夢の中の私の影
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#112 [紫陽花]
「いえ気にしないでください」

これが大人の対応だろうな。一気にパニックになり慌てた自分が恥ずかしくなり、顔が赤くなるのが分かった。

⏰:08/05/01 00:08 📱:F905i 🆔:KfeREKHI


#113 [紫陽花]
「では、本題に戻ります。私がさっき次はあなたが狙われるかもしれないと言いった事は覚えていますよね?」

私はコクンとうなずく。
自分は疑われないと理解した私は1分前までとは違って冷静に浅田さんの話に集中できた。

⏰:08/05/01 00:09 📱:F905i 🆔:KfeREKHI


#114 [紫陽花]
「私たち警察は次の殺人を未然に防ぎたいのです。だから……柚紀さんにはこれからの生活の中で注意していただきたいことがあります」

ここで浅田さんは一つ息を落とし、そして再び口を開く。

⏰:08/05/01 00:09 📱:F905i 🆔:KfeREKHI


#115 [紫陽花]
「これから絶対に一人で行動しないこと。特に深夜は。
あなたが知っているかどうかは分かりませんが被害者の2人は夜遅く、すなわち深夜に殺害されています。
いずれも1人で外出した際です」

⏰:08/05/01 22:07 📱:F905i 🆔:KfeREKHI


#116 [紫陽花]
そう言えばそうだ。

里山君は塾帰りに、確か赤崎さんはコンビニへ行ったときに殺されたと担任が言っていた気がする。

⏰:08/05/01 22:09 📱:F905i 🆔:KfeREKHI


#117 [紫陽花]
「学校以外で一人で出かけなければならなくなったら我々に言ってください。誰か一人護衛としてあなたについて行かせますから……。たぶんそのときの護衛は、あなたを迎えに行った堂本優人だと思います」


優人おじさんが私の護衛……確かにこの事件の担当だと言っていたが護衛までされるなんて考えてもみなかった。

⏰:08/05/04 13:10 📱:F905i 🆔:jZxzX9dU


#118 [紫陽花]
「まあ、堂本はいい奴ですし安心していいですよ。それとすいませんが、これから柚紀さん何度かここへ足を運んでもらうと思います。捜査へ協力して頂きたいのですが……よろしいですか?」

殺人犯に狙われるなんて今の私には実感もなく、どうせ帰宅部な私は放課後も休日も暇を持て余しているのだ。ならば断る理由もない。

⏰:08/05/04 13:11 📱:F905i 🆔:jZxzX9dU


#119 [紫陽花]
「これから警察の人が護衛してくださるんですよね?なら私は心強いです。もちろん協力させてもらいます」


「ありがとうございます!!絶対に連続殺人犯を捕まえましょう」

この日は浅田さんと固く握手を交わし私を威圧していた建物を後にした。

⏰:08/05/04 13:12 📱:F905i 🆔:jZxzX9dU


#120 [紫陽花]
帰りの電車の中、ガタンガタンと揺れる車内とは裏腹に私の心は落ち着いていた。

それもそのはず、私は疑われてなかったのだから。
自分だけで舞い上がっていた被害妄想だったのだ。

⏰:08/05/04 13:13 📱:F905i 🆔:jZxzX9dU


#121 [紫陽花]
それに……




私の右ポケットには唯一の家族への連絡先が眠っているのだから。

⏰:08/05/04 13:14 📱:F905i 🆔:jZxzX9dU


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