんはこれからまだ話があるのにと言いたそうに渋い顔をしたがお構い無しに、今度は私がしゃべる。

⏰:08/04/29 22:10 📱:F905i 🆔:beHrmtzs


#108 [紫陽花]
「今日私をここによんだ理由は私を連続殺人事件の犯人だと疑っていたからじゃないんですか!?てっきり疑われると思って……」

「柚紀さんは疑われるような何かをしたんですか?」

浅田さんは優しい顔でパニックになっている私に問う。

⏰:08/04/29 22:11 📱:F905i 🆔:beHrmtzs


#109 [紫陽花]
疑われることなんて無い!!そう主張するかのように私は勢いよく首を横に振る。
首を振るたびに髪の毛が私の頬わ叩き少しばかりイタイ。


「ならば落ち着いてください。あなたに容疑はかかっていません」

⏰:08/04/29 22:12 📱:F905i 🆔:beHrmtzs


#110 [紫陽花]
浅田さんに半ばなだめるように言われる。

「は……い。すいません、話を中断してしまって」

⏰:08/04/29 22:13 📱:F905i 🆔:beHrmtzs


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