・・悪魔なキミ・・
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#101 [みい]
やっぱ似合わなかったかな…(泣)
脳内に【orz】の3文字がでかでかと現れる。
「いや!!そうゆうわけじゃなくて、その…かわいい……//」
……へ!?かっ…かわいい!?!?//
思わずばっと彼の顔を見上げると、彼は少し赤くなった顔で口元を手で隠していた。
「いっ、行こっか!!」
:08/05/10 00:39
:SH905i
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#102 [みい]
つられて赤面した私の手をとって佐々木君が歩きだす。
えっ!!//手がっ!!手がーっ!!//
触れ合う手に胸がドキドキして、気を失いそうになりながらも映画館まで足をひたすら動かした。
………………………………
「あー、楽しかったね♪」
映画も見終わってただいまお洒落なカフェでお茶中です!!//
:08/05/10 13:30
:SH905i
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#103 [みい]
「うん!!//最後泣けたよね〜…」
映画のラストを思い出して涙ぐむ私を見て、佐々木君はぷっと吹き出した。
「ちょっ…なんで笑うの!?//」
「ごめんごめん……」
もうっ、と笑いを堪える佐々木君を軽く睨んでから、私も笑ってしまった。
あ〜…やばい、幸せすぎる…//あの佐々木君とこんなに自然に話せるなんて…!!
:08/05/10 13:31
:SH905i
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#104 [みい]
ひとしきり二人で笑い合ったあと、会話が途切れる。
何となく沈黙……
佐々木君をちらっと見ると、頬杖をついて窓の外を眺めている。
うっわ!!めっちゃかっこいい…//何しても画になるなこの人…。
なんて思いながらぽーっと彼を見つめていると、不意に目が合ってしまった。
:08/05/10 13:32
:SH905i
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#105 [みい]
「そんな見てきて…何?」
くすって笑いながら聞いてくる佐々木君。
あ、やばい今の笑顔…瞬殺。ノックアウトです。どっかの悪魔のニヤつき顔とは大違い。
「あっいや…あのっ……//」
もしかして…もしかしなくても、今って告るチャンス!?//い、今言っちゃう!?!?!?//
:08/05/10 13:33
:SH905i
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#106 [みい]
「あのっ…えっと……//」
「…?」
顔を赤くしながらどもる私に、佐々木君は不思議そうな顔で首を傾げる。
だめだ……っ!!やっぱり…好きだなんて、言えないよ…。
「…トイレ行ってくるね;;」
そう言って席を立つ私を見て、そんなに恥ずかしがんなくていいのに、と佐々木君はまたおかしそうに笑った;;
:08/05/10 13:35
:SH905i
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#107 [みい]
告白もできない上に、トイレ我慢してたと勘違いされて大笑いされる私って……;;
トイレの個室に入って、大きいため息をつく。
…こんなんじゃいけない。佐々木君と恋人同士になりたいんでしょ、柚!?だったら頑張りなさい!!!!
「…うしっ!!」
心の中で自分で自分を励まし勇気づけて、気合いを入れる。
:08/05/10 13:36
:SH905i
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#108 [みい]
次こそは言う!!言うぞ…っ!!//
そう決心しながら席までの道を歩く。
「あ…れ…?」
1m手前くらいでようやく気づいた。さっきまで私が座っていた席に、見知らぬ女の子の姿がある。
「急に呼び出すからさあ〜急いで来ちゃったじゃん!!」
「わりいな!!」
:08/05/10 13:38
:SH905i
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#109 [みい]
佐々木君と親しげに話しているみたい…。
私は一歩ずつ近付いていく。
「ま、ちょうど近くにいたからいいけどお♪で、どしたの?」
女の子は長くて明るい茶色の髪の毛先を自分の人差し指に巻き付けながら佐々木君に問う。
「暇だから今からどっか行かね?」
……え…?
:08/05/10 13:39
:SH905i
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#110 [みい]
私がちょうど女の子の真後ろに来た時、佐々木君の口から信じ難い言葉が飛び出した。
佐々木君のものとは思えない軽い口調。
そして何より、彼の目が私を捕えていることに戸惑いを隠せなかった。まるで嘲るような目つき…。
「てゆーかこの子誰〜?悠の知り合い?」
女の子が私の存在に気づいて佐々木君に尋ねる。
:08/05/10 13:40
:SH905i
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